令和4年10月28日
神道青年全国協議会と全国氏子青年協議会の会員40名が沖縄県豊見城市の旧海軍司令部壕にて遺骨収集を行いました。
戦時中、壕内には約4千人の兵士らがいたと言われており、
昭和45年6月11日、米軍による壕への総攻撃を受けて、司令部は最後の電報を発し「壕が玉砕した」と報告しました。
この壕の詳細な戦死者数は分かっていません。
今回はNPO法人空援隊による約150メートルに及ぶ未公開の坑道の徹底調査に参加しました。
作業は遺骨や遺留品を傷付けないように慎重に行い、土の表面を削り、ふるいにかけました。
壕内は狭く、泥まみれになり、全身から汗が吹き出しました。
当日も複数遺骨など発見されました。
収集された遺骨は厚生労働省によりDNA鑑定されて戦没者遺族の身元を特定してご遺族のもとへ返還される予定です。
今の日本があるのは、国の為に散華された英霊のお蔭だということを忘れてはいけません。