沖縄・台湾友の会

《台湾に興味のある方》《台湾を愛する方》《不治の病・台湾病を患ってしまった方》皆んなで色々語り合いたいものです。

「台湾の声」台湾進出成功の第一歩は台湾人を知ること

2023-08-16 10:36:32 | 日記
台湾進出成功の始まりは台湾人を知ること 

韓国で人気のフライドチキンチェーン、キョチョンチキンが8月に台湾進出。台湾進出で成功するための事前準備とは?


米国のハト派シンクタンクも中国観は強硬   習近平政権がつづく限り米中関係はかわらない

2023-08-16 10:35:32 | 日記
「宮崎正弘の国際情勢解題」 
    令和五年(2023)8月17日(水曜日)参
        通巻第7866号 
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 米国のハト派シンクタンクも中国観は強硬
  習近平政権がつづく限り米中関係はかわらない
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ブルッキングス研究所のアナリスト、ライアン・ハスは嘗てオバマ政権のアドバイザーだった。ハスは「米中関係は習近平が権力の座にいる限り変わらない」と見通し、続けた。 
「中国に期待できるのは、問題解決を望む新世代の指導者が出現することしかない。よりよい未来なぞ想像できないが、習近平は死にゆく指導者で、彼が永遠に中国を支配し続けるわけではない」

 中国と米国は一時期蜜月のように戦略的パートナーとか言い合っていたが、急激に関係悪化となって、昨今は関係の再構築を模索しだした。ブリンケン国務長官やイエレン財務長官、ケリー気象大使らが連続した中国を訪問した。

 なにも変化はなかった。むろん、ブリンケン如き軽量級が訪中してもまともに相手にされない。中国はトランプを期待しているのだ。

ところがライアン・ハスの分析では、「習主席は現在、山積する課題に直面しており、西側の圧力のペースを緩めることが習主席の利益になる。台湾と米国では選挙が行われる季節だから、台湾海峡の安定が脅かされるだろう。リスクは台湾からではなく、中国から来る。したがって米国は台湾を独立国とは認めていないものの、力による現状変更に反対しており、台湾防衛を支援する法的義務がある」。

ありきたりに聞こえるが、中国に大甘だったオバマ政権の高官が、こうした分析を共有していることに留意すべきだろう。ブルッキングスはリベラルの巣窟であり、米国のハト派インテリが集うシンクタンクである。

麻生太郎の牽制球

2023-08-16 10:34:52 | 日記
麻生太郎の牽制球

台湾独立建国聯盟日本本部 林省吾

8月7日〜9日に訪台した麻生太郎自民党副総裁は、「お金をかけて防衛力を持っているだけではだめで、いざとなったら台湾防衛のために使うという意志が必要」「日本、台湾、米国をはじめとした有志国は強い抑止力を機能させる覚悟が求められている。戦う覚悟だ」と発言し、物議を醸した。

実に面白いのは、中国外交部の報道官より真っ先に批判の先陣を切ったのが日本の親中メディアと政治屋達だったことだ。どうやら「戦う覚悟」の4文字が気に入らないらしい。「失言」「中国に対する挑発だ」「台湾もいい迷惑だと思う」など、発言した人の名前を伏せたら、中国政府のプロパガンダにしか聞こえない。

まずは台湾人として言っておく。迷惑のわけがない。やっと日本の政治家の口から、日本は台湾有事の当事者であることを意識した発言を聞けて、むしろ大歓迎だ。ただ、筆者は問いたい。日本は抑止力を行使する準備をできているのか?

麻生副総裁の発言は一種の牽制球である。牽制の対象は三つある。

一つ目はもちろん中国。中国の台湾侵攻に対し、日米は黙って見殺しするわけがないと明言し、自重しろと牽制した。

二つ目の対象は台湾。麻生副総裁はメディアに対しこうも述べた。「(台湾の総統選後に)急に中国と手を組んでもうけ話に走ると、台湾の存在が危なくなる。選挙結果は日本にとっても極めて大きな影響が出る」。日本とアメリカが一番恐れるのは台湾に再び親中政権が誕生すること。日米が台湾海峡の平和を維持する決意を明言した今、当の台湾人には台湾を守る決意があるのか? 日本とアメリカはそれを知りたがっている。

麻生副総裁が牽制した三つ目の対象は、実は日本だ。防衛力は使う覚悟があるからこそ抑止力になる。残念ながら、防衛力の使用方法はまさに今の日本の課題。中国が尖閣界隈に挑発を繰り返すのも、日本は簡単に手を出せないことを知っているから。個別自衛権の行使さえ躊躇するなら、集団自衛権の行使は考えられない。実際、日台の間には安保条約がない。現時点では台湾有事の際に自衛隊はせいぜい米軍の後方支援しかできず、麻生副総裁が言う台湾防衛はおろか、台湾や台湾に近い先島諸島にいる日本国民さえ守れないのが事実だ。真の抑止力を手に入れたいなら、至急日米台三か国の安保対話を行うべきだ。

