腰椎圧迫骨折が発覚後、自力での歩行が困難となり、拒否していた杖を使わざるを得なくなったBこさんですが、なにしろ、痛みがない(感じない?)ので、自分では動いているつもり(動けているつもり)らしい。
その為ざまざま↓(前記事をご覧くださいませm(__)m)事件は起こるのですが、とりあえず、コルセットが出来るまでは次なる骨折を防ごうと、こっちは色々心配する訳ですが、本人はなあんにもわかっておりませんです。
コルセットの型取り予定の日(午後の3時予約)にも、介護保険の関係の用事が午前中。それをすませて、急ぎ帰ると、なんと!(いやこっちは、急いでお昼をかきこもうと思っていると)これから親戚の人が見えると!
おいおい、相手もお年寄りで、Bこさんとの電話での会話はかみ合わず、よたよた3人の高齢者がGオさんのお参りに来てくれました(;一_一)
他の時ならいいですけど、こっちは遅くても2時半には出たい。出たいが、ただでさえ出発に時間の掛かるのにですよお、お客さん、ちっとも、こっちの事情を理解できませんです。まあ、理解できても一度座れば、物理的にも動けず…。
それでも、なんとか、1時間でお引上げになり…、さて、出ようかと思ったら、娘にマゴ1号2号がやってきました。いや、私はわかっていたんですよ。来るのはね。でも、Bこさんに言うと、病院にいかなくなってしまう恐れがあったので、こっそり、庭から入ってもらい、3人に留守番を頼みのつもりが、3人の顔を見てしまったBこさん(乗ってきた自転車で娘達が来たのがわかってしまった)、心配で出れません。
「いいよ、よしこさん、すぐ帰って」
「いや、留守に勝手にやってるからいいのよ。今日は診察というか、コルセットを作る日だし、いろいろ先生に確認しなくてはならないから、一緒にいますよ。」
内心、いいから早く行かないと!と焦りながらね。
それでも、クリニックでは、装具の方の予定の午後1番だったので、すぐに呼ばれ、型を採ってもらいました。
一人でなんて、とんでもない。
上半身衣類すべて脱ぎ+、腰パン(ハンケツなんぞともいうが)。
まず、これが出来ない。
体を支えて服を脱がせ、両手に松葉杖。しかも、手を真っすぐ横にした状態で、杖をつくので、一人では当然ふらふらしてしまうので、支えていなくてはならない。
相手は男性だし、部屋も物置小屋のようなところなので、お嬢様つうか、超姫のBこさんには、かなり屈辱的な状態。いくら高齢者とは言え、いきなり、すっぽんはねえ。でしかも、両手広げて、型取り用の石膏付きの包帯を脇の下から腰まで巻かれるという、しかも、それをヨメに支えられると言う…。
背中も大きく右に曲がり前に傾きの背骨が痛々しかった…。
包帯を巻かれながら、
「骨が折れちゃってますから、堅いコルセットを作ります。窮屈ですが、骨が付くまでの3カ月ははめていてくださいね。堅いのでないと、また、骨折しますし。」
「つまり、ギブスのようなものと言う事ですね?」
他、いろいろ説明してもらって、その時は大人しくはいはい言っていたBこさん。
「骨が折れているから仕方ないですよ」と念を押され、次の予約をして帰ってきました。
あ!コルセット代、後でお金は9割返ってきますが87000円!
次回現金の用意をと言われて、はいはい言ってますが、大丈夫かいな?(いや、現金用意できるのか?銀行行けないしねえ。この後市役所へ行くのも私?)
しかも、次回はブロック注射をしてもらうのですが、なんと!前日に順番を取りに来るようにだと!
月曜日が予定日なので、土曜日の朝から順番が取れますからと言われました。オイオイ(;一_一)
で、後日です。
何日か経った後、突然Bこさん、「コルセットをしたくない」なんぞ言い出しました。
「嫌になっちゃう。あの人(装具屋さん)いやあな事言う人だよ。あんな、首を閉めるようなコルセットなんかしたくない。」
私はてっきり型取りの時の扱いというか、なんと言うかだと思ったら、首に太い紐を巻きその端を真ん中から垂らして、その上にラップ→石膏の包帯を巻いたため、(そのロープは前中心の印で、とこから型を開いた)首から下を被う物と誤解していたことが判明。
そして、
「第一、あん人は、骨が折れてる!なんてひどいことを言った。まったく嫌になっちゃう。わたしゃ、骨なんか折れちゃあいないわね。失礼しちゃうねえブンブン。もうあれっから気分が悪い。まるでわたしん、骨ん折れちゃっているような事言って!」
一緒にいた、ムスコ、お茶噴きました❣
わたいも、なんつっていいもんか。
穏やか~~に、
「普通の骨折って、転んだりして、ぽきってなるよね。いわゆる折れる訳よ。圧迫骨折は背骨が押しつぶれてしまう骨折で、これも骨が折れたって事なんだよ。手足だったら、折れたところを固定して、ギブスを一カ月とかするでしょ?実家母も3カ月ギブスしてましたよ。半年経ってもボルトはそのままですよ。だから、その代わりにコルセットでしっかり固定するんじゃないですか?」
「だってYこさんは、こんなとこ(胸を押さえて)ギブスしなかったでしょ?」
「脚だからね。足は固定しましたよ。車いすに乗る時も、足をつって乗ってましたよ。」
「だって、ここにはしてない。だから、私は折れてない❣」
さよか~~~。
まあ、これは大枚はたいて作っても、しないな、きっと(;一_一)
ええ、お風呂もなんにも困らないそうです。一人で入れるそうでヤンす(;一_一)
お食事会にも行かれるそうです。
だ・か・ら~~「美容院に連れて行ってもらおうか」
さすが姫
老いたるとはいっても姫
馬車に乗ってお行き遊ばせ❣ちゃんちゃん❣
うちの母もBこさんと同じ腰の圧迫骨折で入院したことがあります。
まだ、父が元気だったころ、私とつかみ合いの喧嘩をしている時に、仲裁に入った母を父が突き飛ばしてしまったんです。
確かその時、母の入院した病院の先生から、『安静にしているしかない』と言われ、母は只々病院のベッド寝ているだけの入院生活を一か月(?)くらい送ったんじゃないかな…。
今では、すっかり猫背体型です。
腰がつぶれたはずなのに、丸くなるのは腰ではなく、むしろ肩に近い背中付近から体が曲がっています。
予後は人によっていろいろだと思いますが、母の場合は、重いものを持ち上げたり、かかんだ姿勢を長く続けていると、横にならないと辛くなってしまうようです。
Bこさん、早く回復されるといいですね。
そして、よしこさんもうまい具合に息抜きしてくださいね。
そうですか、キノコさんも、圧迫骨折ですか。Bこさんのコルセットの型取りの時には両手を広げるから、背骨が浮き上がるんですが、やはり背中の真ん中あたりからくの字に曲がっていました。急に曲がってきたあたり、そして、そのあと胸や胃が痛いと言いだし、足が上がらないと言いだした、半年前からもしかしたら圧迫骨折を起こしていたのかもしれません。痛みはその時の方が強かったんですが、今はしびれの方で、痛みを感じないようなんです。3件目の医者でやっとわかったぐらいなので、そのままにしておけばわからないままだったと思えば、生活を変える気がないのもわからなくはないんですけどね。でも、この後も椅子からずり落ちて頭を打ったり、転んだまま起きれなかったりしているんですが、本人のほほんとしてます。いいか悪いかわかりませんが、今日もとどをひきつれて!出かけてます(;一_一)