今回の旅は、「初冬の奥信濃路を訪れる」です。
ここは野沢温泉村・豊郷・前坂です。
広々としたほ場整備の済んだ「野沢沖の棚田」です。
名湯・野沢温泉とスキー場が霧の中にあります。
温泉好きであれば、野沢温泉は四季を問わず楽しめます。
なにしろ風情ある共同浴場は多いし、
地元民の生活の場として賑わう湯元も見学できるます。
野沢温泉のシンボルとも言える「麻釜」です。
麻釜と書いて「おがま」と呼びます。太古の昔より湧出する源泉です。
現在は野沢菜や野菜類を洗ったり、卵をゆでたりするのに
地元住民の方が使用している自然の茹で釜として利用されており、
住民が交代で清掃・管理されています。
「七草粥」
正月七日を「七日正月」といい、朝食に七草を入れたお粥を
食べて「七草の祝い」をします。
「七草粥」は、青菜が少ない時期にビタミンを取り入れるためにも、
正月のご馳走で疲れた胃腸を休ませるのにも都合がよく、
理屈にかなっています。
古くからの知恵を感じさせる、忘れたくない行事です。