恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

3/5(日) 鈴本演芸場 昼席

2017年03月05日 | 噺とか
先週に引き続き、鈴本へ。3月上席・昼の主任は正朝師匠です。
おそらくこの日は顔付けのいい浅草に流れたのか、日曜ですが座席に少々余裕がある。
立ち見が出るような熱気よりも自分の両サイドが空いているぐらいがちょうどいいですね。

市 若「金明竹」
朝 也「壺算」
美智 美登
南 喬「鮑のし」
志ん陽「代書屋」
笑 組
はん治「妻の旅行」
歌 奴「初天神」
鏡味仙三郎社中
小袁治「夢の酒」
─仲入り─
小円歌
菊之丞「短命」
藤兵衛「まんじゅう怖い」
二 楽「夕焼け小焼け・植木市」
正 朝「祇園祭」

・志ん陽師匠、声量があって客の男の雰囲気がよく出ているなぁと思いました。
 初めて寄席に来たであろうお客さんにもうけていました。

・菊之丞師匠、先日は急病で代演だったので心配したのですが、
 いつもどおりで安定。よかったよかった。

・正朝師匠の「祇園祭」は、江戸の男が啖呵を切るところが小気味よくていいですね。
 上方の男の笑い方などのしぐさも、らしさが出ていて楽しめました。

とはいえ、本当なら浅草の顔付けがいいから昼から夜までいたいのが本音ながら、
土曜が仕事だと、日曜を一日寄席に費やしてしまうことに少し逡巡してしまうのが本音。
これでいいのだ、と自分に言い聞かせる。

恐懼謹言。
コメント
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