たねまきびより ~いとえのバイオダイナミック農場日記~

小さな1つぶのたねから
ぐんぐん伸びていくその姿
ずっとながめていたくなる

脱都会!いとえ、英国の農場へ行く!

メキャベツ の お引っ越し

2012年02月23日 | シードワークショップ

2月23日 木曜日
 

メキャベツ。

芽キャベツ。

メキャベツがどのように土から生えているか知ってる人ぉ?!

以前にも同じ質問をブログ内でしておりますが、ご存じない方のためにいまいちど写真をUP☆

↓メ↓キ↓ャ↓べ↓ツ↓ です。

太い1本立ちの茎に鈴なりにくっついているのです。

 

この一つ一つのメキャベツが開き、脇芽がグングンと伸びて花を咲かせ、タネができるのです。

 

11月中下旬に行われたバイオダイナミックトレーニングの授業内で優等生を選抜したメキャベツ。

↑この写真から3ヶ月が経ち

↓2月23日現在、下葉がだいぶ落ち、寂しい見た目に、、、。

11月に支柱で目印を付けていた優等生たちを掘り上げます。

目印をつけておいたものは、担当ファーマーが収穫せずに大事に芽をとっておいてくれているのです♪

程よい大きさの荷台着き車が無いので、ホースボックス(馬箱)と呼ばれる家畜用の牽引車で運ぶ事になりました。

通常は家畜が入る牽引車に、メキャベツ。。。。

いとえの目にはメキャベツが動物に見えてくる不思議。。。(笑)

 

こんな家畜用の牽引車でどこまでメキャベツたちを運ぶのかというと、

車で約45分程離れた場所にあるバイオダイナミックファーム(キャンプヒルコミュニティー)

そこで、タネが熟すまで面倒を見てもらうのです。

 

谷を縫うように車は走り、たどりついたコミュニティー。

そこには、バイオダイナミックファームではおなじみのプレパレーション(調合剤撹拌)用の樽がキレイに建物におかれていました。

建物に素敵にマッチした樽。

うちのファームもこんなステキだったらいいのになぁ♡と、しばしみとれてしまいました。

 

農場に着くと、4人のヴィレジャーさんたちがサクサクとネット張りの作業をしていました。

鳥&ウサギよけのネット。

ネットの内側にBottonから運んで来たメキャベツたちを並べます。

わたしたちは株間60cmで植えてもらえるように配置するだけで作業終了。

植え付け作業はここの方々がしてくれるとのこと!!! 感謝!!!!

往復1時間半。配置作業&トイレ休憩等30分以下!!

良いドライブ時間でした♪♪♪

 

仕事後の夕焼け

 

やっぱり、外の作業は気持ちよいですね♪♪♪

元気にメキャベツたちがタネを実らせますように☆


4ヶ月の貯蔵後、土にもどす。

2012年02月21日 | シードワークショップ

2月21日 火曜日

鳥たちがさえずる気持ちのよい天気。

びっくりするほど夜が短くなり、日照時間がのびているのがわかる。

春の足音が確実に聞こえる。そんなここ最近。

 

シードワークショップのパッキング&クリーニング作業から解放されて外作業が少しづつ始まりました。

今日はビートルーツ(テーブルビート)のタネ栽培のための定植。

 

10月下旬に畑から収穫して保管していたビートルーツを温室に定植していくのです。

 

軽く雑草が生え始めているグリーンハウス。

除草も兼ねて、土の表面を耕します。 

条間50cmにけん縄をひき、ビートルーツを植えていきます。

10月下旬に収穫したものも、冷暗所で乾燥を防ぎながら貯蔵するとキレイに健康な状態を保ってくれます。

しかも、よく見ると根っこの部分から白い新しい根が育ちはじめています。

4ヶ月!4ヶ月間も土から離れて倉庫の中に居たのに、ここからまた育つんです!!!

