沖縄・台湾友の会

《台湾に興味のある方》《台湾を愛する方》《不治の病・台湾病を患ってしまった方》皆んなで色々語り合いたいものです。

新冷戦下で英国は5年内に台湾を承認か

2020-06-09 21:10:49 | 日記
【メルマガ台湾は日本の生命線!】新冷戦下で英国は5年内に台湾を承認か


ブログ「台湾は日本の生命線」より。ブログでは関連写真も↓
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-3512.html

2020/06/03/Wed

英国ではラーブ外相が首相代行当時の5月16日、「(対中関係は)全てが元通りにはならない」と断言し、中国の武漢ウイルスの感染拡大に関する責任を追及する構えを強調。更に28日には香港国家安全法の導入決定を受け、英国海外市民旅券を持つ香港人に英市民権が得るようにすると表明した。

このように英国は、ポスト武漢ウイルスの新冷戦時代を見据えながら、米国と共に対中強硬姿勢を強めているが、何と台湾承認を目指す動きもあるらしく、もしそれが実行に移されれば、中国の反撥の大きさは想像も及ばず、必ず世界に激震が走ろう。

英紙サンデーエキスプレスが31日に伝えたところによれば、「内閣首長は如何に台湾を支持すべきか検討中で、5年以内に北京に挑んで台湾を正式に承認する考え」だという。「もし中国が今の路線を進み続けるなら、我々は最終的には台湾承認を決め、他の国家と同様に扱い、軍事的に台湾を守ることになる」と話しているそうなのだ。

また英議会の親台派議員グループのロージンデル副会長も、「英国が長期間とってきた台湾への態度は恥ずべきものだ。中共の台湾への攻撃や支配を許してはいけない。台湾は東亜における民主の灯台であり、英国や盟邦はこれを守るべきだ」と話している。

また専門家たちからは「5年内の承認する可能性はあるが、それ以前に台湾を応援する様々な手段が考えられる。例えば台湾の駐英代表への完全なる外交官の地位の付与、英国の南太平洋における外交パワーを用いた中国の拡張抑止への協力などだ」「正式に承認するかは否かは中国次第だが、5年を待たず行われるかもしれない。中国に変化の兆しがないからだ」等々の指摘が聞かれるという。

かつての冷戦時代、例えば米国などは主敵たるソ連牽制のために中国との関係改善に乗り出し、台湾を外交的孤立へと追い遣ったものだが、今や主敵はロシア(旧ソ連)というより中国となっている。そのため新冷戦時代では、中国の脅威が増加すればするほど、多くの民主主義国は台湾との新たな関係構築に乗り出すのだろうか。

いずれにせよ「全てが元通りにはならない」のは当然であり、中国の顔色を窺って台湾排除を続けてきた国際社会には、何らかの変化が生じることは必定だろう。そうした時代の幕開けを予感させるのは、こうした英国の動きと言えそうだが、日本もまた、そうした戦略的発想を持つべきだと主張したい。

なぜなら日本は台湾とは一蓮托生。どこよりも「中共の台湾への攻撃や支配を許してはいけない」からである。

高雄市長へのリコールが成立。国民党は強い衝撃を受けたが   韓国諭の敗北によろめくほどのショックを受けたのは中国共産党だろう

2020-06-09 21:03:26 | 日記
「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和2年(2020)6月7日(日曜日)
        通巻第6526号
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 高雄市長へのリコールが成立。国民党は強い衝撃を受けたが
  韓国諭の敗北によろめくほどのショックを受けたのは中国共産党だろう
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1月11日の台湾総統選で、蔡英文に惨敗した韓国諭に、もう一つの屈辱的衝撃。
敗北後の韓国諭は高雄市長を続けてきたが、市民のリコール運動がおびただしい署名をあつめて、6月6日に住民投票が行われた。

成立は予測されたが、その票差である。
リコールに同意が、なんと93万9090票、同意しないが2万5051票。リコールは成立し、韓市長は罷免される。

この住民投票の結果が意味することは国民党の人気失墜という台湾の政治環境の変貌ばかりではない。台湾国民の中国への不信が爆発してのである。
昨年の香港の一連の民主化運動に血の弾圧で臨んだ香港政庁だが、その背後にあって指令を出していたのは中国共産党であり、こうした一連の出来事は台湾に跳ね返って、意気消沈していた民進党に巨大なチャンスをもたらした。

昨夏まで対中問題で、態度の煮え切らない蔡英文は人気低迷に悩んできたが、香港問題は神風となった。ムードが劇的に変わり、民進党優位となって総統選挙を迎え、韓国諭に圧勝した。

そして、コロナ騒ぎ。米国の強い台湾擁護姿勢と武器供与ばかりか、台湾旅行法についで「TAIPEI法」が成立。米中貿易戦争によるトランプのファーウェイ排除とELリストによる中国企業排除、ハイテク防衛措置などによって、台湾企業は米国への工場移転を決めた。

5月28日、全人代における「香港安全条例」の採決で、中国への嫌悪感、中国の唱える「一国二制度」の欺瞞が鮮明に露呈して西側は中国非難の大合唱となる。
これらがないまざとなって高雄市長リコールの成立となったのである。


【速報】韓流バブルはじける:韓国瑜市長リコール案成立

2020-06-09 21:01:42 | 日記
「台湾の声」【速報】韓流バブルはじける:韓国瑜市長リコール案成立


2020.6.6 18:20

韓国瑜市長罷免案成立が確定した。

市長就任後まもなく総統選に出馬し、市長満足度調査では最下位であった。初めての直轄市長のリコール案であり、その成立も初めてのことである。実力が重視される傾向が強まり、中国の影響力が低下するであろう。(台湾の声編集部:多田恵)

罷免同意票が不同意票より多く、有権者数の4分の1に達することにより、罷免案が通過(成立)する。今回有権者数は2,299,981人であり、574,996票以上の同意票により罷免が成立する。

参考:
高雄市の過去の選挙における韓国瑜の得票状況

総統選挙(高雄市における得票)(2020年1月11日投開票)
韓国瑜、張善政(中国国民党) 610,896票
蔡英文、頼清徳(民主進歩党)1,097,621票

高雄市長選挙(2018年11月24日投開票)
韓国瑜(中国国民党)892,545票(53.86%)
陳其邁(民主進歩党)742,239票(44.79%)