たねまきびより ~いとえのバイオダイナミック農場日記~

小さな1つぶのたねから
ぐんぐん伸びていくその姿
ずっとながめていたくなる

脱都会!いとえ、英国の農場へ行く!

ほっこり暖か午前中。ホッコリまみれの午後の作業。

2011年09月30日 | シードワークショップ

9月30日 金曜日

まだまだ夏日が続く今週。

すばらしい!!!

ぽかぽか太陽のもと、トマトのタネとり作業☆

こうしてみると、なんだか一昔前のグレープフルーツ食べてる様子みたいですね(笑)

そして、先日撮りのがしたピーマンの種取り☆

まっかに熟したピーマンたち。

ざくっと2つに切り分けて種取り作業。

ピーマンのタネは丁寧にとっていけば、特に洗浄作業などはなく、乾燥させるだけで済みます☆

 

こんな作業風景だけみていると、キッチンで働いているみたいですよね。

このトマト&ピーマンたちはもちろんお持ち帰りして食卓に並びます♪♪

 

妙ちくりんな変形ピーマン発見!!

 

穏やかな天気の中、トマトとピーマンに向かい合い、ほっこり幸せな午前中☆☆☆

 

そして、午後。

以前から地味に手で収穫し続けていたカレンデュラと(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/06d972460ce4fe0d0af54cd396285300)

9月21日に手で収穫したシュンギク(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/0a7aa4dc9e564605e3853384a251a81c)

これらは、22日にボスがトラクターで株ごと切り取り束ねてフィールドで乾かしていました。

(22日の様子)

そして、乾いたこの束をトラクターに積み込みプレクリーニングをしていったのです。

Villagerが運転するトラクターの荷台に、まずはカレンデュラの束を放り投げ込みながらこのフィールドを歩きます。

グワシッ! ッポ~イ!! グワシッ! ッポ~イ!! 

グワシッ! ッポ~イ!! グワシッ! ッポ~イ!!

グワシッ! ッポ~イ!! グワシッ! ッポ~イ!!、、、、、、うん。

楽しい!!!たまに勢いよく投げすきて、トレーラーの向こう側まで投げ飛ばしてしまったりしながら、、、f(^_^;)

バーンに移動し、機械でプレクリーニング。

これが、またものすごいクズが吹き飛ぶ事、吹き飛ぶ事。

頭も、洋服の中も、はたまた下着の中まで草のクズが入り込んできてしまって(>_<)

カメラでの撮影なんて、まったく出来る状態ではございませんでしたの。

カレンデュラが一通り終わって、今度はシュンギク。

今度はボスもフィールドに同行してくれたので、

Villagerが運転。ボスが投げ込み係。いとえはトレーラーの中で押し込み作業。

これだけシュンギクの香りに包まれる事は人生の中でどれだけあるんだろうか、、、って思いました。

これも、機械でプレクリーニングをし、

作業後は、掃除機で身体の周りを吸っていただきました。

シードワークショップに来て以来の最大のホコリ、チリ、クズまみれの午後。

 

細かいクリーニング作業はまた後日あると思われますので、その時に☆

 

のどかな午前中の作業と比較して、なんともFantasticなお仕事でした♪♪♪


☆ Michaelmas Day ☆

2011年09月29日 | コミュニティーライフ

9月29日 木曜日

聖ミカエルの日。

大天使聖ミカエルを祭る日で、この村(コミュニティー)のワークショップは全てお休み☆

 

 

午前中は、各家でスープ、ケーキ、スコーンなどを作り、ご近所さんグループで集まってランチをしました☆

たっぷりたくさんのケーキ!!!

スープとパンとケーキでおなかいっぱい(>_<)

みんなで、聖ミカエルの歌を数曲歌っておかたづけ☆

 

午後はみんなでドラゴン作成!!!

聖ミカエルは、悪いドラゴンをやっつけたという伝説があり、

この日は、天使&ドラゴンが象徴なのです。

ドラゴン!!!に見え、、、、、ますよね!!!!?!?!!!

うん。見える見える。見える見える見える。

 

そして、聖ミカエル天使☆

ドラゴンをやっつける天使ミカエル!!!

のどかな、イベントの一日でした☆

 

ヨーロッパの祭事は、キリスト教に結びついたものが中心ですが、

それらも我々日本人も慣れ親しんだ季節の節目にあたるものなのです。

3月下旬:春分、Easter

6月下旬:夏至、St. John's

9月下旬:秋分、Michaelmas 

12月下旬:冬至、Christmas

四季のある地域で生活している人たちにとって、宗教文化の違いはあれど、

季節のリズムに合わせて、古くからイベントや行事が行われてきたんですね。

うん。季節のリズム。生活のリズム。山谷。

大切にしながら生活したいものです。


Hazy Hazy な いちにち。

2011年09月28日 | シードワークショップ

9月28日 水曜日

ミルキングに行かない2日目。

夜遅くまで英語の植物学の本とにらめっこしていると朝起きても頭がボンヤリ。

そんな日の朝。

あらやだ。いとえの頭の中みたいなHazy な朝ね。

 

今日は1日レタス&ソラマメのプレクリーニング をしておりました。

 

今月中旬に収穫し、乾燥させていたソラマメ(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/2e276ab12c0c799008d2904ddf24ab4f)

機械に通して

ザラザラザラ~~~

細かいゴミは後日また改めて取り除きますが、今日はおおざっぱなところまで☆

 

そして、レタス。

8月末に地上部を切り取り(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/1f821efe0235d768ef7601c4a7ccc629)

今月上旬に室内に取り込んだ(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/9cbeddc967bb96a636cdf6d3956299a1)子たちのタネをフルイ落としていきます。

大きな大きなドラム缶サイズのプラスチックバケツ。

この中でレタスをバシバシたたきつけてタネをふるいおとします。

 

どちらの作業も粉塵、綿毛などの細かいごみにまみれるお仕事。

作業に携わるVillager、サラ、いとえ、みんなみんなマスク必須!!!