生命力の神秘☆☆☆

 

その、神秘のビートルーツを株間20cmに定植していきます。

キレイに5列。

そして、リーキの左側にも3列ほど。

ここからすくすくと草丈を伸ばし、夏にタネの収穫となります。

ひかえめに、ちょこっとだけ生える芽。

♪ビートの新芽はちょんぼりちょろり♪ ちょんぼりちょろり♪ ちょんぼりちょろり♪♪♪

かわゆい♡♡♡

 

 

ちなみに、このグリーンハウスには秋まで、

カリフラワー、フレンチビーンズ、トマト、パプリカ、チャイナアスターが植わっていました。

今年の夏はトマト&パプリカはビニールハウスでの栽培になります。


冬のシードワークショップ

2012年02月15日 | シードワークショップ

2月15日

シードワークショップの冬期のお仕事。

それは

・受注&発送

・袋詰め

・タネのクリーニング

 

タネのクリーニング。

機械を通して行うもの。

たとえばヒマワリのタネ。

たとえば、チャイナアスターのタネ。

 

豆類は、機械作業だけでは終われないのです。

たとえばフレンチビーンズ。

色あいを見て、ダメな子は手で取り除いていきます。

ほかにもたとえば

。。。。。

別に、退屈しているわけではないんですよ。決して。

いや。

ほら、「ゆうじが森のきつねからもらった“そらいろのたね”」とちょっとリンクしちゃって、、、。

ね! ほら、そらいろのお家が生えてきて、、、、

 

 

タネの受注&発送

袋詰め

クリスマス以降、少なくとも1日10件のペースでタネの注文がきています。

標準サイズのタネ袋の注文、大口で毎度計量が必要な注文も。

特別サイズの注文には一つ一つラベルを作成し、

袋詰めをして各顧客の注文品をそろえていきます。

デスクいっぱいの発送待ちの注文たち。

 

 

やっぱり、外作業に出たいんです。。。いとえ。。。。

 

せっかくノースヨークシャーに居るのに、室内作業をしていると、

ね。こんなことしちゃうんですよ。いとえ。笑


タネのクリーニング

2012年02月13日 | シードワークショップ

 

ひさしぶりにタネのクリーニングのおはなし。

先日、とある農場から小包が届きました。

「今後、わたしの農場からのタネの仕入れを検討してくれたらと思っています。

 この秋収穫したタネを同封するので、検討してください」とのこと。

届いたのはカリフォルニアポピーと、ハナワギクのタネ。

 

ハナワギクのタネは、ワインボトル2本分くらいの量が袋に入っていました。

 

中を出してみると、こんな感じ。

よくよく見ると、、、、、

茎、葉、土まで入っとるじゃないの!!!

、、、、で、、、タネはどこ????な状態、、、(笑)

とりあえず、キレイにクリーニングして、発芽率テストをして検討結果を返答することに。

まず、登場するのがこの機械。

この、横にくっついた4枚の羽がグルグルの回って、摩擦と撹拌をする機械です。

与えたい刺激などによって、ブラシ状の羽に付け替えることも可能。

今回のハナワギクのタネはきちんと強度もあり、なにより土の固まりを粉砕したいのでゴムの羽を使用しました。

この機械を通して出てくると最初の葉っぱ、茎、土の固まりがたくさんだったものがこうなります。

土が砂ボコリ化し、茎や葉も小さく粉砕されるのです。

これを、こんどはこの機会に通します。

これは、最大3種類のフルイをセットすることができるフルイマシーン。

今回は2枚のフルイをセット。

タネが通ることのできるサイズのもの。

これで、タネより大きなゴミクズを取り除きます。

 

そしてもう1枚。

タネの幅より細い細長い穴のフルイ。

これによって、タネとタネより小さいホコリクズなどとをわけることができます。

 

マシーンを通すとこのように3つに別れて出てきます。

 

タネより大きなゴミクズ。

 

タネと、それと同じサイズのくずが混ざったもの。

 

タネより小さなホコリクズ。

 

最後に使うのがこのマシーン。

3角計の右肩上がりの台は下から風を出す事ができ、そして振動します。

その風圧によって軽いゴミは吹き飛ばされ、

傾斜になっている台が振動することによって軽いものが左側へ、重たいものが右側へと別れ出るしくみです。

一番左側から出て来たゴミクズ。

真ん中に出て来たタネ。

見た目はちゃんとタネです。

しかし、これらは軽いタネ=授粉不十分などの理由で未熟なこたち。

これらは発芽する可能性が限りなく低いので、使用出来ません。

 

