三津嚴島神社ブログ

愛媛県松山市神田町に鎮座する嚴島神社の神主の記録

鳥居について

2012年02月20日 | 日々のできごと

本日は非常に天気の良い一日となりました。只今、当厳島神社(愛媛県松山市神田町1-7)からは雲一つ見えません。

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さて本日は鳥居(とりい)について説明致します。

神社にお参りに行くとまず目にする鳥居。鳥居は神社を表示し、また神社の神聖さを象徴する建造物と言えます。

鳥居は神社の内と外を分ける境に立てられ、鳥居の内は神様が鎮まります御神域(ごしんいき)として尊ばれます。

鳥居はその材質、構造も多種多様で、神社によって異なり、一説によると60種類程あると言われております。

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ちなみに、稲荷神社の鳥居は朱塗りになっておりますが、朱色は生命の躍動感を表すとともに、古来より災いを防ぐ色としても重視されてきた為、その影響を受け朱色になったものとされています。

起源や形態などは様々ですが、鳥居を見ると、どこか神聖さを感じるのは、日本人の共通した考え方だと思います。

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