 

それでも鼻をかむと黒い鼻水、、、f(^_^;)

シードワークショップの勲章ですね☆

 

今夜も本とにらめっこ(>_<)

いとえの頭の中はもんもん Hazy Hazy。

勉強の習慣がないいとえ氏には少々ハードワークな日々でございます マル


かぶりつき、、、

2011年09月27日 | シードワークショップ

9月27日 火曜日

昨夜の話。

隣のミルキングファームのボスをつかまえるいとえ。

「ごめんなさい(>_<)ミルキング、週末だけにしてもよい???(>_<)」

 

以前から周囲に「仕事場違うのに??毎日?毎週?休まず行ってるの?!」とビックリはされていたのですが、、、

、、、、、、ついに限界f(^_^;)

早朝のミルキング。

とっても美しいことなのです。

日の出を見ることができ、牛の温もりを感じることができ、とっても素敵な時間なのです。

ところがどっこい、毎朝の5時前起きに限界がきたのです。

 

この村に招いてくれたボスたちの厚意でバイオダイナミック農業のトレーニングのセミナーに交ぜてもらえているいとえ。

そのセミナーにはときおり課題があったり、日常の中でもこなすべき事がちょくちょくとあり、3kbの脳みそはそれらをこなすのに時間がかかり、睡眠時間が上手にとれなくなってしまったのです。

今のいとえのなかの優先順位は

「ミルキングの温もり」<「バイオダイナミックへの理解」

決断に時間はかかりましたが、昨夜決意し彼にその旨を伝えたのです。

「いとえはよくがんばったよ。おどろいていたんだ」と、優しく承諾してくれました。

それでも、やっぱり牛たちの温もりから完全に離れたくはないので、週末だけでも参加☆

 

さて、本業シードワークショップのお話。

午前中は先日発芽率テストをセットしたパースニップ(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/cb80bff5add8e2a97a8ebec0bfc3c5f6)のカウンティング。

白い立派な根っこがニョロ♪

発芽って、やっぱりかわいい♪ なんででしょうね。どうして、こんな妙ちくりんなタネから芽が出るんでしょうね♪♪

「細胞分裂が、、、」とか、そういうんじゃなくて!!!

もう、やっぱり、大好きです!!

発芽!!タネ!!LOVE!!!

 

パースニップの芽を数え終わったら、8月末に収穫したクレソンのタネ(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/4673346326bb4583410d180573fa8ade)のプレクリーニング作業。

バーンの中で山積みになっていたクレソン。

4人掛かりでいっせいにかたづけます!!!!

作業前↑

午後も続きの作業をして終了。

作業後↓

素敵♪♪♪

バーンの外にクレソンの茎や葉っぱのくずがちらばっていたので、レーキを使って掃除をしようと倉庫に行くと、、、、

ツバメの巣☆☆☆

これは、使えませんf(^_^;)

どうして今まで気づかなかったのかしらね。

もう、ツバメたちは居なくなってしまっているかしら、、、。

それでもやっぱりなんだかくずしたくないじゃない??別の道具を使ってお掃除しました☆

 

残りの時間はカレンデュラのタネの収穫(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/06d972460ce4fe0d0af54cd396285300)をしました☆

奥に見えるはシードワークショップのボスが運転するトラクター。

小麦、ソラマメ、パースニップ、エンドウたちが植わっていたフィールドを耕しているのです。

夏日が続く今週。

青い空。太陽に輝くカレンデュラごしに見えるトラクター。

うん。のどかで素敵な時間が流れます♪

 

昨日、半分こにしたミツバチの巣。

サラ(*)が持ち帰った片割れ。

かぶりついたんだそうな。

そしたら、ハウスペアレンツに

「素敵だからクリスマスまでとっておきたい!!」と、とめられたんだそうな(笑)

かじりあとのついたハチノス、、、、。

「ね~、サラ~?この状態でクリスマスまでとっておくの?!」って聞いたら急いでナイフで切り落としてました(笑)

 

かわいい(*^_^*)♪♪

 

*サラ:英国人25歳♀。バイオダイナミック農業のトレーニング生として2週間ほど前からシードワークショップに配属。いとえもセミナーに参加させてもらっているので、お家に居るとき以外は四六時中一緒☆ワーキング&スタディーパートナーです☆

彼女はミルキングファームのボスのお家に住んでいます☆


ハチミツの香りにつつまれて、、、♪♪♪

2011年09月26日 | 農場の作業

9月26日 月曜日

今日は、午前も午後もパセリ&スイスチャードの除草。

 

カラフルなスイスチャード。

覗き込むと、なんだかワンダーランドに吸い込まれそうな、そんな錯覚になるのです。

 

先日、ボスが作業してしまっていた養蜂箱(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/cb80bff5add8e2a97a8ebec0bfc3c5f6)

今日、再度チェックするというので、一緒にチェック☆

ミツバチたちが一冬箱の中で越せるだけのハチミツがたっぷりあるかどうか。

無ければ、この子たちがまだ働けるうちに砂糖水をセットするのです。

元気に ブズィジジジジ ブジジジ と羽音をたてるミツバチたち。

今週は、南からの空気が流れ込み、イギリス全体が夏日になるとの天気予報。

今日も早速 そんな夏日な“インディアンウェザー”。

今週、たっぷりこの子たちも働けそうで、蜜もそれなりにあるので、砂糖水はなし!

すばらしい!!!

「1枠、お家にもって帰っていいよ」と、ボス♪♪♪

キレイな新しい巣をいただくことに!

 

途中で、ハチミツ泥棒登場!!

Bumble bee!!! マルハナバチ☆

ミツバチがせっせとあつめたハチミツを、、、。まったくラッキーな子です(笑)

 

シードワークショップで一緒に働いている子と半分こして持ち帰ることにしました。

このハチミツは、この谷のヘザー(ヒース,エリカ)の蜜。

ちょっとゼリー質なハチミツなのです☆

こんなにキレイなクリアな色をしているのに、

巣を切ってもたら~んとたれてこないのがゼリー質なヘザーハニーの特徴です♪

ん~~~~~美しい、、、、、。

このきれいな色。この香り。

やっぱり、ハチミツってすてき♪♪♪♪♪♪

 

お家の野菜ボックスがちょっと寂しい感じだったので、ファームの野菜をちょこっといただき☆

今月頭にも収穫したこぼれだねマーシュ(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/217e9b94017b2c90cf70ed54c8b16b08)

そして、ビートルーツ。

びっくりするくらい鮮やかなのよね。この子たち。

 

お食事中の方、ごめんなさいね。

ビートルーツ。

すっごい色素の持ち主で、3年前初めて英国のファームに滞在していたときのこと。

トイレの水が赤く染まってしまったのです!!