そして、これが一番右側に出て来た一番重たいこたち。 

全ての作業が終わって手元に残ったタネはシャンパングラスすり切り1.5杯分くらい。。。。

納品されたワインボトル×2の量が、シャンパングラス×1.5に、、、、、。

 

クリーニング後のタネをボスに見せると

「ん~~~~、、、、。厳しいかもねぇ、、、。」と苦笑い。

「とりあえず、発芽率みてみないと!!ね!!!」と、早速発芽率テストをセットしたいとえです。

 

実はまだこのタネの中にはタネと同じサイズの石の粒などが混ざっています。

タネのクリーニングは、石や砂が混ざるとちょっと大変。

ここのシードワークショップにある機械では取り除けないものは、手作業で取り除いていくことになります。

販売可能な発芽率があるかどうかを確認し、手作業時間をかける価値があれば手作業にとりかかることにしました。

ちょっと、取引先としてタネの生産をお願いしたりするには、作業が雑かなぁ。。。なんて思ってみたり、、、f(^_^;)

 

ヨーロッパに限らず、日本からもタネの発注がくるこのシードワークショップ。

英国内のロイヤルファミリーからも発注があったりもする、実はちょっとビックリなシードワークショプ。

タネの入手先の決断にはボスのシビアな目が光ります。

 

せっかく納品してくれたタネたちだから、ちゃんと発芽率があるといいなぁ、、。と希望を込めてシャーレに播きました。

 

タネの生産は授粉と収穫のタイミングが大切。

授粉がきちんとされていないと、殻はできても中身がからっぽのタネに。

それには風通しの良い環境や、昆虫たちが生活出来る環境であることが大切。

収穫は、きちんと熟してから、そして自然落下してしまう前のタイミングを逃さないようにすることが大切。

 

テスト結果は、どうでるかしら、、、。

ドキドキ。


末っ子 息子の誕生日

2011年12月26日 | シードワークショップ

12月26日 月曜日

日本では国中が一気にお正月モードにどんでん返しになる日。

こちらヨーロッパではまだまだクリスマスホリデーのまっただ中です。

この26日はBoxing Dayと呼ばれる日。

古くは貴族達の使用人の休日で、忙しいクリスマスの翌日、使用人達が家族とゆっくり過ごせる日。

そして、貴族達の大きなクリスマスの食事の余り物や、貴族からのプレゼントなどの箱詰めを持ち帰る日。

そのため、“Boxing Day”と言われているようです。

その伝統に基づき、今ではクリスマスの配達でお世話になった郵便配達員の方々にプレゼントをあげる人もいるようです。

現在ではBoxing Day = Leftovers Day(残り物の食事の日)という認識の方が高いようです。

 

そんな残り物の日。ここのお家の末っ子 息子の誕生日。

3人娘と1人息子。

みんなに愛されてかわいがられていることが伝わってくる誕生日でした。

ランチ後、ハウスマザーの愛情たっぷりチョコレートケーキ♡

願いをこめてケーキ入刀。

ステキなクリスマスの日に引き続き、ステキなステキな誕生日♪♪

両親、お姉ちゃんたち、仲間たちからの心のこもったプレゼント。

やっぱり、このお家♡愛に溢れていてすばらしい♡♥♡

 

 

いとえは息子の誕生日を知ってから、しばらくプレゼントに悩んでおりました、、、。

彼が何を好きかを知らない、、、そして、19歳男子心を知らない、、、f(^-^;)

む~~~、、、、、

ビールが好きなのは確かだ!!!(英国でのお酒解禁は18歳)

 

で、ビールの空き缶でキャンドルスタンド作成☆

まず、土台。

そして、カバー。

“FOSTER'S” の シンボルマーク “F” を 名字の頭文字"P"に変更。

そして裏側には19歳なので"19th"

なんだか、予想以上に喜んでくれて、

家族達も「今までの贈り物の中で、一番impressiveなものだよ!!」ってほめてくれるし、

夕食後の若者たちのパーティーの時にも息子は友人たちに自慢してくれていたほど!!

