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こんどはゲーム業界に土石流。最大手テンセント株が暴落   日本のゲーム業界にも波及した「ゲームは精神のアヘン」

2021-08-29 20:32:06 | 日記
「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和三年(2021)8月4日(水曜日)弐
通巻第7007号
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 こんどはゲーム業界に土石流。最大手テンセント株が暴落
  日本のゲーム業界にも波及した「ゲームは精神のアヘン」
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 中国共産党が初めて正論を吐いた。「ゲームは精神のアヘンだ」。
三日前の「教育産業は利益追求であってはならない」につぐ、第二の土石流となった。

 宗教はアヘンと早くから共産党は唱えて来たが、文字通りに受け取る向きは少なく、ようするに共産党独裁そのものが一神教だから、ほかのカルトの存在は認めない、抹殺の対象である、と宣言していたことになる。

 8月3日、共産党御用達の国営通信社・新華社系の『経済参考報』が「子どものオンラインゲーム中毒の蔓延に苦言を呈し、「ゲームの有害性が高まっている。まさに『精神のアヘン』、『電子薬物』という批判があるが、どのような産業であれ、スポーツであれ、社会をむしばむような発展は望ましくない」としたのだ。

これによって中国最大のゲームソフト企業テンセントの株価が暴落、日本のゲーム業界の株価にも波及した。
日本のゲーム大手はソニー、任天堂、バンダイナムコなどで、この業界の規模は5・3兆円(ほぼ日本の防衛予算に匹敵)、9・7%の成長率を誇った。地下鉄や電車に乗ると分かるが、90%近い乗客はスマホを見ている。その半分近くがゲームをしている。精神の荒廃が、ここまで来ている暗黒は、中国に限った現象ではない。

テンセントは三月に日本企業「楽天」への出資をしている。これは「テンセントリスク」と大騒ぎになった。楽天へ日本郵政が8・32%、テンセントは3・65%を出資したのだが、楽天の幹部は「なにも問題はない」と言い切ったが。。。。

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