血尿?!?!?!?!?!って、本気で心配になり、ネットで色々調べたりもしました。

日本にだって色々な色素の強い食べ物あるけど、尿の色まで変わってしまう食べ物ってないですよね???

本当に、びっくりします。

でも、美味しいの♪ ビートルーツ♪♪♪

初めて栽培中の方!食べ過ぎた翌日、お小水が色づいていても、ビックリしないでくださいね(笑)


脳みそ交換してください。

2011年09月25日 | 農場の作業

9月24日土曜日

霧につつまれた朝。

遠くに見え隠れする朝日。

今朝はフォックスグローブの隣の子、スージーがご機嫌斜め。

ガンガラ バッシャ~~ン!!!

ミルクの川、、、、。

そのあとを、キレイにおそうじしてくれるこの子。

今日はスージーからはたったの1キロのミルクでした(>_<)

 

今日の午前中の作業。

ダムソンプラムの収穫☆☆☆

ぜ~~~んぶ収穫して、70キロくらいだったかな。

土曜日は午前中のみのワーキングデー♪♪♪

 

いとえ、来週末から再びバイオダイナミックのセミナーに参加します。

今度は1週間かけての「植物学」のセミナー。

一応、園芸科卒のいとえはアル程度は「植物学」の知識はあるつもりなのですが、英単語を知りませんの。

セミナーまでに読まなければいけない課題図書が3冊、、、、。

もちろん全編英語、、、、、。

日常会話には不自由しないものの、本を読むのは日本語でも苦手なので時間がかかります、、、。

お天気がよいのでコーヒー片手に外で読書☆

 

25日 日曜日も引き続き読書。

ランチに他のお家におじゃましただけで、それ以外はとくに、、、、f(^_^;)

 

ねぇ。ちょっとぉ。

ぼく、読み終わる気がまったくしないんですけど~。

雑草のレポートも書かなきゃならんし、、、、、、、。

英語でのトレーニングは、なんだか大変だぞ?!f(^_^;)

 

誰か英語脳&読書脳なかた、脳みそスウォップしませんか?????(>_<)

 

終わる気がしない。

そんなことにようやく気づいた1週間前。ナムナムナムナム。

 

せんかくコースにまぜてもらえているので、がんばりまふ!!!!!


送別会。お誕生日会。

2011年09月23日 | コミュニティーライフ

 

9月23日 金曜日

クリーマリーの前にある木。

先日(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/3f620e86be4212af468546b231460cc9)よりも秋色が深まってまいりました。

 

今日の午前中はカメラを忘れて撮影できず、、、。

作業内容は、月曜日(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/cb80bff5add8e2a97a8ebec0bfc3c5f6)に収穫したトマトのタネの洗浄作業。

そして、ピーマンのタネの収穫。

ピーマンのタネは今日が今シーズン初の作業だったので、まだこれからもチャンスがあるのでそのときに☆

 

トマト&ピーマンで終わった午前中。

それぞれのお家にみんなお昼ご飯を食べに戻ります。

「Have a nice Luch!!」

「Thanx!!」

「Cheers ! you too!」

このCheers。

え??Cheersって、「乾杯」でしょ??って思いますよね。

私も3年前、初めて一人で英国を旅した時は思いました。

Cheers=Tanks的な感覚なのです。

日本で軽くありがとうの意で「どうも」とか「サンキュー」と言う時のタイミングで英国では「Cheers」と使っています。

でも、まぁいとえは「Thank you」って言うのがしっくりくるかなぁと思っています。

ちょっとラフな英語をイギリス英語圏で使いたい時にはよいのかも☆

 

午後のお話。

午後は、このシードワークショップに午後の作業をお手伝いに来ていたウズベキスタン出身のボランティアワーカーの送別のための外出。

来週の火曜日には帰ってしまうのです(>_<)

ロビンフッドベイ(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/e6212fb6e512e46ebe48786cbdb25457)の近くのビーチに遊びに行きました。

↑この写真の左真ん中に見える集落がロビンフッドベイのお土産屋さんなどの家。

 

ビーチを歩いていると妙なもの発見!!

なんだか、Tの字に置かれた妙なもの。

近づくと、、、、

、、、、、、、、

まだ、キラキラ輝いていたこの子。

これは絶対今日だよなぁ、、、、。

これは、、、、矢印?! 道案内?!?!

 

お天気もよく、帰りに大きなユースホステルの横にあるカフェでアイスクリームを買って食して大満足☆

この夏~秋にかけてはほんっとに送別会だらけで、「別れ慣れ」してきてしまっている自分がいます、、、f(^_^;)

なんだか、よろしくないですなぁ。。。。

そんなことを考えながら車に揺られ、ちょうどワーキングタイム終了時間に帰ってきて、解散☆☆☆

 

 

夕食後、再び谷を上って古巣、ストーミーホール へ。

このお家に住んでいる男性のお誕生日☆

今日で65歳だそうな。

この村にくる前は、大学で数学の先生をしていたなんだか賢い人。

今は村のブックショップ&ストアで働いています。

 

彼のリクエストのキャロットケーキ☆

そして、イギリスの伝統食。

「マーマイト」 しかもエクストラオールドだって!!!!

「マーマイトってなによ???」

ですよね~ぇ。

いとえも初めて見たとき&食した時はビックリ仰天!!!

なんだろう、、、、、なんていえばいいんだろう、、、、、、。

見た目は黒ぽい濃い茶色で、固い水飴のような質感。

トーストやパンに塗って食べるもの。

甘いのかと思いきや、めっちゃしょっぱいものです。

ビールを作る時の酒粕みたいなものが原料で、ビタミンたっぷり!!

英国では、バターたっぷり+マーマイト+キュウリ のサンドウィッチが、

日本の梅干しおにぎりくらいの定番なのです(もちろん苦手な人もいるということ)。

65歳イギリス人。大概の高齢のイギリス人はみんなマーマイト好き。

彼も例にもれず好き。なので、このプレゼントなんでしょうね☆

 

いとえからのプレゼントはこれ。

実用的なものが良かろうかと☆

 

みんなでの団らん後、少人数でPUBに行って、再度お祝い☆

HAPPY BIRTHDAY!!!