そして、その若者ボランティアたちも“Cool!!” “Amazing!!”って♪♪♪

 

いとえは、これに必要なビールを2缶、部屋で1人飲みを楽しみながら作っていたので、

その喜び具合&褒められ具合に、なんだか恐縮なのです(笑)

 

そうそう、夕食はというとチーズフォンデュとお肉のオイルフォンデュ。

どちらも美味しく、そして息子の友達たくさん!!

ワイワイ大勢で食事をし、ステキなお祝い☆

食後に若者集は別室で宴会。

 

片付け後にお姉ちゃん&ハウスペアレンツとまったりお話♪

昨日のいとえの涙の理由を話し、今度はハウスマザーが涙ぐむ、、、。

まったり、のんびり良い時間♡

ステキなステキな1日でした。


仕事納め

2011年12月23日 | シードワークショップ

12月23日 金曜日

2011年最後のシードワークショップ出勤日です。

昨日に引き続きの作業。

リーキの移植をしました。

夏にたくさんタネが収穫できますように☆

 

午後はシュンギクのタネのクリーニング作業。

タネの熟すシーズン初期には手で収穫していて、タネの熟し最盛期にはトラクターで収穫して終わらせました。

熟度が違うので、分けたままクリーニング作業をしました。

初期に手で収穫したもの。

 

秋にトラクターで一気に収穫したものは、大量!!

・摩擦をかける機械でタネについた蕊やゴミをバラバラにする。

・フルイにかけて大小のゴミを取り除き、タネの大小もわける。

・重量によって分別出来る機械に通し、軽い中身の無いタネを取り除く。

トラクターで収穫したタネ(大)。

トラクターで収穫したタネ(小)

それぞれを発芽率テストにセットします。

 

今年、いとえの写真がパッケージになったタネ3種。

パッケージデザイン:ボス  写真提供:いとえ 

ちょっと、タマネギのパッケージの彼のトリミングには納得いっていないのはナイショの話(笑) 

 

午後のちょっとした時間にクリスマスパーティーをしました☆

いとえは先日焼いた緑色のクッキーを袋詰めしてみんなにプレゼント☆

ボスからは先日一緒に搾り作業をしたハチミツをプレゼントにもらいました♪♪

 

今日は仕事納め、、、。のはずだったのですが、結局発芽率テストのセットまで手が回らず、

いとえは明日もちょこっと出勤することに、、、f(^_^;)

明日の朝が本当の仕事納めになります☆☆


でっかいお届けもの。リーキの移植。

2011年12月22日 | シードワークショップ

12月22日 木曜日

もうすぐクリスマス。

なのに、なんだか全然寒くない。。。。

“ノースヨークシャー”って、イギリスでも北部で、ロンドンよりエディンバラの方が近いくらいな場所で、、、。

寒いの大嫌いだけど、せっかくこんなに北に居るから、ホワイトクリスマスを期待しているのに、

天気予報では「比較的暖かい日が週末まで続くでしょう」ですって!!!

 

先週の誕生日は寒かったのになぁ、、、。

天気にわがまま言ってもしょうがないんだけどね。

でもなぁ、、、、。もうちょっと寒くてもよくないかぁ??と、空を見上げると、、、、、

青いそら。

高い高い空にかすかにかかる雲。

まるで秋の空。

とってもきれい♪♪

ホワイトクリスマスは断念せねばだけど、これはこれでありかな☆ キレイだし☆

 

午前の仕事を終え、ランチにお家に戻ろうとワークショップを出ると

モミの木が目の前に!!!!

そして、お家につくと、

ここにもモミの木。

でっかいでっかいモミの木が各家の前に届いて(転がって)いたのです。

午前中にフォレストリーのワーカー達が各家に届けに回っていたようです。

やっぱり、本場は違うな~ぁ。

日本の我が家にある段ボール箱に入っている組み立て式のツリーとは違うわ。

 

クリスマスだわぁ☆☆☆

 

午後のお仕事はリーキの移植。

谷のお向かいのファームで育っているリーキ。

そこから、立派に育った子たちを拝借し、タネ栽培用にグリーンハウスに移植するのです。

選ぶポイント。

しっかり育っていること。

わき芽、ツボミができていないこと。

以上!!!

