曲がり角で 迷いながら

自分も家族も人生の曲がり角に。戸惑いの中の日々を迷いうろついています。

Bこさん、「一緒に連れて行け」騒動 その1

2018年04月17日 | 高齢者

御年92歳の「お嬢様」オット母。

自身の孫たちの世話はもちろん、自分の夫や息子たちの世話は、自分が手を汚すことなくお金の心配などしたことなく92年生きてきているので、世界は自分中心に動いて当たり前のスタンスの持ち主です。

現在、「要支援2」でありますが、実際には、入浴介助週1回、デイサービスでの入浴週2日、そして、医療保険の方での訪問リハビリ(マッサージ)を行っているので、リハビリの日と、入浴介助のの日は、外出できません。更に週に1回美容院での洗髪&セット(もちろん送迎付き)がありますし、通院も月1回×4カ所ですから、ならせば、週5日は身動き取れず(私たちが!)、息子夫婦である私たちが出かけられるのははっきり言って、週2日のデイの日しかないわけです。

春休み、孫たちを連れて、どこかに行こうとなって、「Bこさんの用事」と車の都合(Bこさんも連れて行くなら2台で行かなくてはならない)と、娘たちの都合で、結局Bこさんのデイに行く日になりました。

さて、お出かけの当日、「今日娘たち(=孫たちが主役)と出かけますから、デイに行く時、鍵を忘れずに持って行ってくださいね。お義母さんの帰りの時間には帰ってこれると思いますけど、何があるかわからないので、鍵は持って行ってくださいね(いつもは、送迎の時間には誰かいるので鍵で自分で開けることはない)」

と、Bこさんに言うと、

「いっつも、私ん出かけるときにばっか、出かけるだね。私も行きたいだけえが!デイなんか、行く必要ないんで、私も行く!みんな休んでばっかりだから、私ん休んだっていいだよ。いつだって、デイは休んでもいい。どうして、私ばっか、デイに行かされて、ど~して、わたしゃ連れて行ってもらえないだね(怒)」

と、激怒!

悪いがあんた連れちゃあ行かれないよと言いたいところだが、あんたの為に、こっちゃ、どっこも行かれないんだけど!と言いたいが、反面、ほお~~、一緒に行動できるんだね?文句言うんじゃないよ!と思いながら、でも、冷静に、あくまで静かに

「そうですか。今週はどうしても今日しか出掛けられないし、ムスメに何時がいい?と聞いたら今日と言うので、今日にしました。デイを休んでいいなら、車2台で行けばいいので、一緒に行きましょうか?デイには風邪とか言えばいいんじゃないですか?じゃ、今から電話しますね。

おとうちゃん、ばあちゃんもデイを休んで、一緒に行くんだって。」

思わぬ返事で戸惑う、Bこさん。

今度はオット激怒!

「何を言ってるだ!ほんとに行くのか?行けるのか?風呂はどうするだ!風呂は!

いいだな?一緒に行けるだな?動けるだな?文句言わねえな?」

そこで、Bこさんとオットが言い争い。

オットに怒鳴られるなんてことはないBこさん、一瞬ひるんで、でも、負けずに怒鳴り返す。

B「急に言われたって困る。」

夫「だって、行きたいんだろ?どうすんだ!行くか行かないかどっちだ?はっきりしろ!」

B「行かないよ!」

夫「行かないのはデイか?デイに行かないんだな?デイにゃあ行かないっていいって言ったぞ!」

B「行かないよ!」

夫「だから、行かないのはどっちだ?すぐ、返事しなきゃ間に合わねえよ。」

B「いいよいいよ、あんたっちだけで出掛けりゃいいじゃん!」

夫「デイに行くんだな?それとも休んでひとりで家にいるのか?」

B「行くよ。行きたかないけどデイに行くよ。」

夫「行きたくないなら家に居ろ!ひとりで留守番してろ!」

B「行くよ!デイに行く!」

ええ、自分でデイを選んだんですからね~~♪

朝のもめごとを引きずりながらも、孫たちとは楽しんできましたよ。

ムスメにもばあちゃんがデイ休んでいいから一緒に行きたいっていうから、春休みにもう一度出かけない?と誘ってみました。

で、ムスメからおみやげと共に「来週の水曜日一緒にどこか行く?」と誘ってもらいました。

半分行かないだろうけどと思ったら、ほんとにデイを休んで行くとのBこさん。

皆、きっと直前キャンセルだろうと思ったら、本当に一緒に行った!

行ったが…の騒動はこの次ね~~。