 

 


Oh Dear! Oh Deer! Oh Deer!! Oh Deer!!! Oh Dear!!!

2011年09月22日 | シードワークショップ

9月22日 木曜日

今朝も発見してしまいました。

Foxglobの癒しPoint。おっぱいと太ももの間に 

パンッパンにお腹を膨らませたTick!!!

1匹はなんだかお腹に子供みたいの抱えているし。Oh Dear(*「おや、まぁの意」)......

繁殖なんてゆるさ~~~ん!!!!!

「無駄な殺生するなかれ、、、、。」

無駄じゃない無駄じゃない。うん。大丈夫。大丈夫。エィッ!! ごめんなさい。、、、、、アーメン。

 

さて、村のセンターにミルクを運ぶ途中、なにやら猛ダッシュする子たち発見!

Oh! Dear!!! is that *Deer!?!?!?(Deer=シカ)

1頭かと思いきや3頭!

ミルキングファームのボスと1頭ずつDeer(シカ)を目で追いながら

Oh Deer!! Oh! Deer!!! Oh Deer!!!!!

英語の言葉遊び(^_<)-☆

 

さて、今日の午前中はタネ取り用に移植する予定のタマネギを収穫しました。

地上部の葉っぱの部分がヘニョっとまがったこの子たち。

"Ailsa-craig"

この子たちを収穫して、トレイに入れながら収穫して行きます。

あとで、このだいたい折れているところからハサミで切り取って葉っぱを取り除き、軽く乾燥させます。

球根の保存するときのような状態です。

そして、乾燥後この中から更に選抜し、環境の良い所に移植するのだそうです。

 

続いて、ワイルドトマトの収穫。

指の爪と同じくらいのサイズのトマトたち。

この子たちもも収穫して、中身を取り出しタネとりします。

 

次!!ヒマワリのタネの収穫。

鳥に食べられはじめたタネ。

うん。熟している証拠☆

これを頭ごとハサミで切りとり、

バーンのラックに並べて乾燥させていきます。

なんだか、"妙"だわね。この光景f(^_^;)

 

並べ終わって、ちょうど終了時間☆

 

 

午後のお仕事。

午後は他のファームのフィールドにソラマメの収穫に行きました。

7月に村のファーマーみんなでニンジンの除草のヘルプに行ったところ(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/1969630a39a21182add7e8d2feb37f12)

皮が黒くなったソラマメ。

なんだか、すんごい形の子も(笑)

株ごと収穫し、ここのファームのバーンにラックを設置し、乾燥させます。

自分たちのファームに持って帰って、品種が混ざると困るので、遠い所で保管☆

となりで立派に育つニンジン、、、、。

(*^皿^*)

、、、、、、

ボリ!!

つまみ食い♪♪

 

ソラマメはあまり大きなスペースに植わっていなかったので、早々終了!

自分たちのフィールドに戻って、キヌアの収穫をしました。

たわわに実り、重たそうなキヌワの頭。

株ごとハサミで切り取り収穫。

バーンのラックに運び、乾燥させます。

 

 

夜は前のお家の*Villagerに招待され、お夕飯後に彼主催のイベントに参加してきました。

教会、大聖堂が大好きな彼。

イギリス国内のみならず、教会、大聖堂のことは知り尽くしているんではなかろうかと思われるほど。

その彼が「ノースヨークムア内のローカル教会の紹介をみんなにする会」を開いたのです。

パンフレットをテーブルの上に広げ、おすすめの教会を紹介してくれました。

彼の教会に関する記憶力ったらすさまじい!!!!すごいなぁ~。

 

Villagerたちは、みんな特性があって、すばらしいです。

 

もりだくさんな1日でした。

 

*Villager:この村(コミュニティー)では、学習生涯の方々をそう呼んでいます。


農場ツアーガイド

2011年09月21日 | シードワークショップ

9月21日 水曜日

昨夜遅く、ちよさん(*)のお友達3人がこの村(コミュニティー)に遊びにきました。

3泊4日のショートステイで、メインの目的はちよさん訪問。

そのお友達たちがミルキング体験をしました。

いつもいとえがミルキングをしているFoxglove。

ちょっと軽く説明しながら、搾乳体験してもらい、搾乳後には子牛たちのミルクやりもいっしょにしてもらいました。

一人はとっても上手で、二人はどぎまぎ感がいなめない感じ。。。(笑)

なれない早朝農場作業。ほんの少しの間だったけど、Foxgloveの温もりとか、色々感じてもらえてたら嬉しいな♪

午後にはシードワークショップに見学にまた来るということで一度バイバイ。

 

さて、午前中の作業。

シュンギクのタネの収穫。

真っ黒に熟したタネ。 

きちんと熟していれば指でこするとすぐにポロポロととれます。

高い目立つ部分にあるタネは鳥たちに食べられてしまっていて、あまりなく、しゃがみこんで株元を慎重にチェックしながらの作業。

なかなかに長いフィールドなので、午前中いっぱい作業にかかってしまいました。

収穫したタネはワークショップのロフトのラックに広げて乾燥させます。

 

午後の作業。

ちよさん&お友達たちが来るまでの作業。

6月に支柱立てをしたリーキ(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/fcbbf1f836bdc1849ffd61aeb678b8d1)のタネの収穫。

未熟のタネ。

熟して殻が開いたタネ。

これをこのネギ坊主ごとハサミで切り取り収穫します。

リーキの収穫をしていたら、トマトの下でなにやら動く物陰が、、、、。

畑のみかた♪ カエル氏☆☆☆

不要なムシたちを食べてくれる、大事な大事なガーデンメイトです☆

リーキは収穫したら、ワークショップのロフトのラックに広げて乾燥させます。

 

お次はカリフラワーのタネの収穫。

見た目も茶色くなってきて、

タネも黒く熟したカリフラワー。

株元から切り取り収穫し、バーンのラックに並べて乾燥させます。

 

ちょうど、切りよく終わった所で、ちよさんご一行さまシードワークショップ到着☆

タネの倉庫からはじまり、グリーンハウス、ビニールハウス、フィールドを説明しながら一緒にまわりました。

いとえの大好きなこのシードワークショップの仕事なので、時間も小雨も気にせずみんなを連れ回してしまい、

終盤、「大丈夫?あきてない???」と聞いたら嬉しい返答♪♪♪

「説明うまいよねぇ。楽しかったぁ。」とのこと☆☆☆

良かった♪♪「ツアーガイドとかやってたことあるんちゃう?」とかまでも♪

ミルキングも、フィールド巡りも、楽しんでいただけたようです☆☆☆

ほめられると嬉しく、テンション↑の単純脳みそ3kb(笑)

 

今日のお夕飯は月曜日にお持ち帰りしたトマトのスープでした☆

 

そして、夜!!!!!

