今年5月、5歳の男の子の遺体が、7年間も放置され白骨遺体として発見され、父親が逮捕された事件があった。
思い出しても胸が痛くなる事件だった。。。。
この男の子は3歳の時に、朝の4時半にTシャツにオムツ、裸足のまま路上を歩いていて保護されたものの「迷子」として処理され、
小学校入学前の健診も受けず、小学校にも登校しないままだったにも関わらず、だれも、どこからも、手が差しのべられず、母親にも、父親にも、放置されたまま死んでしまった。。。。
この事件の後、各地で調査がなされ、「所在不明」の子どもが日本に少なくとも1600人以上いることが、(やっと)把握できたという。
「所在不明」の子どもたちをもれなく確認できるシステムの設立を求めるサイトがあると、友人がメールで知らせてくれた。
サイトにリンクしてネット上で署名ができる仕組み。
一人でも多くの声が集まって、声を発することができない子どもたちを一人でもなくすために、署名に協力しよう。
少子化対策だの、育児支援だの、政治家や行政は声高に叫ぶが、「もっと産め」というなら、「生まれて、今ある命を大事にしろ!」と言いたい。
それは社会全体の、政治と行政の、責任でもあるのではないの?