恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

2/9(日)二楽劇場in高円寺@長善寺

2020年02月09日 | 噺とか
もうこれで4年連続になりましょうか、この時期の恒例となりました。
高円寺演芸まつりの一環として行われているイベントの一つで、
夏に内幸町ホールで行われている「二楽劇場」のスピンオフ企画。
お寺の本堂で80名限定の紙切りのイベントですが、
今までになく大勢の人出があって、ほぼ満席状態でした。
木戸銭も1000円とお手頃ですもんね。

八 楽「初天神」
二 楽「紙切り」(松之丞・チコちゃん・名残雪)
二 楽「紙切りSTORY」

八楽さんの落語は「からぬけ」だけかと思いきや、「初天神」もあるのですね。
途中までいい調子かと思いきや、途中から何やら迷走。
まだかけ始めたばかりなのかしら。

二楽師匠のリクエスト紙切りは鋏試しに「ウルトラの豆まき」。
ここのところ寄席でやたらと声がかかるので10回以上切ってるとか。
たしかにウルトラマンファンからしたら面白いですよねぇ。
その後、チコちゃん以外の作品にはウルトラ怪獣を入れるサービス。
んでもって、一通り切り終わると弟子の八楽さんとともに紙切り。
八楽さんが「虎」を切り、二楽師匠が「寅さん」を切る。
八楽さん、まだまだこれからの活躍に期待です。

短い休憩をはさんで「紙切りSTORY」になります。
夏に見たはずなのですが、うろ覚えなところもあるのでこれはこれでよし。
内幸町ホールとは違って狭い環境ながらも音響はしっかりしているので、
紙切りの影絵と音楽が相まってとても良い雰囲気になりました。

笑いもありながらほろっと来るところもある二楽劇場。
コンパクトな会場で楽しませていただきました。

恐懼謹言。
コメント
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