2度童(わらし)なんて言葉もあるけれど、今日は更にそれを実感。
本当は今日はとどちゃんにGオさん、Bこさんの送迎の任を与えとったんでありますが、そして、私は仕事と家事にいそしむはずが、仕事終わり近くに白内障の日帰り手術を受けに行ったGオさんから
「今無事終わりました」とのメール
とどちゃんに送るつもりで私に送ってきた?それとも、私にお迎え来てメール?
あわてて、お迎えに行きますか?あと50分ぐらいあとなら行けるけどってメールしても、返信なし。
もう、その時間も近づき、焦りながらとどちゃんに、
「じいちゃん、迎えに行ってくれるんだよね?」とメールをおくると、なんと
「いけない」(ホントにこれだけ)とだけ、返信が返ってきて
「え?私がむかえに行くって事になってるの?じいちゃん、待ってるのかな?」と返信すると
「自分で帰ってくると言ってた。」
はあ?
ホントに?
じゃあなんてメールが来たの?仕事先と病院は近いので、帰りに寄って見る?でも寄るとご飯の支度がかなり厳しいし…とにかく先に家に帰って見ようと、ぶっとんで家に帰りました。
はあはあしながら、そこに呑気な顔して座っているBこさんに
「おじいちゃん、帰ってきましたか?まだ、病院?」
と聞くと、なんでそんなこと聞くの?って顔で
「だれ?○○(とどちゃんの事)?おじいちゃん?」
「おじいちゃん帰ってきてますか?」
「はあはあ、おじいちゃん?帰って来ただよね?帰ってきてるしょ?帰ってきてるよ。」と、頼りない返事。まあ、靴はある。
急ぎ、2件用事を済ませに行き、買い物に行き、慌ただしくご飯の支度。片目でも食べられて、暑い日でも大丈夫なものって、考えながらね。
この日は午前午後の仕事の合間に家に帰り、洗濯物ぶちこみ~の、ご飯をしかけ、パンをかじりながらの午後の支度。
夕飯を食べて、やっと人心地ついたら、Bこさん、
「メロンはないだね?メロンは食べられないだか。(どうも留守中にメロンが届いたらしい。)あれん、わたしにゃあ切れないだよね。よしこさんが切ってくれないと。あれはまだ食べられないだね?」
「いやあ、食べられるかどうか私はまだ姿も見てないからわかりません。今やっと座ったところですから(そんな、人の部屋に置いてあるメロンを見に行くような時間があるかえ‼)。」
もう椅子から立つ気も全くありませんから、こっちはさ。
Bこさん、「メロンが食べられると思うだよ、もう食べられると思うだよ。」
私「そうですね、食べられるかもしれないですけど、明日落ち着いてから見てみますよ(見る気は全くなしですから、こちらはね。)」
するとGオさん、「明日Yちゃん(ヒマゴ)を見る日だから(って私がみるんだけどね)明日一緒に食べりゃいいじゃん。Yちゃんも喜ぶし。」
Bこさん、まだ言ってます。「わたしん切れないだよ。」
Gオさん「いいだよ、明日、よしこさんが上手に切ってくれるから。明日!明日!Yちゃんと!」
独眼竜Gはうれしそうに。もう明日かわいいヒマゴとたんまりメロンを食べる気満々です。
Bこさんは今食べたい(よだれ)。あのさあ、ちゃんと食事を食べてからね。と言いたいのをぐっと抑えて、顔はにっこり「そうだね~。Yはメロン、好きだから喜ぶね。一緒に食べた方が楽しいしね(^_-)-☆(つうか、Bこさんの為には切るのは面倒だけど、マゴや他の家族の為なら別に苦痛じゃないからね)」
その後、今日眼科で出されたGの薬を確認し、しっかり抗生剤だけは飲むように言い「へえ、そうかね。おらあ、これはいらねえだかと思ったっけ!」と言いながら素直に飲むGオさん、よしよしと思い、
「おじいちゃん、今日は眼帯しているから、いつも歩けるところでも危ないから、必ず手を壁に置いてつたいながら歩いてよ。せっかく目の手術したのに、転んで怪我をしたら何にもならないからね。」と言うと、
「は~~い♪そうだね、転ばないようにつたい歩きしま~す(敬礼)」のGオさん。ニコニコ顔。
もしかして、あの、メールは
「おかあさん、今終わったから。」って子どもが親にメールするような感じだったのかな。って時々私の事「おかあさん」って呼ぶのは、まさか、「お母さん」なんて間違えてないよね。お母さん、心配してるからななんて、送ってきたのかな?
Gオさんの、子どもの様な所作はかわいく思えるのに、Bこさんの子どものように騒ぐざまはぐえ~っと思うのは、なぜ?
素直さかそれとも悪態かの違い?
それとも、もともとの好感度の違いかねえ。
さて~、私はどっちの高齢者になれるでしょうかあ?