厳しすぎるとは思っていたし
事件についての街頭インタビュー(国内)でも
「正しくない」ことは認めながらも「厳しすぎる」という意見が多かったように感じてた。
そこへ
「現地イタリアの感想」
到着。
監督解任厳しさ指摘 伊紙が落書き問題で特集(抜粋)
2008年7月2日 共同通信
1日付のイタリア紙レプブリカは
「同国フィレンツェの世界遺産登録地区にある大聖堂の壁に落書きした常磐大高校の野球部監督が解任された問題」
について
「休みの日でも、地球の反対側にいても(落書きは)許されない」
と日本の処分の厳しさを指摘する特集記事を掲載。
<同紙>
「(監督の)男性は(高校職員の)職も失いかねない。(日本では)間違いを犯した人間に対し哀れみはない」
このコメント
あまり「好意的なイメージ」はない。
<イタリア世界遺産落書き>同じ聖堂、30歳の野球部監督も 茨城・常磐大高が解任
2008年6月30日 毎日jp
水戸市の私立常磐大高校長は30日記者会見し
日本人旅行者の落書きが相次いで見つかっている
「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」に
「硬式野球部監督(30)が落書きをしていたこと」
を明らかにした。
同校は
29日付で監督を解任した。
<校長>
監督はイタリアを私的に旅行していた06年1月5日、大聖堂最上階展望台の柱に落書きをした
(監督)
「深く考えずにやってしまった。大変申し訳ない」
<関係者>
落書きは油性ペンのようなもので書かれ、須田監督と妻の名前がハート形で囲まれている。
<監督>
①01年から硬式野球部の指揮を執り
②07年夏の茨城大会で準優勝
③7月5日に開幕する今年の茨城大会でもシード校に指定されている
大聖堂には
岐阜市立女子短大(岐阜市)や
京都産業大(京都市)
の学生らが落書きをしたことが
明らかになっている。
カントクがクビ。
詳しくは
こういうことでした。
<イタリア世界遺産落書き>「厳罰」処分 伊紙「あり得ない」(抜粋)
2008年7月2日
「教員、大聖堂に落書きで解任の危機」――。
大聖堂に落書きをした日本人が
日本国内で停学や務めていた野球部監督の解任など厳しい処分を受けていることに対し
イタリアでは
「わが国ではあり得ない厳罰」
との驚きが広がっている。
イタリアの新聞各紙では
1日、1面でカラー写真などを使い一斉に報道。
<メッサジェロ紙>
「集団責任を重んじる日本社会の『げんこつ』はあまりに硬く、若い学生も容赦しなかった」
フィレンツェに限らず
イタリアでは
「古代遺跡はスプレーにまみれ」
「アルプスの山々には石を組んだ文字があふれる。」
大半がイタリア人によるものだ。
<レプブリカ紙>
(大聖堂の技術責任者、ビアンキーニ氏)
「日本の出来事は落書きが合法と思っているイタリア人にはいい教訓だ」
新聞1紙というより
「イタリア全土」の感想みたいですね。
「日本の出来事は落書きが合法と思っているイタリア人にはいい教訓だ」
という言葉もあるけど
温度差がすごい。
悪戯書きが合法な訳はないから
「イタリアの状況も極端すぎる」
ということでしょうね。
伊大聖堂の落書きハートマークも 日本語は全体の1割(抜粋)
2008年6月29日 共同通信
「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」の壁には
多数の日本語の落書きが書かれていた。
日本語は
「全体の1割程度」。
この記事
はじめ見た時は
「1割も?なんて多いんだ!」
と思ったんだけど
イタリアの現状、つまり
「古代遺跡はスプレーにまみれ、アルプスの山々には石を組んだ文字があふれる。
大半がイタリア人によるものだ。」
というのを考えると
かなり、おもむきが変わってくる。
情報というのは
「その量が制限されると、正しい判断ができない」
という好例ではないだろうか?