勉強会でのセミナーの報告会。

1時間なんて、間が持つかしら、、、って心配していたのですが、90分。

時間延長しながらみっちり良い報告会になりました♪♪♪

勉強会に参加していたファーマー、チューター、先輩たちに、

「Impressive」と言ってもらえて、セミナーに参加した3人みんなで満足♪満足♪♪♪v(^-^)v

 

*ちよさん:聴覚障害者の施設でソーシャルワーカーとして働いていた大阪出身のボランティアワーカー。今はこの村の主にケアが必要な高齢な方々の住むお家で働いている女性。


Amazing Sunset☆

2011年09月20日 | シードワークショップ

9月20日 火曜日

ほ~~んのちょこっとだけ顔をのぞかせてくれたレッドスカイ。

なんだか、すっかり寒くなってきました。

ミルキングをしながら、Foxgloveのお乳の温もりで手を温めながらの作業。

なんだか、もうすぐ冬なのかしら?????

 

 

シードワークショップの作業。

昨日、タネ取りをしきれなかったBlack Cherry Tomatoの作業を終え、

フィールドに出てパセリの除草。

しばらく除草作業をしていなかったので、すっかり雑草だらけです(>_<)

英国の秋冬はしっとりなお天気が続くので、雨の降らない日をみつけては収穫や除草をドンドン進めていかないと、本格的な冬に入ったら除草ができなくなるので忙しいこの時期です。

 

午後は案の定しっとりお天気になってしまったので、室内でタネのクリーニング作業をしました。

ビートルーツ(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/06d972460ce4fe0d0af54cd396285300)のタネのクリーニング。

先日収穫し(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/aa114e18d4bf23d97f879795a078bd31)

乾燥させ(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/d0202f958bc953eaf0c2209996a3d254)

プレクリーニングをし(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/217e9b94017b2c90cf70ed54c8b16b08)

葉の粉砕&茎からの分離作業をしたもの(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/4c406f1cc0f2c6a10f4624dd11bf4d1d)をフルイにかけて、

筒状の機械を通して行く選別作業(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/d55aad2a951d708d38f07f708f75e233)

作業前がこれ。

一度機械に通したあとがこれ。

このフルイ&筒状の機械の作業を3回繰り返してキレイにしていきます。

 

今日は夕日がとってもきれい♪♪♪

 

水曜日の夜にこの村で行われるバイオダイナミック農業の勉強会。

明日の内容は「先週末のセミナーの報告会」とのこと。

今日のファーマーズランチの時に突然言われたものだから、セミナーに参加した3人で顔を見合わせてキョトン。

夕食後に3人で集まってちょこっと計画をたてました。

今夜は写真の整理に追われます、、、、、、。

なんとか、なるんかしら。。。。。

なるようにな~ぁれ♪♪♪


Honey♪Honey♪ LOVE♪LOVE♪♪

2011年09月19日 | シードワークショップ

9月19日月曜日

なんだか久しぶりなこの村の朝。

Foxgloveの温もりを感じるのも久しぶりのような気がします。

たった3日間しなかっただけなのに、、、。

 

今日は先日からず~~っとクリーニング作業をしていたパースニップの発芽率のテストセッティング。

ジャバラの紙にタネを100粒挟み込んでいきます。

最初の2日間、20℃と30℃の温度変化設定をし、3日目からは一定温度の20℃設定に変えます。

 

パースニップのあとはトマトの収穫☆

そして、タネとり作業☆

午後には少し、ナスタチウムのタネの収穫もしました。

ナスタチウムのタネは熟すと簡単に地面に落っこちてしまうので、株を少し持ち上げて株元を覗き込み、

落ちているタネを拾い集めるかたちで収穫していきます。

 

今朝、シードワークショップに行ったら甘~い香りがぷ~~ぅんと♪

シードワークショップのボスは趣味と果樹園の受粉用とを兼ねて養蜂箱を持っています。

その蜂箱の冬支度をこの週末にしたのだそう。

立ち会いたかったのにぃ~。ってちょっとふてくされてみたけど、時遅し。

キレイな蜂の巣 ♪♪

キラキラ♪♪♪

 

いとえの願望。

大きな大きな食べれるお庭を手に入れて、たまご用にニワトリと、蜂蜜用にミツバチを飼うこと。

WWOOFに登録して、国際交流しながら、孫子供にも自然と英語への学習意欲が身に付いて、、、、。

なんて、、、、(笑)

 

養蜂箱の匂いをかぐと、3年前に滞在していたNorfolkのHoney Bee Farmを思い出します♪

 

今日のほっこり野菜(*^_^*)

♪♪♪Much Love♪♪♪


バイオダイナミック農業セミナー2011年度 第1回 3日目

2011年09月18日 | バイオダイナミック農法

9月18日 日曜日

バイオダイナミックアグリカルチャートレーニングの2泊3日のセミナー3日目。

雨模様の朝。

ちょっぴり濡れたテントの夜。

イギリス人の女の子が言いました。

「濡れなきゃそんなのイングリッシュキャンプじゃないよ!HAHAHA」

なるほどね。うん。どうやらいとえはきちんと英国式キャンプを楽しんだようです。

 

さて、今日のプログラム。

・世界の農業における課題。

・野菜の収穫&ランチクッキング。

・振り返り

 

・世界の農業における課題

各3~4人のグループに分かれて、

課題は?問題は??

