昨年もそうでしたが、今年もお盆前の棚経を、長崎でお勤めさせていただきました。
8月8日の夜に長崎へ移動し、
9日~12日まで、長崎市内をスクーターで奔走します。
9日の長崎。
台風が四国・近畿方面へそれ、心配された雨は降らずにこちらは助かりました。
しかし直撃を受けた地域の皆様は大変な状況のようです。大丈夫でしょうか?
雨は降りませんでしたが風が強い!何度もバイクがあおられました。
この日は69回目の長崎原爆の日。平和公園では祈念式典が始まった頃の撮影です。
たしか、昭和20年8月9日の長崎市上空も雲量8~9と言われていたような…。
であれば、あの日もこれくらいの曇り空だったんじゃないかなあ。
長崎市平戸小屋町から市内中心部を見ています。
翌日10日の長崎。
あいかわらずの曇天です。おかげでお参りがしやすい。
昨年は強い日差しの中、汗だくになったように思いますが、
気温もさほど上がりません。
ただ、湿度は高いですね…。ムシムシします。
長崎市立山から、長崎港を見ます。
とても高い所にあるマンションの、なおかつ高い階からの撮影ですから、
雲も近く感じますね。
鳥だったらこんな風景が見れるのかなぁ。
ちなみに、長崎の空には「とんび」が多いです。
石段を登り降りしていると、「ピーヒョロロロ…」と鳴く声が聞こえます。
自動車や路面電車の雑踏から離れた静かな路地が多いからこそ、かもしれません。
棚経のお宅へ向かう石段。
長崎では車よりもバイクが有利です。
それでもちょっと路地に入ると、長崎はこんな道ばかりですから、
バイクも置いて歩かねばなりません。
…鍛えられます。
そして、猫も多いです(笑)。
長崎の猫は、「おまがりさん」と言われます。
その名の通り、尻尾がカギになっている猫が多いのです。
その理由は諸説ありますが、これを大真面目に研究している学会もあるとか。
この子の尻尾はどうかな…?
11日の長崎。
久しぶりに日差しが戻ってきました。いい天気です。
気温も上昇。夏らしくなりました。
そして石段。この夏で何キロ痩せたかしら…?
ただ昨年も思いましたが、このような石段で行かねばならないお宅の周りは、
だんだんと空き家や更地が増えたように思います。
どうしても高齢の方には住みにくい環境ですもんね。
いずれ、この坂の町の風景も一変する時が来るのでしょうか。
長崎港の入り口にかかる「女神大橋(めがみおおはし)」です。名前の通り綺麗な橋ですよ。
有料ですがスクーターでも通れます。10円です。
そしてお参りを済ませ、お寺へ戻る途中、大きな客船が入港しているのを発見!
「ダイヤモンドプリンセス」号です。
排水量115,875トン
全長290m 全幅41.5m
乗客乗員 3800名
…町が丸ごとひとつ入って来たようなものですな。
右端の建物は3階建てなんですが… 船の大きさがわかります。
彼女、実は2004年長崎生まれなんです。
お盆ですから、やはり里帰りですかね(笑)。