今回の旅は、「韓国の農業遺産等を訪れる」です。
済州島(チェジュとう)に来ています。
朝鮮半島の西南にあり日本海の間にある火山島です。
長崎県の五島列島に一番近く、約180Kmの距離があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/8a/6258845e88bfd38611e95c823269a0e4.jpg)
ここは済州道・ 西帰浦市・表善面・表善里の済州民俗村博物館です。
1890年代の伝統家屋100棟以上が、そのまま保存された野外博物館です。
家屋は、実際に済州道の人々が暮らしていた家を柱から石1個まで
そのまま持ってきたもので、ほぼ完璧に復元しています。
済州ならではの生活や風俗を感じられました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/24/065fbffab162dea3c27125cf594e3eb4.jpg)
茅葺の家です。
米の採れない済州島では、藁がないため、ススキで屋根を葺きます。
茅葺の屋根とそれを茅縄で縛った民家です。
茅葺屋根の葺き替えは1~2年ごとに行うが、屋根の上に茅を敷きひろげ、
それが風で飛ばされないように茅縄を網状にかけてくくりつけています。
屋根は全体に丸みをおびていて、低い。
これも強風に対して抵抗を小さくする目的と考えられます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/01/8293117fbb33304d6fea5b71e39ddd3f.jpg)
「オルレ」です。
通りから家に通じる狭い路地を済州島では「オルレ」と言います。
「オルレ」は済州島だけにある独特な文化で、長く うねる ような
石垣は強い風を和らげるています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/8c/c66ec416cf546132e91fb4a76e8219ce.jpg)
「チルソンヌル」です。
穀物を守り、富をもたらしてくれると言う蛇の神様を祭る為に
民家の入口に設けています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます