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いろんな可能性を探すのはいいことだ/食事中のテレビ、子どもの肥満につながる可能性=カナダ調査

2008-07-09 23:01:54 | ニュース
うちの子はテレビのせいでデブなのね?











食事中のテレビ、子どもの肥満につながる可能性=カナダ調査(抜粋)
7月9日 ロイター

カナダのトロント大学が行った調査で

「テレビを見ながらの食事が、子どもの肥満に寄与する可能性がある」

ことが分かった。

調査への資金援助を行ったカナダ保健研究機構(CIHR)が

8日発表した。


<子どもの肥満を研究する同大の栄養学者ハービー・アンダーソン氏>
①テレビを見ながら昼食をとる子どもは
②テレビを見ない子どもと比べて228キロカロリーを余分に摂取
③理由の1つは

「いつ食べるのを止めるかという判断よりも、テレビを見ることのほうが優先されてしまう」


<同氏>
「(子どもの両親に対し)食事中にはテレビを消したほうがいい。」











こういう記事を見ると

全く面白いと思う。



何故か?



「こういう結果になりました」

っていう発表をするんだけど

もともと、こういう調査をするってことは

科学者の頭の中に

「きっと、こういうことじゃないか?」

という思い込みがあるわけです。



だから

この分析をした学者さんは

はじめから

「テレビを見ると太るんじゃないか?」

と思ってたわけですよね。



そして結果

「実証された」

ってワケです。



もっとも調査内容の詳細が書いていないので

「本当にそうなのか」は

判断できませんが・・・。



結果自体にケチをつける気は毛頭ないんですが

子供は1人でゴハンを食べてるわけじゃないですよね?



子供の健康管理や食事管理は

「親の仕事です。」



漫然と食べて肥満になるとしたら

それは

「親の目配りが足らない」

ってことじゃないでしょうか?



育ち盛りの子供は

大量にエネルギーを消費しますから

本当は

「たくさん食べてもいい」

はずなんですよね。



その子供が

太ってしまう理由は

「高カロリーのものばかりを大量に提供してる」とか
「献立に気を配らない」とか

別の要因が大きいような気がします。



少なくとも

「子供がゴハンを食べる時、提供する量や内容を決定できる」のは

親なんですから

「テレビを見ようが見まいが」

子供に適量を取らせることはできると思います。



「はい、今日はここまで」

っていうだけでいいんですから。



この間の別の記事で

「大型テレビ(プラズマとか液晶)」のヒットで

「茶の間に家族が集まるようになってる」

なんて分析をしてる人がいた。



「1人1台テレビ」
「ネットのチェック」

なんかで

自分の部屋にこもりがちだった子供たちが

「茶の間のテレビを見るために」

天岩戸を開けて出てきたってことらしい。



一家団欒を作るテレビの存在。



テレビがあると

「家族の会話ができない」

っていう人もいるかもしれない。



もちろん

「家族の会話」は

大切ですが

そのきっかけに

テレビがなって

その後

「ところで、最近、学校はどうなんだ?」

なんて話しをするなんてこともありそうです。



実際、ウチの実家は

そんな感じでした。



世の中の出来事は表裏一体。



いい面も
悪い面も

あります。



注意しないといけないと思うのは

「悪役にしやすい」からといって

安易に

「敵視」して

もっと大切なポイントを見過ごしてしまうことです。



悪役商会のメンバーの方々は

みんな怖い顔ですが











結構、やさしい人が多いと聞いたことがあります。
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