最近私の禰宜(ねぎ)という役職について参拝者の方に質問されましたので、
神主(かんぬし)の役職について説明します。
まず神社にて奉仕し祭儀(さいぎ)や社務を行っている人・・・分かりやすく言うと神社で働いている人を神主(かんぬし)と呼びます。また職業としては神職(しんしょく)と呼びます。
住職、お坊さんといった呼称は寺で使われるものであり、通常神社で使うことはありません。そう神社と寺は違うものなのです。
それはさておき、神社では主に宮司(ぐうじ)、禰宜(ねぎ)、権禰宜(ごんねぎ)という役職がよく使われます。これは一般の会社で言うと
宮司=社長
禰宜=専務
権禰宜=社員
にあたると思います。
会社もその規模や社員の数によって様々な役職があるように、神社でも神主が増えると、宮司、権宮司(ごんぐうじ)、禰宜、権禰宜、出仕(しゅっし)等、役職も増えていき立場も違ってきます。
皆さん普段はなかなか意識することも、目にすることも無いとは思いますが・・・同じ神主でも役職があり、呼ばれ方も変わってくるわけです。
このように何か気になることがあればお答えしますので、是非ご質問下さい。