 

選ばれし良い子たちを根から掘り上げます。

条間45cm、株間30cmで定植していきます。

リーキ、美味しいんですよね~~~。

日本の長ネギも大好きだけど、リーキも大好き!!

長ネギとどう違うの?って思われます??ますよね。

緑色の部分が筒になっていないのがまず大きな見た目の違いです。

そして、白い部分が短くて太め。

サイズ的には下仁田ネギと似てるかもしれないですね。

食部の1枚1枚が長ネギより厚めで、歯ごたえs。

長ネギの中心部のトロっとした部分はできにくい。

ネギ好きな人には是非1度食べて(育てて)みて欲しい野菜の1つです。

リーキたっぷりのキッシュがいとえの今のお気に入り♡

 

夜は、村に住む日本人メンバー大集合で忘年会をしました。

村歴4年目 りえさん。

Eurythmyの4年生 らんさん。

1月に帰国しちゃう ちよさん。

英国暦11年目 なおみさん。

最年少なのにしっかり者のひかりちゃん。

いとえ。

バーモンドカレーと、サラダ、パステル風プリンをりえさんが作ってくれて、超美味!!!

カレールーを使ったカレーは日本じゃあまり好んで食べなかったのに、、、。

美味しいのね!バーモンド☆

いとえは胡麻豆腐作成!!

見た目が今三つ、、、f(^_^;)

 

気兼ねなく日本語でベラベラベラベラ。

一つのコミュニティーに住んでいながら、なかなかみんなで話す機会がないから良い時間♪♪

みんなの将来の事はなしたりして、気づけば23時、、、。

 

2011年、出会えたことに感謝!!

みんなの2012年が輝きますように!!

日本人メンバーに幸アレ☆☆☆


ピンクいろの空

2011年12月17日 | シードワークショップ

12月17日 土曜日

早朝のミルキング。

いつもの搾乳小屋に行くと、いつもの5頭のかわりに、見た事の無い2頭がいました。

近くのバイオダイナミックファームから、新しい2頭が仲間入りしたのです。

スペースはあるのだけれど、

古株5頭と新入り2頭を一緒のミルキング小屋に一度に入れる事がまだできず、

2頭を終えてバーンに戻して、5頭を入れて搾乳していくのです。

今まで古株のうち2頭をミルキングしていたのですが、新入り1頭もすることになり、

いとえの担当3頭になりました!!

ますますたくましい腕になりそうです♪(笑)

 

ミルキングを終え、朝食を食べながら窓から空をながめていると空の色が、、、、

ピンク!!!幻想的できれいな色♪♪♪

うっすら雪の敷かれた道路もうすピンク。

 

ステキな1日のはじまり♪♪♪

 

朝、ひとりのヴィレジャーがとっても興奮していました。

その理由はコレ↓

Status Quoというバンド。

イギリスでは有名な昔ながらのロックバンドグループです。

この村にはStatus Quoのファンがたくさん居て(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/907b28111cc74b5dda4760e6d18bfad0)

ヴィレジャー15人、付き添い2人の計17人、ミニバスでNEW CASTLEのライブに行ってきたそうなのです。

嬉しそうにパンフレット片手に“この曲の時に彼が~~した~~したetc...etc....”

彼らは毎回ライブに言っている程のファン。

一部のヴィレジャーは楽屋まで通してもらった事もあるそうです!!!

 

興奮冷めあらぬ彼のテンションとは対照的に、

シードワークショップお仕事内容は、Peaの選別作業f(^-^;)

 

 

ココ最近のいとえの悩み。

夏にミジーに刺されて腫れていたまぶたのところがシコリになりました、、、。

わかりづらいかな~???

なんだか、コロンとした丸いモノが左目のまつげ生え際の皮膚の中に夏以降ずっと居るですよ、、、。

かゆくも、いたくもなんともないんだけれどね、、、。

 

What shoul I do for it????(T_T;)

 


ねぎねぎな2日間 & はっぴぃばぁすでぃ♡

2011年12月16日 | シードワークショップ

12月15日 木曜日~16日 金曜日

月曜日移動させた玄関前のガーランド(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/b7dba6a84b38e4b5bad912dc92004a4e)

火曜日、水曜日、そして木曜日。ランチの前後に少しずつ赤い実をたしていきました。

目を離すと、鳥が寄ってくる、、、f(^_^;)