大聖堂に落書きした茨城県の高校野球部監督解任 茨城県高野連「選手の出場機会与えたい」(抜粋)
06/30 FNNニュース
大聖堂に落書きをしたとして
強豪の高校野球部の監督が
解任された。
甲子園を目指していた有力校の対応について
30日午後
茨城県の高野連が会見を開いた。
野球部は2007年の夏
茨城大会で準優勝していた。
その監督が落書きをしていたと聞き
<私立常磐大学高校の生徒>
「びっくり」
「びっくりしました。びっくりです」
落書きをしたのは
すでに監督に就任していた2006年1月
新婚旅行でイタリア・フィレンツェを訪れた時のことだった。
「自分の名前と一緒に、妻の名前も書き、ハートで囲んでいた。」
<私立常磐大学高校校長>
「ご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした」
「聖堂の近くで(油性)ペンを販売する人から勧められて、そのペンで書いたということ」
「(書くと幸せになるから?)そういうニュアンスの勧め方をされたそうです。(幸せになると?)うん」
一度汚してしまったら、修復が難しい落書き。
<街の人>
「指導する最高責任者だから、解任になるのは当然かと思いますけど」
「書いたのは良くないなと思いますけど、処分は重すぎるかなって気もするし」
解任された監督の教え子には
「プロ野球選手になった者もおり」
強豪校に育てたその手腕は
高く評価されていた。
<私立常磐大学高校の生徒>
「(甲子園出場を目指してた夏の大会が間近に迫り)3年生も夏の大会が最後なので、やっぱり(大会に)出たいという気持ちもあるし」
<茨城県高校野球連盟>
「(30日午後、会見で)開会式も間近です。そういった中で、選手の心的状況が一番気にされるかなと思っております。あくまでも教員の私事の旅行での出来事。これまで一生懸命やってきた練習を重ねてきた子どもたちには、出場させる機会を与えられればよろしいかなと」
「これまで一生懸命やってきた練習を重ねてきた子どもたちには、出場させる機会を与えられればよろしいかなと」
当たり前だ。何の関係がある。
「(書くと幸せになるから?)」
本当にこんなこと言われたのなら
余計に同情する。
そもそも
「落書きが合法」
とさえ言われたりするお国柄であれば
周囲の人も
みんなやってたんじゃないだろうか?
「罪は無い」
とかいう気もないし
「自覚が足りなかった」
というのはまちがいないことだけど
「さまざまなことを斟酌すべきではないか」
と自分は考える。
世界遺産に落書き 野球部監督を解任(抜粋)
2008年6月30日
イタリアの大聖堂の柱に
「野球部監督(30)が書いたとみられる落書きが見つかった問題」で
同校は30日
落書きしたことを認めた監督を
29日付で解任し
無期限謹慎処分としたことを明らかにした。
<浅岡校長>
「大変申し訳ないことで、私自身の指導監督を含め責任を痛感している」
「イタリア大使館を通じ、被害回復へ向けた協議について、連絡を取っている。」
「(大会出場については)高野連の判断を待ちたい」
校長
「監督を29日付で解任し、無期限謹慎処分」とし
「大会出場について「高野連の判断を待ちたい」」
と言うからには
自分も
「学校辞めるか」
「給料を半年分もらわない」とか
そういう覚悟なんですよね。
「私自身の指導監督を含め責任を痛感」
してるんでしょうから。
高校野球と言えば
「教育の名の下に」
「一部の野球部生徒の誤った行為」や
「野球部員に在籍すらしていない一般生徒の不祥事」で
「懸命に練習してきた生徒達の努力を全て無にすることで有名なスポーツ」
ですよね。
調子のいいハナシです。
学校はといえば
成功してる時には
それを利用して
「学校の知名度を上げ」
少しでも失敗すれば
「すぐに見捨てる」。
かたや高野連は
「やたら美しい高校生像」
を勝手に作り上げ
そのイメージに合わないものは
徹底的に排除する。
本当にそんなヤリカタで
高校生たちは
正しい方向に育っていくんだろうか?
校長
あんたのそのトカゲの尻尾切りは
「本当の教育」と言えるのか?