そして、希望は?解決策は??といった内容で話をしながら紙に書き上げていきました。

昨夜観た「WE FEED THE WORLD」がみんなの頭に激しく残っていて、そのことから問題提起をしていったグループが多かったです。

  

 

総括すると、ローカルフードが世界の農業を救うんではなかろうかということ。

工業化された農業の大量生産は見た目には多くの食料を生み出し、良いように見えるが環境汚染や地域の小規模農家の衰退。大企業の小さな歯車の中に組み込まれ、連作しまくり、ハイブリット品種のみの生産、そして薬剤必須。

貧困国から先進国に大量出荷され、安価の支払い。。。。。。負のサイクル、、、、。

 

輸出入は避けられない世の中だから、フェアトレードも大事。

技術の伝承。そして「We feed ourselves」にするのが理想だよね。

まずは、この世界の現状をみんなが知ることが大切だよね。

他にも細かく色々と出てきたけれど、簡単にわかりやすいものをまとめると、こんなところです。

 

・野菜の収穫&ランチクッキング

2人に1枚ずつ写真が配られました。

野菜のクローズアップ写真。

このそれぞれの写真の裏に

「*束」「*コ」「*枚」「*本」などの数量指定があり、それぞれの野菜をフィールドから見つけ出して収穫するのです。

ルッコラなのに、水菜を収穫しちゃったり、コリアンダーなのにイタリアンパセリを収穫しちゃったり。

間違えちゃった人もいたけど、わいわい楽しく「え~。わかんない~!!」「みつかんないんだけど!!」

「あっちにあったよ~」「ここではないんじゃない???」などなど。

Such FUN!!!!

こんなイベントを将来自分の庭でできたら、、、、、、、。

なんて妄想が、、、f(^_^;)(誰か土地恵んで~~!!!!)

 

私はセロリ2株でした☆

無事に収穫し終えて

キッチンでみんなでお料理☆☆☆

人手がたくさんあるものだから、

大きさバラバラ(笑)  個性があってそれも良し☆

美味しいパスタとサラダができました♪♪

 

ランチのあとは振り返り。

この第1回目はあまり「バイオダイナミック農業」について大きく触れたわけではありませんでした。

みんなのトレーニング生活の導入の要素が高かったように思います。

2年間のトレーニングプログラム。

いとえは英国には1年間の滞在の予定&ボランティアが主体の目的で来ているので本格的にトレーニングを受ける事はできません。

VISAって、じれったいです。

今期のメンバーは本当に良いメンバーなのです。

勉強って、環境もすっごく大切だと思うのです。

良い仲間が居ると、深まるし、意欲も変わる。

このメンバーと2年間学び、修了証を一緒に手にする事ができたらいいのになぁって、、、、

かなわぬ願望(>_<)

 

ともあれ、素敵な素敵な週末でした☆☆☆

 

7時間の車の旅を経て、ノースヨークシャーの村にたどり着いたのは22時半。

明日も朝からミルキング☆☆☆

 

おやすみなさいまし。。。。


バイオダイナミック農業セミナー2011年度 第1回 2日目

2011年09月17日 | バイオダイナミック農法

9月17日 土曜日

バイオダイナミックアグリカルチャートレーニングの2泊3日のセミナー2日目。

今日のプログラム。

・描写&特性

・アントロポゾフィー(≒人智学)導入

・ファーム見学

・研修生トレーニング単位等説明

・映画

 

朝食は8時~のプログラムなのですが、やはりミルキングの習慣で早起きないとえ。

コッツウォルズの朝日。

あの川はブリストル海峡に繋がるセヴァン川なのかしら、、、とボンヤリながめる朝の景色。

美術館のような大きな立派な建物がより輝いて見え

秋色のカエデにつつまれるその姿は、まるでおとぎ話の世界のよう。

寒くなるのはちょっといやだけど、やっぱり赤い葉っぱってきれい♪♪

 

たわわに実るクワの実のつまみぐい♪

やっぱり、農場の早朝散歩のつまみ食いは最高です☆

モシャモシャ食べていたら、この子、、、。

ジ~~~~~~~~。

 

朝日に背を伸ばす芳しいバラの花。

大木のふもとに広がるワイルドシクラメン。

シクラメンの隣に横たわり、見上げるそこには雄大に広がる大木の枝。

その大木にぶら下がる3種のブランコ。

まだみんなが寝ているテントたち。

 

さて、朝のお散歩&朝食を終えプログラム開始。

・描写&特性(Drowing & individuality)

4つの質問が与えられ、それに対する答えを白い紙に自由に書(描)き上げていく。

Q.なにが自分をこの場所に導いたか。

Q.自分はなにを達成したいか。

Q.自分にとってなにが大切な理想、目標か。

Q.なにが自分の人生において重要な出来事か。

 

みんなで30分それぞれで紙に向かいながら筆をはしらせました。

いとえが描いたのはこれ。

発芽したタネ・新芽・根。

太陽・月・星。

タネ各種。

ヒマワリ。

「Even it is cloudy, rainy, or stormy still there is Sunshine abouve the clouds」。

A.タネでしょう。シードワークショップでしょう。

A.バイオダイナミック農業への理解でしょう。

A.それぞれが生まれ持つ個性。それぞれが生み出す結果の個性を受容できるようになる。

A.明るい家庭、孫が欲しい。

「曇りでも、雨でも、嵐でも、雲の上は晴天なり。」By誰か、、、忘れました。

 

みんなそれぞれ色々で、文字だけの人、カラフルな賑やかな絵の人。DNAを描いた人。詩を書いた人など。

初心の目標、自分自身の過去への振り返り、これから2年間の学びを共にしていく仲間への理解など、

この講座の最初は「なんだか、Aiery Fairyだなぁ」と思っていましたが、 とっても良い時間でした。

今期の研修生、素敵な人たちばかりなのです。

 

・アントロポゾフィー(≒人智学)導入

正直やっぱりまだよくわかりません。

アントロポゾフィーとは、ルドルフ・シュタイナーを理解するうえで避けて通れないもので、

バイオダイナミック農業を知るうえでもアントロポゾフィーは必ずついてくるものなのです。

が、しかし、複雑すぎて脳みそ3kbのいとえにはちょっとまだ無理!!!

霊的なものの存在。大地と動植物と天体とのつながり。

でも、「アントロポゾフィーとは?」の答えは明確には提言されず、

「それへの理解への道。努力。過程」が「アントロポゾフィー」的な???????

