九州大学は、箱崎キャンパス(福岡市東区)から、伊都キャンパス(福岡市西区~糸島市にかかる)に移転しました。糸島といえば、近年おしゃれな店が多くできており、TVでも頻繁に紹介されるような地区に、急激に変貌しています。冬はカキ小屋も多く開店することでも有名です。
そんな糸島にある九大の大学祭に行ってきました。(2022年11月)まず、HPで学祭の内容を調べてみると、事前予約が必要とのことです。午前中から1時間ごとに時間が区切ってあり、すでに午前中の枠はいっぱいなので、12時入場を予約しました。
「駐車場は数に限りがあります」とあったが、めっちゃ広い駐車場があり、楽勝で停められました。ちなみに、キャンパスに近い駐車場は満車でしたが、奥にだだっ広い駐車場があります。
入り口で予約のチェックを受けて入場しますが、当日申し込みでも可とのこと。ということは、もっと早い時間に行って当日手続きしても入れたということですが、現地での手間を考えたら事前手続きが楽ではあります。
さすが九大、普段目にしないような難しい名前の研究所があります。
一番最初に目に入ったのが、鉄道研究会です。めっちゃいい場所にあります。
本気で作ったNゲージが圧巻ですね。
JR西日本のイコちゃんだ。ちなみに、自分はO阪に住んでいたころにSmartICOCAを作って今も愛用しています。クレジットカードから直接チャージできるので重宝します。
レアなブラックイコちゃんも発見。
いろいろな研究部があるので、見て回るのが楽しいです。生物研究部におじゃましました。
ちょっと苦手な蛇さんもいらっしゃいましたが、嫌いな人も多いと思うので蝶の標本をご覧下さい。
屋台の模擬店も沢山出ていて、学生が趣向を凝らして呼び込みをしています。建屋の中でも、いくつか食べ物を提供している場所があり、「ビリヤニ」に目が留まりました。メニューを見ていたら、呼びこまれました。(笑)
バングラディッシュ留学生手の作りビリャニ弁当を1個お買い上げ。
「ビリヤニ弁当下さい」
「500円です」
テーブルが用意されていたのでそこでいただきましたが、満席の場合は、食事をとれる部屋が提供されています。辛いけど美味い、異国の味という雰囲気で、当たりでした。
隣でなにやら丸いお菓子のようなものを食べていた学生が「食べたことのない甘い味だ」というのを聞いて、ミスティというものを買ってみました。
「この、ミスティというものを下さい」
「はい、300円です」
すでにじわーっと汁がしみだしており、切ってみるとどわーっと流れ出すほど滲みている。めっちゃ甘いお菓子で、辛いビリヤニを食べた後では口直しにいいかもしれないが、これだけ食べたら甘いのなんのって。「食べたことのない甘さだ」というのは同意します。
めずらしいものをいただいた後は、さらに学内を散策します。九大ねこ部発見。
部員が5分で描いたという絵がいくつか展示していましたが、これが一番秀逸だったのでご紹介します。
九大放送研究会が、デモ放送をしていたので部屋で30分ほど聞いてみる。今はネットラジオやYouTubeでも比較的簡単に発信を始められるので、そういう放送を行っているとのことです。結構内輪ネタが多くいまいちついていけないところが多いのですが、身内(多分身内のリスナー)にはうけていました。
次に行ったのは、九大祭寄席。落語研究会部員の噺はなかなか上手です。1つくらいで出ようかと思いましたが、思いの外引き込まれるのでトリまで聞いてしまいました。
最後の演者はめっちゃうまくプロじゃないのと思われるようなレベルでしたが、企業などから寄席の出前を受けるほどの人(三回生の学生)ということで納得です。
自衛隊員みたいな恰好の人が学内で歩いていたので「なんだろう?」と思ったら、体育館でサバゲー体験をやってました。
中央ステージでのダンス・演奏や謎解きゲームなどもあり盛沢山の学園祭ですが、一部だけを紹介しました。楽しい学祭なので、来年も行ってみたいですね。