事件についての街頭インタビュー(国内)でも
「正しくない」ことは認めながらも「厳しすぎる」という意見が多かったように感じてた。
そこへ
「現地イタリアの感想」
到着。
監督解任厳しさ指摘 伊紙が落書き問題で特集(抜粋)
2008年7月2日 共同通信
1日付のイタリア紙レプブリカは
「同国フィレンツェの世界遺産登録地区にある大聖堂の壁に落書きした常磐大高校の野球部監督が解任された問題」
について
「休みの日でも、地球の反対側にいても(落書きは)許されない」
と日本の処分の厳しさを指摘する特集記事を掲載。
<同紙>
「(監督の)男性は(高校職員の)職も失いかねない。(日本では)間違いを犯した人間に対し哀れみはない」
このコメント
あまり「好意的なイメージ」はない。
<イタリア世界遺産落書き>同じ聖堂、30歳の野球部監督も 茨城・常磐大高が解任
2008年6月30日 毎日jp
水戸市の私立常磐大高校長は30日記者会見し
日本人旅行者の落書きが相次いで見つかっている
「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」に
「硬式野球部監督(30)が落書きをしていたこと」
を明らかにした。
同校は
29日付で監督を解任した。
<校長>
監督はイタリアを私的に旅行していた06年1月5日、大聖堂最上階展望台の柱に落書きをした
(監督)
「深く考えずにやってしまった。大変申し訳ない」
<関係者>
落書きは油性ペンのようなもので書かれ、須田監督と妻の名前がハート形で囲まれている。
<監督>
①01年から硬式野球部の指揮を執り
②07年夏の茨城大会で準優勝
③7月5日に開幕する今年の茨城大会でもシード校に指定されている
大聖堂には
岐阜市立女子短大(岐阜市)や
京都産業大(京都市)
の学生らが落書きをしたことが
明らかになっている。
カントクがクビ。
詳しくは
こういうことでした。
<イタリア世界遺産落書き>「厳罰」処分 伊紙「あり得ない」(抜粋)
2008年7月2日
「教員、大聖堂に落書きで解任の危機」――。
大聖堂に落書きをした日本人が
日本国内で停学や務めていた野球部監督の解任など厳しい処分を受けていることに対し
イタリアでは
「わが国ではあり得ない厳罰」
との驚きが広がっている。
イタリアの新聞各紙では
1日、1面でカラー写真などを使い一斉に報道。
<メッサジェロ紙>
「集団責任を重んじる日本社会の『げんこつ』はあまりに硬く、若い学生も容赦しなかった」
フィレンツェに限らず
イタリアでは
「古代遺跡はスプレーにまみれ」
「アルプスの山々には石を組んだ文字があふれる。」
大半がイタリア人によるものだ。
<レプブリカ紙>
(大聖堂の技術責任者、ビアンキーニ氏)
「日本の出来事は落書きが合法と思っているイタリア人にはいい教訓だ」
新聞1紙というより
「イタリア全土」の感想みたいですね。
「日本の出来事は落書きが合法と思っているイタリア人にはいい教訓だ」
という言葉もあるけど
温度差がすごい。
悪戯書きが合法な訳はないから
「イタリアの状況も極端すぎる」
ということでしょうね。
伊大聖堂の落書きハートマークも 日本語は全体の1割(抜粋)
2008年6月29日 共同通信
「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」の壁には
多数の日本語の落書きが書かれていた。
日本語は
「全体の1割程度」。
この記事
はじめ見た時は
「1割も?なんて多いんだ!」
と思ったんだけど
イタリアの現状、つまり
「古代遺跡はスプレーにまみれ、アルプスの山々には石を組んだ文字があふれる。
大半がイタリア人によるものだ。」
というのを考えると
かなり、おもむきが変わってくる。
情報というのは
「その量が制限されると、正しい判断ができない」
という好例ではないだろうか?