この時間内におこなったことは、

バラの美しさはなにからくるのか?&ジャガイモと石ころの違い の答えさがし。

白い紙と色フェルトを使った残像認識。

木製のボールを使ったエクササイズ。

身体を使いながら大地、自分、天を意識するエクササイズ。

うう~~~ぅぅん。アントロポゾフィー。

深過ぎてちょっとした短時間では難し過ぎます、、、。

 

さて、ランチタ~~イム♪♪♪♪

フレッシュグリーンサラダ。ビートルーツサラダ。ベイクドベジ。マッシュポテト。

そして、デザート。

ハニーをたらしてオーブンで焼いたペアとヘーゼルナッツに、ココアクリーム。

ん~~~~~。美味☆☆☆☆☆☆

 

午後のファーム見学。

ここで新しい知識☆

さて、みなさんとも共有。

牛の身体に注目してください。

その身体のとある部分からその牛の今までの出産回数がわかります。さて、どこでしょう???

チクタクチクタク。

 

 

正解は「角」。

角の付け根の部分に注目すると、横縞模様が入っているのです。

その縞の数だけ、牛たちは子供を産んだことになるのです。

いつもいとえがミルキングをしているFoxgloveちゃんの角で例を。

Foxgloveは今まで3頭出産しています。

わかるかしら??

妊娠期間中に子供たちに栄養をあげているので、お母さんの角の成長用の栄養バランスが乱れるからなんですって。

基本的に、牛の角をとってしまう農家が大半なので、牛の角を残して育てる「バイオダイナミック農業」ならではの知識です。

さて、この農場を歩いている時に、昨日の「堆肥」を説明してくれた女性から「待って!!!」との声。

「この堆肥が理想の牛糞堆肥!!!」と見せてくれました。

フカフカの理想の湿度かつ、ミミズがたくさん!

すばらしい!!!!

 

ファーム見学は続きます。ヒツジを見てブタを見て。

ニワトリが大好きでよく食べる事から名前のついた「Fat Hen=アカザ」。

その Fat Henの中でちょこちょこ生活している、七面鳥の子供たち。

牛の飼料用のビート。

コンポストの山に直接植えられた巨大カボチャ。

グリーンハウスの隅に植えられたチャイブ。

このグリーンハウスの壁沿いにチャイブを植えるのは、ここのガーデナーのおすすめ技術。

彼らに最適な湿度が保たれ、草丈も大きくならず、そして雑草予防にも☆

もうこの場所に5年以上も植えっぱなしにしているそうです。

思いのほか大きな敷地でビックリ!!!

いとえの居る村は谷の中なので、高いところに行けば

「あそこからあのへんまでがこのコミュニティー」と見渡せるのですが、

このコミュニティーは平らな所にあるため、敷地面積の想像がつかなかったのです。

広大なファーム。整ったガーデン。すばらしかったです。

 

そんなこんなで、ファーム見学を終え、単位説明を受け、夕食後に映画を観ました。

WE FEED THE WORLD

[http://video.google.com/videoplay?docid=-7738550412129841717]

これ。ちょっと、世界の食料について、農業について考えさせられるドキュメンタリーです。

大量に捨てられるパンの山。食糧難の国の人たちが育てる飼料用作物。大量の鮮度の悪い魚を出荷する大型漁船。

大型工場化する農家。工場生産される鶏肉。。。。。。。。

目を背けてはならない現実が、そこにあります。

なんとも、どんより重たい空気になってしまった夜。

 

 

皆でここの敷地内にある池のほとりでファイヤー!!

たき火を囲んで歌を歌い、語り合い。

素敵な心地よい暖かさ。

 

真っ暗の中転んでヒザッ小僧をはげしくすりむいたのは、ナイショの話。

なかなかに痛いじゃないのよ、、、、、、、


バイオダイナミック農業セミナー2011年度 第1回 1日目

2011年09月16日 | バイオダイナミック農法

9月16日 金曜日

昨日7時間の車の旅を経て、夜遅くに到着したグロスターシャー。

バイオダイナミックアグリカルチャートレーニングの2泊3日のセミナーに参加するためです。

このバイオダイナミックアグリカルチャートレーニングは2年構成のプログラムで、各研修生はイギリスにある各バイオダイナミック農場で師につき、経験を積みながら学びを深めていきます。

2年を通して約15のセミナーがあり、それぞれはイギリス国内の各地バイオダイナミック農場で行われます。

研修生はその各セミナーに参加するのも研修終了の単位になっているため、そのセミナーに参加するためイギリス国内各地にその都度集まるのです。

今回の農場はとあるコミュニティー内の農場。

この施設もいとえが滞在している村と同じく、キャンプヒルコミュニティーの1つで、学習障害の方々と生活を共にするコミュニティーです。

100人くらいの、いとえの滞在している村(コミュニティー)の約3分の1の大きさです。

 

今期第1回目のセミナーは、「イントロダクション(導入、手引き、入門)」的な要素が強い内容になっています。

 

 

今日1日のプログラムは

・他己紹介、トレーニングプログラム説明

・バイオダイナミック農業の歴史

・農場見学

・ランドスケープ観察

・Make Camp

昨夜、この施設に到着したものの、今期の研修生たちと顔を合わせるのは今朝がはじめて。

毎年5~10人程度の研修生が、今期は15人スタート。

これからまた数人が途中から加わってきます。

今までにない大人数だそうです。

 

バイオダイナミック農業の歴史については日記の最後で触れる事にします。

もちろん、今いとえが向き合っていることだから、みんなにも知って欲しいとは思いますが、歴史って、興味の無い人には全く不要ですもんねf(^_^;)

気が向いたら読んでくださいまし☆

 

さて、写真たっぷりに農場見学のご紹介☆

なんだか、入ったとたんから「アトリエ」のような雰囲気があるこの施設。

案内板の文字。

いとえはこれを「シュタイナーフォント」と名付けています。

どこの何を開いても、たいがいシュタイナー関係の書物のタイトル、施設の看板、団体名など、このフォントなのです。

なぜなのかは、不明です、、、、。

大きなビニールハウスの中で真っ赤に実るトマトたち。

この子たちはメインの茎と、わきから伸びるわき芽を1本残し、2本仕立てになっていました。

節なりキュウリのこの子たちも同じく。

2本仕立て。

農場に大きく広がるフリース(不織布)。

担当の方のお話。

「ウサギ、シカ、ハト。この3つのコンビネーションで農場は空っぽ。それに加えて最近はアナグマがひどい!!!」とのこと。

農業はやはり動物との戦いです。。。

そして、ニンジンフィールド。

 

ちょっ!!!!!!ちょっと!!!!

