恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

傾奇者との遭遇

2006年02月05日 | 日記とか
私は人のファッションについてどうこう言えるような立場にはありませんが、
それでも時には人の身につけている衣類に関して違和感を覚えることもあります。
というのも、明らかに60才過ぎのおばちゃんがピンクのジャケットを羽織っていたり、
やたら毛皮モコモコのコートを着ていたりする場合にもいえますが、
今日の場合とはそういったものとは少々性格を異にしたものであります。

自宅近辺を歩いていたところ、向かい側から40代と思しき男性が歩いてきます。
人通りが少ないこの界隈とはいえ、最初は特に気にも止めなかったのですが、
視線を顔からやや下に移すとそこには違和感がゆんゆんと。
上にきているものこそ普通のジャケットながら、
下に着ているものが想定の範囲外。だからこそ注目してしまったんですが。

彼が身につけていたのはハーフパンツだかキュロットスカートのような代物で、
その下にはストッキングを着用しておったわけですよ。
ハーフパンツの丈は膝上まで来るような短いものであっただけに、
その異様さを一層引き立てることになっておりました。
いやぁ、これってなんかの衣装なのかもしれませんが、
正直申し上げてかなり「変」なのでありますよ。
だからといって着ている人がちょっと可笑しな人というわけでもなく、
あくまでキリッとした表情で、まったく恥じるような表情はありません。
俺の何がおかしいんだ?と言わんばかりの自信すら感じられます。

彼は私とすれ違った後も普通に歩を進めて街中へと消えていきました。
一体なんだったのでしょうか。
ひょっとして今年の春は男もストッキング着用、というのが流行るんでしょうか。
ファッションに疎い私には全然わかりません。

恐懼再拝。
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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (jun)
2006-02-07 21:41:49
私の地元にはチャップリンの恰好をしたおじさんがいます。母曰く「私が20代の頃からあの人はいた」そうで、精神が崩壊しているのか、世の中を明るくしようとしているのか、真意の程は分かりませんが、とにかく笑えます。自分があの感性じゃなくて本当に良かった、お母さんありがとうと思いました。
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Unknown (iori)
2006-02-08 22:52:29
それはきっと民族衣装
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Unknown (JAKO)
2006-02-10 01:57:26
>jun様

>世の中を明るくしようとしているのか

これだったら一番好感が持てます。

個人的な趣味だからなんともいえないけどね。

でも気になるものは気になってしまいます。



>iori様

いや、イギリスのああいうのならまだわかるんですが。

あれは違ったのよ。
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