大聖堂に落書きした茨城県の高校野球部監督解任 茨城県高野連「選手の出場機会与えたい」(抜粋)
06/30 FNNニュース
大聖堂に落書きをしたとして
強豪の高校野球部の監督が
解任された。
甲子園を目指していた有力校の対応について
30日午後
茨城県の高野連が会見を開いた。
野球部は2007年の夏
茨城大会で準優勝していた。
その監督が落書きをしていたと聞き
<私立常磐大学高校の生徒>
「びっくり」
「びっくりしました。びっくりです」
落書きをしたのは
すでに監督に就任していた2006年1月
新婚旅行でイタリア・フィレンツェを訪れた時のことだった。
「自分の名前と一緒に、妻の名前も書き、ハートで囲んでいた。」
<私立常磐大学高校校長>
「ご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした」
「聖堂の近くで(油性)ペンを販売する人から勧められて、そのペンで書いたということ」
「(書くと幸せになるから?)そういうニュアンスの勧め方をされたそうです。(幸せになると?)うん」
一度汚してしまったら、修復が難しい落書き。
<街の人>
「指導する最高責任者だから、解任になるのは当然かと思いますけど」
「書いたのは良くないなと思いますけど、処分は重すぎるかなって気もするし」
解任された監督の教え子には
「プロ野球選手になった者もおり」
強豪校に育てたその手腕は
高く評価されていた。
<私立常磐大学高校の生徒>
「(甲子園出場を目指してた夏の大会が間近に迫り)3年生も夏の大会が最後なので、やっぱり(大会に)出たいという気持ちもあるし」
<茨城県高校野球連盟>
「(30日午後、会見で)開会式も間近です。そういった中で、選手の心的状況が一番気にされるかなと思っております。あくまでも教員の私事の旅行での出来事。これまで一生懸命やってきた練習を重ねてきた子どもたちには、出場させる機会を与えられればよろしいかなと」
「これまで一生懸命やってきた練習を重ねてきた子どもたちには、出場させる機会を与えられればよろしいかなと」
当たり前だ。何の関係がある。
「(書くと幸せになるから?)」
本当にこんなこと言われたのなら
余計に同情する。
そもそも
「落書きが合法」
とさえ言われたりするお国柄であれば
周囲の人も
みんなやってたんじゃないだろうか?
「罪は無い」
とかいう気もないし
「自覚が足りなかった」
というのはまちがいないことだけど
「さまざまなことを斟酌すべきではないか」
と自分は考える。
世界遺産に落書き 野球部監督を解任(抜粋)
2008年6月30日
イタリアの大聖堂の柱に
「野球部監督(30)が書いたとみられる落書きが見つかった問題」で
同校は30日
落書きしたことを認めた監督を
29日付で解任し
無期限謹慎処分としたことを明らかにした。
<浅岡校長>
「大変申し訳ないことで、私自身の指導監督を含め責任を痛感している」
「イタリア大使館を通じ、被害回復へ向けた協議について、連絡を取っている。」
「(大会出場については)高野連の判断を待ちたい」
校長
「監督を29日付で解任し、無期限謹慎処分」とし
「大会出場について「高野連の判断を待ちたい」」
と言うからには
自分も
「学校辞めるか」
「給料を半年分もらわない」とか
そういう覚悟なんですよね。
「私自身の指導監督を含め責任を痛感」
してるんでしょうから。
高校野球と言えば
「教育の名の下に」
「一部の野球部生徒の誤った行為」や
「野球部員に在籍すらしていない一般生徒の不祥事」で
「懸命に練習してきた生徒達の努力を全て無にすることで有名なスポーツ」
ですよね。
調子のいいハナシです。
学校はといえば
成功してる時には
それを利用して
「学校の知名度を上げ」
少しでも失敗すれば
「すぐに見捨てる」。
かたや高野連は
「やたら美しい高校生像」
を勝手に作り上げ
そのイメージに合わないものは
徹底的に排除する。
本当にそんなヤリカタで
高校生たちは
正しい方向に育っていくんだろうか?
校長
あんたのそのトカゲの尻尾切りは
「本当の教育」と言えるのか?