クリスマスまでにはまた赤い実はなくなってしまうんではないかしら、、、、、。

 

木曜日はとっても良いお天気でした♪♪♪

青いそら。低く斜めにさす太陽の光。

夕方みたいな低い光だけど、これでもまだ14時前。。。

 

シードワークショップのお仕事はリーキのタネのクリーニング。

9月に収穫し、ロフトで乾燥させていたリーキのタネ(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/0a7aa4dc9e564605e3853384a251a81c)

大きな白いバケツにちょうど1杯のネギ坊主。

このネギ坊主からタネを崩し出すためにマシーンにかけると、、、

少な!!!

量が6分の1くらいになってしまいました、、、。

 

これをふるいにかけて、風圧をかけてゴミをとばすと

きれいに黒く輝くタネの登場♡

量がわかる写真も撮ればよかった(>_<) と、後悔、、、。

 

残りの時間はオニオンセットの選別作業。

9月に収穫したオニオンセット(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/d55aad2a951d708d38f07f708f75e233)

収穫後にふっくら成長してくるので、この乾燥後のサイズ選別が必要なのです。

ここでは、9mm~21mmを良いサイズとして選別していきます。

網などをつかってふるいにかけ、大きすぎるもの&小さ過ぎるものをはじいていきます。

 

なんだか、ネギネギな2日で、ボスにパッケージ用にタマネギの撮影を頼まれもしました。

ボスのカメラCanon EOS 5D Mark IIを渡され、どぎまぎ。

重いんだもの!!そして、やっぱりkissとは違うのね!!!

早速パッケージに採用されています♪

でもね、私のkissでもパシャリ☆

"Ailsa Craig"

 

15日は、ちよさんの誕生日☆☆

木製の洗濯バサミにタネで装飾。

そして、クリスマスデコレーションに隠し込んでプレゼントしました♪

いつも笑顔で明るく優しい大阪出身のお姉さま♡

HAPPY BIRTHDAY! CHIYOsan♡♥♡

Bottonでの出会いに感謝♪♪

 


☆Sancta Lucia Day☆

2011年12月13日 | シードワークショップ

12月13日 火曜日

聖ルチアの日です。

朝食の時間、突然そとから

♪Sa~ncta~ Lu~cia♪♪♪と歌声が聞こえてきました。

その歌声が近づいてきて、ドアが開き、天使に扮した若者達が手作りお菓子を持って、歌を歌いにきてくれたのです。

色んな国の人たちが集まるここのコミュニティー。

色んなアイディアが取り込まれ、イベントもりだくさんです!!

 

シードワークショップではタネのクリーニング作業。

今日はニンジンのタネ。

大きな紙袋に6袋。

乾燥したたねがたくさんつまっています。

これを、茎からタネを取り外すためのブラッシングマシーンに通すと、、、、

大きな紙袋に6つもあったものが、

細かく粉砕されて、バケツの底にちょこっとだけに、、、f(^_^;)

 

なんだか、妙に切ないです。

これをフルイにかけて、重さで分別する機械にかけて、更にキレイにする作業をしていきます☆

 

明日は誕生日、、、、。

ここ数年は去年は自分の誕生日なんてちっとも意識していなかったのですが、この村で生活していると

「誕生日いつ??」

「ぼくね~、いとえにプレゼント用意したんだよ♪」

「誕生日はなにしたい??」など、事前に誕生日の話題になることが多く、意識しないわけにはいかないのです。

なので、ちょっと過去を振り返ってみました。

27歳の誕生日を迎えるにあたり。(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/ba0f9bc5305e52e86f0337a389e92dc6)


27歳の誕生日を迎えるにあたり。

2011年12月13日 | シードワークショップ

1702年、赤穂浪人四十七士が江戸は本所の吉良邸に討ち入りをしてから309年。

いとえ、明日27歳になります。

Happy Birthday to me!!!