Freedom is not
free、自由は犠牲なくして手に入れることはできない。専守防衛にも「戦う覚悟」が必要だ。東アジアの安全を脅かしているのは最初から中国である。挑発してきたのも中国である。それなのになぜ日本の国会議員とメディアは中国に忖度するのか理解に苦しむ。裏の事情はさておき、彼らの言動を見れば、日本より中国の利益を優先しているのは明らかではないか。

筆者は既に来年1月の台湾行き航空券を用意した。一台湾人として台湾を侵略者の手から守るべく、台湾に戻って一票を投じたい。日本国民を守るべきなのは、政府だけではなく、日本国民自身でもある。皆様と共に東アジアの平和に尽力したいと切に願う。


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台湾の声


中国の出生率は1・09,日本より低い!   若者の失業率公表を中止、GDP成長率は0・8%に急減した

2023-08-16 10:30:46 | 日記
「宮崎正弘の国際情勢解題」 
    令和五年(2023)8月16日(水曜日)弐
        通巻第7865号 
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 中国の出生率は1・09,日本より低い!
  若者の失業率公表を中止、GDP成長率は0・8%に急減した
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 2023年のGDP成長率目標は5%だと全人代では謳われた。
上半期のそれは0・8%だった。とても目標値達成は困難である。

 そのうえ、8月15日に発表された中国の出生率が1・09と、おどろくべし、日本よりも低くなった。
ちなみにアジアの工業国では台湾が1・09で中国と同じ。ついで韓国が1・11,シンガポール1・17,香港が1・23。日本は1・39(データはCIAの23年ファクトブックによる推計値)
https://eleminist.com/article/2585

中国国家統計局が、6月まで公表していた「若者の失業率」の数字発表を止めた。
「今後は世代別失業率の発表はしない」と国家統計局は方針変更の弁。ちなみに6月の若者の失業率は公式数字が21・3%,中国の人口学者の推計では実態は50%前後だと見られる。

シャドーバンキングの債務合計が1380億ドル(およそ20兆円)に積み上げっているが、失業増大で、中国の低所得者、若者がサラ金からカネを借りている証拠だろう。金融危機が表面化しているが、経済ブレーンがひとりもいない習近平政権が、これからいかような経済政策の舵取りをするのか?

キャンプディビッド山荘でひらかれた日米間の首脳会議を中国は「これはアジア版NATOへの動きだ」と過大評価的な観測をなして、なにかを隠蔽している。

中国の豪雨。天安門広場も冠水、死者行方不明は桁外れに多いのでは?    北京中枢と雄安都市をまもるためダムを放水、水の流れを変えたようだ

2023-08-16 10:28:06 | 日記
「宮崎正弘の国際情勢解題」 
    令和五年(2023)8月16日(水曜日)
        通巻第7864号 <前日発行>
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 中国の豪雨。天安門広場も冠水、死者行方不明は桁外れに多いのでは?
   北京中枢と雄安都市をまもるためダムを放水、水の流れを変えたようだ
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 七月下旬から中国各地をおそった豪雨は各地に甚大な被害をもたらした。土砂崩れ、河川のはん濫、道路の陥没、濁流は農耕地も冠水させた。
じつに140年ぶりの豪雨といわれ、天安門広場までが冠水した。下水、排水溝などのインフラに問題があることが浮き彫りとなった。雨の度に幹線道路が冠水するジャカルタと変わらない。

河北省の保定(蒋介石の軍人学校があった)で死者行方不明が28人。北京で10名が死亡。吉林省の舒蘭では15名が死亡もしくは行方不明となった。七月の台風五号では福建省で145万人が被災した。四川省から重慶、陝西省、浙江省にも被害が及んだ。

ユーチューブに投稿された現地の写真や映像をみると、車がつぎつぎと流され、なかには大型のコンテナも流れているではないか。北京を囲繞する河北省の農地はおそらく農耕ができない被害と想定される。

現実に食品の値上げ、鶏卵、豚肉からコメにいたっては15年ぶりの高値をつけた。上海の農業改良ラボでは人工肉が開発研究されてきたが、まもなく食卓に登場するだろうとRT紙(8月13日号)が書いている。

 被害の分析をみると河北省から天津にかけて被災地が集中しており、郊外の盧溝橋の隣に架橋された新橋も流された。また北京空港も冠水し、さらに西側の海淀区などでも道路陥没などの被害が目立った。海淀区は北京中央からバスで一時間ほどの郊外であり、田舎の印象がある。

 水流の専門家が流れを追って「これはダムを予告なく放水して濁流の流れを変えていた」と分析した。
つまり北京中枢部と雄安都市を守るために、他の地区の被災を致し方なく犠牲としたという意味になる。雄安都市は新都心として習近平がすすめる鳴り物入りのプロジェクトであるからには水没させるわけにはいかないのだ。

天安門広場が冠水した写真や映像は多くの投稿があったので知ることころだが、故旧も床上浸水だった。
となると共産党幹部の陣取る中南海にも被害が及んでいるはずである。