沖縄・台湾友の会

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イランが弾丸1億発、炸裂・榴弾など30万発をロシアへ供給していた   ドローンばかりか、実質の軍事援助。しかし総てがイラン製か?

2023-03-15 19:20:17 | 日記
「宮崎正弘の国際情勢解題」 
    令和五年(2023)3月9日(木曜日)弐
      通巻第7666号  
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 イランが弾丸1億発、炸裂・榴弾など30万発をロシアへ供給していた
  ドローンばかりか、実質の軍事援助。しかし総てがイラン製か?
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 さきにイランが相当数のドローンをロシアに供与したことは公然の秘密だった。
 イランはプーチンの弾薬、武器不足に対して、夥しい武器弾薬を1月にカスピ海ルートで輸送していた事実が判明した。

 イランの港を出港した弐隻のコンテナ船はカスピ海を北上し、ロシアとカザフスタン国境に近いカスピ海北端のアストラハン港へ陸揚げされた。
 200のコンテナを積載していた。そのコンテナの中味は弾丸1億発、破裂・炸裂弾や榴弾などが30万発。そして防弾チョッキにヘルメットなどが1万(『ザ・タイムズ・オブ・インディア』、3月8日)。この夥しい量はすべてイランの在庫だったのか?

 カスピ海はチョウザメのキャビアが有名だが、アゼルバイジャン沖、トルクメニスタン沖では原油とガスのプラットフォームが林立している。バクーはいまや摩天楼だらけだ。このカスピ海を航海するコンテナ船を西側は監視していなかった。そのうえカスピ沿岸諸国に強固な親西欧国家はない。

 一方、中国はウクライナ戦争を詳細に分析する部署が解放軍内にあり、ロシア軍の脆弱性をつぶさに解析していた。関係者の話を総合すると、緒線でのロシアの躓きは英米が供与した対戦車ミサイルのジャブリンや対空ミサイルのスティンガーの威力だが、これらを効果的にしたのはイーロンマスクが提供したスペースXの通信網だったと結論つけた。

ロイター(3月8日)に拠れば中国の武器開発は軍とメーカーが共同で行っており、スペースXの類似衛星開発、ならびに打ち落とす技術の研究を本格化させる方向にあるという