いわをのニューヨークでSink or Swim!?

「Sink or Swim」=「いちかばちか、やってみるしかない」の意。
だって、一度きりの人生だもの。

NYCの夏、日本の夏、キンチョーの夏

2007-07-26 15:11:23 | イベント

7月6日、七夕の1日前にNew York到着だった母。
JFK空港JALカウンターには、笹が飾られていました。
こういうの、嬉しい


7月もあと1週間で終わり。

こちらNew Yorkでは夏の始まりが早い(6月くらいから夏な感じ)ため、
まだこれから8月だったんだ、という感じもする。

そして同時に、

ご近所では、週末になると
BBQパーティーが至るところで開かれていたり、
道路で子どもたちが水遊びをしていたり
(気をつけないと通行人にも水がかかる)、
爆音(まさにこの表現がふさわしいと思う)で
音楽がかかっていたりすると、
あぁ、夏だなぁと実感する今日この頃。

Manhattanでは感じることの出来ない夏、
New York Cityのリアルな夏が、
私の住むBedford Stuyvesant地区(Brooklyn)にはあるような気がする。

特に、みんな流す音楽の音量がハンパない。
まさに、爆音。
さすがに私も最初はびつくりした。
しかし、「郷に入っては郷に従え」。
今や、「住めば都」にもなりました。


私の育った地元平塚でも、
週末になると暴○族がハンパなくうるさいのと一緒か。

いや、それとは意味が全然違いますね。



さて。
日本の夏はこれからが本番ですね。
そして、忘れちゃいけない、花火大会の季節。
私の地元平塚でも8月のはじめにあります、花火大会。
その他にも、
鎌倉、横浜、熱海、東京…と数々の花火大会が目白押し。

日本の夏、
キンチョーの夏、
湘南(厳密に言えば平塚は「西湘」だけど)の夏。
いいなぁ。

で、
花火大会といえば、浴衣。
みなさんこれから着るのかしら。


私も、花火大会ではないが、今年の七夕は浴衣を着て楽しんだ。
日本から母が到着したのが、7月6日。

つい数ヶ月前のゴールデンウィークに
家族集合in NYCしたばかりなので、
また来ちゃいました状態の母。


しかし、何を隠そう。
今回の滞在は、母にとって人生初の「一人旅&海外長期滞在(2週間)」。
飛行機の行き(成田→NY)は、
運よくビジネスクラスにチェンジできたにも関わらず、

サービスを楽しむのも忘れ、
約9時間ほど熟睡していたとかで。

もったいない!!!
って思わず言っちゃいましたけど。

さすが、母。


ということで、今回。
母と2人分の浴衣を持ってきてもらい、
7月7日の七夕は一緒に浴衣を着て出かけた。


亡くなった祖母が作ってくれた、オリジナルの浴衣。
今やモダンでかわいい浴衣がたくさんあるけれど、
私は世界にひとつしかない、このシンプルな紺の浴衣が好きだ。

母に着せてもらう予定ではあったが、
結果、私が母に着せてあげた。
帯も覚えれば…できるじゃん!みたいな。


日本人の多いNew York、浴衣はもはや珍しくはないだろうと思っていたが。
私のご近所を歩いていると、多くの人が興味深々の様子だった。
「KIMONO、KIMONO」と声をかけてくるおばさんや若い女の子。

浴衣と着物の違いは分かっていないようだった。
その2つの違いを軽く説明すると、
「Wow~!」
って。



Manhattanに出て、
チェックしてみようと出かけたのが、

ユニクロ。

ユニクロ(SOHO)
546 Broadway
http://blog.goo.ne.jp/iwao0724/d/20061113

今や、日本のユニクロではお手頃価格でカワイイ浴衣が買えるようになった。
では、こちらのユニクロではどうでしょう。



このロゴも見慣れてきました



店内のポスター。
日本でも「UT」(都内限定?)、あったとか?
(日本からTシャツを届けてくれたYouや氏&Yu美さんどうもありがとう)


店内入ってウロウロ。
見当たらない。

うーん、やっぱこっちではないのかなぁ。

なんて思っていたら、
何も聞いていないのに、店員さんから
「Come on!」
って。

???

とりあえずついていく母と私。

あ。



あった


1階奥に浴衣コーナーありました。



置いてあるものは日本と同じ




結構種類ありました


気になるお値段は…



$39,90。
セールになってこの値段なので、
発売したばかりの頃はもう少し高かったのかな。



この説明を読んでいるお客さん、結構いました


浴衣売り場は、大混雑とはいかないまでも、
そこそこ人がいた(ほとんど外国人)。
ただ、みんな見るものの、買っていく人はいなかった。

着たくても、着かたが分からないとのこと。
確かに、説明書が入っているとは言っても、
私たち日本人のように馴染みもないと難しいかな。


でも、浴衣のオシャレを楽しめるNew Yorkerが増えたら、
それは日本人としては嬉しいことですよね。



その後、ブラブラ歩きながらTimes Squareまで行ったら。
スクエアのど真ん中、
まさに写真撮影の名所で行われていた


ポリスとの写真撮影ターイム!


これって、日本じゃありえないよね~なんて話していたら。

なにやら騒がしい。
何だ!?



続々登場、4台並んじゃった


記者会見なみのフラッシュの嵐。
笑える。
写真撮影用に、おとなしく、いや凛々しくポーズをとるポリスたち。

そのどさくさにまぎれて、

「私後ろに入ってきちゃおうかな」

と母。

えっ?

でも、ちゃんとその瞬間おさえました(↑)。


そんなこんなであっという間に過ぎた七夕。


浴衣や着物を着ると、気分もしゃんとする気がします


帰り際、
地下鉄のホームで出会った日本人男性から、

「今日どこかで何かイベントあったんですか?」

私たち:「いや、特に。ただ、今日七夕なので。」
男性:「あぁ、そうでしたね~。いいですね、風情があって…」


そうですよね、
こちらでは七夕って特にイベントとしてあるものではないし。
日本とNYCの夏、コラボで楽しむ!ということで。


友達の彼、Antoine(上)と、ルームメイトのNathan(下)に
甚平を着てもらった。


結構


似合ってますよね



これから花火大会に出かける方々、
浴衣を着て出かけるのが楽しみですね。


日本はまだ梅雨明けしていないようで、
蒸暑い日が続いているとのこと。
皆さま体調崩されないようにお気をつけください。

そして、
Enjoy!!! 日本の夏!!!




空港にあった笹。
短冊がつるせるようになっていたので、
母の到着記念に2人でぶら下げました