ニンジンから変なの生えてるんですけど!!!!(笑)

これはシバムギと言う雑草。

土の中で横に根をグングン伸ばし、すばらしい勢いで成長する防除に困るやっかいな奴。

すばらしい勢いすぎて、ニンジン貫通!!!

ちょうど真ん中を通るなんて!やっかいな奴だけど、感動しちゃいますね☆

 

そして、堆肥の説明。

4月末に牛糞の上に麦わらを敷いて、熟させているこの堆肥。

麦わら不足で覆いきれていない部分が、、、。

その覆われていない部分の堆肥(牛糞)がこれ。

もう匂いはしないものの、まだまだしっとりねっとりとした感触。

そして、きちんと覆われていた部分がこれ

ふんわりフカフカ程よい湿度。

堆肥は上を何かで覆って熟させるのがやっぱりミソのようです。

 

農場見学を終え、マグカップで具だくさん野菜スープと自家製パンをいただき、

ランドスケープ観察。

少し移動して他の場所からも。

あ。ちなみにこれは伝統的なコッツウォルズの石壁。

そして、移動した先がここ。

眺めがよくランドスケープ観察にいいのはわかるけど、お墓って、、、、f(^_^;)

新鮮な授業です。

ちょこっと他の農場にも寄り道。

ブタ~。子ブタ~~。

ブヒブヒ。かわゆす。

研修生全員、ブタを眺める後ろ姿☆

 

そして最後のプログラム。

Make Camp。

なんじゃそりゃ?といったところですよね。

この施設にはこの過去最大人数の研修生を泊める部屋はなく、

プログラムの持ち物には

「テント、マット、寝袋」との記載があったのです。

なので、みんなでお庭にテント作り。

実はいとえはテント宿泊人生初(のはず)!!!

 

うきうき♪わくわく♪♪♪

 

テント睡眠初夜でございます☆☆☆

 

さて、最後に。

 

バイオダイナミック農業の歴史をさっくり、ざっくり。

1924年6月にドイツ、コーベルヴィッツで行われたルドルフ・シュタイナーによる「農業講座」がはじまり。

ルドルフ・シュタイナーは、この世界には物質的、物理的なもの、5感で感じる事ができるものだけでなく、精神的なもの、いわゆるスピリチュアル的なものが存在し、なりたっていると考える科学者・哲学者の一人。

その彼の「科学」を彼自身で「人智学」と提唱し、生涯にわたって多くの講義をおこないました。

講義の内容は多岐にわたり、教育、医療、看護、芸術、宗教、建築などがあり、その講義には多くの農業関係者も参加していました。

そのころ(第一次世界大戦後)、ヨーロッパでは多くの化学肥料、殺虫剤が研究開発され、使用されていました。

それに疑問をいだいていた農業関係者の「今後のあるべき農業の新しい見識を!」とのリクエストによって、1924年6月7~16日に8回に分けて「農業講座」は行われたのです。

その翌年にはルドルフ・シュタイナーは亡くなっていますが、この「農業講座」に基づく研究グループが発足し、急速な勢いで広がり、発展し続けています。

1928年:ドイツで「DEMETER」というバイオダイナミック認証団体設立。

1937年:オランダでバイオダイナミック協会設立。

1938年:アメリカでバイオダイナミック農業園芸協会設立。

1944年:イギリスでバイオダイナミック農業協会設立。

1945年:ニュージーランドでバイオダイナミック協会設立。

1950年代:オーストラリアでバイオダイナミック農業協会。

1950年代:カナダでバイオダイナミック農業園芸協会・バイオダイナミック農業協会設立。

などなどヨーロッパ各国のみならず広がりをみせ

1984年:南アフリカでバイオダイナミック協会設立

そして、日本では1984年に初めてバイオダイナミック農法が実践され、

2009年:日本バイオダイナミック協会が設立されています。

 

簡単にはそんな感じ マル

 


イモひろい大会☆

2011年09月15日 | コミュニティーライフ

9月15日 木曜日

先日シードワークショップのフィールドのジャガイモは収穫しました(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/2d8463ed9a07e46db9288d0921e27d0d)が、まだお隣のファームのジャガイモが残っていたので本日はそのジャガイモ収穫Day!!

我々のフィールドの4倍以上のポテトフィールドなので、人手が必要!!

このコミュニティーライフのすばらしい所。

人手が必要ならば、呼べば集まる!!!

村全体のガーデナー&ファーマーがほぼ全員集まり、お手伝い☆

トラクターで芋を掘り上げて、掘られた芋を拾って集めていく作業。

初対面の人もいたりして、挨拶しながらみんなでワイワイ♪♪

ティーブレイク時には、大きなミルク缶に用意されたカーラントジュースでブレイクしたりと、いつもにはないワクワク感☆☆☆

ハートの形のジャガイモも発見☆

今日は午前中で終了☆約3トンの芋を収穫!!!

これでもまだ半分、、、。

隣のファーム(いとえが毎朝ミルキングに行っているファーム)のボスから「Thank you for all of your help!」とお礼の言葉☆

また来週、村の小学校の子供たちとともにお芋の収穫をするそうです。

 

さて、今週末、明日からのバイオダイナミック農業トレーニングのセミナーに参加させてもらえることになりました。

第1回の今回はグロスターシャーにあるコミュニティでの2泊3日のセミナー。

ノースヨークシャーからだと車で7時間。ウェールズのちょっと下辺りになります。

明日金曜日の朝からのセミナーになるので、前泊させてもらえることになっていて、

昼食後13:30には村を出発して、グロスターシャーへ向かいました。

20:30すぎにコミュニティーに到着し、玄関を開けると、、、

げげげげげげげげ!!!!!

なんじゃこりゃ!!!外観からして、大きな建物だな~とは思ったけれど、

「美術館すか?!」ってくらい大きくて、しっかりと整ったロビー。

 

 

明日からの2泊3日は、テント泊まりの予定なのですが、外はもう真っ暗なので、ミュージックルームで今晩は寝かせてもらうことに。

8月頭に購入した寝袋(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/2f62060aae28b1451f0a99b02d7293f3)がようやくこのセミナーで役にたつことになりました♪♪♪

 

それにしても、すごい建物、、、、、。

 

明日からのバイオダイナミックトレーニングのセミナーが楽しみ♪♪♪