2019年1月に新たにできた落語定席の梶原いろは亭。
いつか行ってみようと思いながら半年が過ぎ、今日やっと行ってきました。
45席とコンパクトながらすべて椅子席で最前列以外は折り畳みテーブル付き。
飲食も禁止されておらず、同じキャパの黒門亭や連雀亭より寄席に近い雰囲気。
あまり落語になじみのなさそうな客層でしたが、8割ぐらい席が埋まりました。
ちなみにここの週末昼席は2300円ですが、
木戸横にチラシに500円の割引券があり、1800円で入場しました。
オプションで茶菓子や弁当が付くのですが、今回は入場のみで。
楽べえ「寿限無」
栄豊満「熊の皮」
扇 生「大山詣り」
-仲入り-
鯛 好「ちりとてちん」
紙太郎「紙切り」
やまと「阿武松」
前座は円楽党の楽べえさん。寿限無を10分程度でさらっと。
ところどころ危なっかしいような気もしますが・・・。
栄豊満(えいとまん)さんも円楽党の二つ目で初めてお目にかかります。
眼鏡をかけてマクラをしゃべり、本題に入るところで眼鏡をはずす。
たびたびこのタイプの方にお目にかかりますね。
汗を額に浮かべての熱演でした。
んー、ちょっと個人的には今一つというところ。
3席目は落語協会の扇生師匠。
旅のマクラに入ったあたりで、お、と思いましたが「大山詣り」でした。
仲入り前でこの大ネタが聞けるのはなかなかうれしいですね。
前の若手二人と違ってやはり噺に深みがあるとでも言いましょうか。
ついつい引き込まれてしまうんですねぇ。
この噺を聞けただけでもここに来た甲斐がありました。
仲入りの後は再び円楽党の鯛好さん。
40歳で弟子入りしたというプロフィールを聞いて驚き。
なるほど、落語協会では現在では弟子入りの際の年齢制限ができてしまいましたがね。
失礼ながら風格もあるのもあってか、噺も面白い。
「ちりとてちん」は何度も聞いていますが、演者によって工夫が違いますね。
調子のいい男と、後から出てくる男も演者によってキャラ設定が微妙に違うわけで。
仲入り後の楽しい一席でした。
次に紙切りになるわけですが、「はさみ家紙太郎」さんは初見。
林家一門だけじゃないんですねぇ、紙切りは。
和装ではなく、洋服で立って行うスタイルの紙切りで、
最初に鋏試しで「パンダ」「芸者さん」を切り抜き、
お客さんとのやりとりで「トラ」「トランプ大統領」「富士山」を切り抜かれました。
大声で注文する他の師匠方とはスタイルが違いますが、
トークを織り交ぜながらの紙切り芸はさすが。
林家一門のそれとはまた違った楽しみがあり、客席も沸いていました。
トリは桂やまと師匠で相撲のマクラから「阿武松」へ。
この噺を聞くのは2度目になるかと思いますが、これもまた面白い。
大飯を食べる若い力士の描写や板橋の旦那、錣山親方などそれぞれのキャラに魅力があり、
しっかり聞かせるところは聞かせて笑いもしっかりとある。
30分近くのトリネタですが、すっかりと引き込まれて聞いてしまいました。
個人的に現在の相撲界にはあまり詳しくないのですが、
寄席などで相撲の話に触れるとなんとなく気になっていまったり。
初めて足を運んだ梶原いろは亭ですが、運営から何から手作り感があり、
温かい雰囲気を感じさせられた地域寄席でした。
二つ目さんが中心にはなりますがいろいろな人を見ることができるので、
時期を見つけて再訪してみたいと思います。
恐懼謹言。
いつか行ってみようと思いながら半年が過ぎ、今日やっと行ってきました。
45席とコンパクトながらすべて椅子席で最前列以外は折り畳みテーブル付き。
飲食も禁止されておらず、同じキャパの黒門亭や連雀亭より寄席に近い雰囲気。
あまり落語になじみのなさそうな客層でしたが、8割ぐらい席が埋まりました。
ちなみにここの週末昼席は2300円ですが、
木戸横にチラシに500円の割引券があり、1800円で入場しました。
オプションで茶菓子や弁当が付くのですが、今回は入場のみで。
楽べえ「寿限無」
栄豊満「熊の皮」
扇 生「大山詣り」
-仲入り-
鯛 好「ちりとてちん」
紙太郎「紙切り」
やまと「阿武松」
前座は円楽党の楽べえさん。寿限無を10分程度でさらっと。
ところどころ危なっかしいような気もしますが・・・。
栄豊満(えいとまん)さんも円楽党の二つ目で初めてお目にかかります。
眼鏡をかけてマクラをしゃべり、本題に入るところで眼鏡をはずす。
たびたびこのタイプの方にお目にかかりますね。
汗を額に浮かべての熱演でした。
んー、ちょっと個人的には今一つというところ。
3席目は落語協会の扇生師匠。
旅のマクラに入ったあたりで、お、と思いましたが「大山詣り」でした。
仲入り前でこの大ネタが聞けるのはなかなかうれしいですね。
前の若手二人と違ってやはり噺に深みがあるとでも言いましょうか。
ついつい引き込まれてしまうんですねぇ。
この噺を聞けただけでもここに来た甲斐がありました。
仲入りの後は再び円楽党の鯛好さん。
40歳で弟子入りしたというプロフィールを聞いて驚き。
なるほど、落語協会では現在では弟子入りの際の年齢制限ができてしまいましたがね。
失礼ながら風格もあるのもあってか、噺も面白い。
「ちりとてちん」は何度も聞いていますが、演者によって工夫が違いますね。
調子のいい男と、後から出てくる男も演者によってキャラ設定が微妙に違うわけで。
仲入り後の楽しい一席でした。
次に紙切りになるわけですが、「はさみ家紙太郎」さんは初見。
林家一門だけじゃないんですねぇ、紙切りは。
和装ではなく、洋服で立って行うスタイルの紙切りで、
最初に鋏試しで「パンダ」「芸者さん」を切り抜き、
お客さんとのやりとりで「トラ」「トランプ大統領」「富士山」を切り抜かれました。
大声で注文する他の師匠方とはスタイルが違いますが、
トークを織り交ぜながらの紙切り芸はさすが。
林家一門のそれとはまた違った楽しみがあり、客席も沸いていました。
トリは桂やまと師匠で相撲のマクラから「阿武松」へ。
この噺を聞くのは2度目になるかと思いますが、これもまた面白い。
大飯を食べる若い力士の描写や板橋の旦那、錣山親方などそれぞれのキャラに魅力があり、
しっかり聞かせるところは聞かせて笑いもしっかりとある。
30分近くのトリネタですが、すっかりと引き込まれて聞いてしまいました。
個人的に現在の相撲界にはあまり詳しくないのですが、
寄席などで相撲の話に触れるとなんとなく気になっていまったり。
初めて足を運んだ梶原いろは亭ですが、運営から何から手作り感があり、
温かい雰囲気を感じさせられた地域寄席でした。
二つ目さんが中心にはなりますがいろいろな人を見ることができるので、
時期を見つけて再訪してみたいと思います。
恐懼謹言。
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