 

23歳~現在までの誕生日を振り返ってみます。

果たして、いとえは、成長しているんでしょうか、、、、f(^_^;)

 

*2007年の日記(花屋勤務時代)*

23歳になりました☆☆ 

14日 

◆仕事後にお店のスタッフとヒルズにてホットワインで誕生日のお祝い☆ 

 

◆終わりの時間に合わせて友人たちが誕生日プレゼントを六本木まで届けに来てくれた☆ 

 

◆その後、別件で恵比寿へ行き、ディナーを食べながらお祝い☆ 

 

◆地元にて、友人宅へ☆ 

 

1日に4件も予定が詰まって大充実☆☆(*´∇`*) 

 

これだけ会ってくれる友人達が居ていとえは幸せです☆

 

 

15日、仕事後に 

友達夫妻達と会いました☆ 

「愛&結婚」について、いっぱい考えました。 

 

不安や悩みを打ち明けたら「いとえちゃんは大丈夫だよ。」って♪

すごく安心しました。 

 

そう評価してもらえていていとえは幸せです☆ 

 

 

16日、仕事を急いで終わらせて、帰国した友人を囲む会へ。 

皆すごい久々☆ 

皆それなりに変わりつつも一緒にアホできる皆は変わって無い。 

 

皆の笑顔が大好きだ♪♪(*´∇`*) 

皆の笑顔と一緒に居られていとえは幸せだ♪♪ 

 

月曜はフラワースクールの助手さんと助手さんの彼に会った。 

「彼と会って欲しいんだよね」って前から言われてたの。 

彼にも“いとえ”の話はいっぱいしているみたいだった。 

 

自分の大切な人と会って欲しいって思ってもらえるのって、その人から自分も大切な人って思ってもらえてる気がするの。 

すごい嬉しい&幸せ☆ 

 

 

誕生日・Christmas・年末 

 

たくさん大切な大好きな人達と会えるから本当に幸せ☆12月☆☆☆ 

~以下略~

****

すっごい、びっくり目玉が飛び出そうなくらい「幸せ」感が溢れていて、過去の自分のことながら、まぶし過ぎて火傷しそうです(笑)

 

 

*2008年の日記(UKノッティンガムにて)*

24歳のBirthday。

 

23歳の目標は

1、みんなを愛することができる人になる!

2、笑顔で周りを笑顔にする!

でした。

【振り返り】

1:よくもまあ、偉そうな事をいったものだと、反省しております。

「博愛」でありたいとずっと前から思っていた。

でも、苦手な人ってどうしてもでてしまう。

苦手な人に出会う度にいっぱい色々考えて、自己嫌悪に陥ったり、反省したりしてきたけど、結局自分が偽善者のようにみえてくる。

「みえてくる」、いや、「偽善者なんだ」と思う。

そんなことを考えて落ち込んで、、、

苦手な人に出会う度に凹んでいたら自分の感情が保てない。

「苦手な人」ができてしまうのはしかたない。

そんな自分を認めて、受け入れてあげるのも大事かも。

そんな「1」の結論。

 

2:これは割と周囲から評価されている気がする♪

努力ではなく、自然に日頃笑顔でいられるようにもなっているので、ここは いとえ成長したと自分をほめてあげます!

 

さて、

24歳の目標。

1、人の気持ちを考える

2、見返りを求めずに行動する

 

1:今までは「もしも私があの人だったら」って考えるようにしてきた。

だけど、これは意味がないことに気がついた。

私はその人じゃないし、その人は私じゃない。

違った環境に育ち、違った感情を持っている。

「もしも私があの人だったら」これは全く意味が無い。

その人の今の状態、価値観。

その人を色んな面で見つめられるようになりたい。

そのうえで行動出来るようになれたらよいな。と思います。

難しい事だけど、難しい事だからこそ目標に!

 

2:「ありがとう」ってすごく気持ちのよい言葉で、

それを言われるのが嬉しくて今まで行動してきた。

だけど、それが聞こえなくてもなにかのためになれる可能性がみえたら迷い無く行動できるようにする。

(自分自身は人に「ありがとう」を言うのは忘れないようにしたい)

 

そんな24歳なりたてホヤホヤの愛惠。

名前に負けないようにこの1年も頑張ります!

LOVE & GRACE 

***

24歳のいとえは3年勤めた花屋をやめ、ワーキングホリデーVISAを取得し、オーガニックファームに滞在しながらUKを旅していたのです。

各ファーム2~10週間。

中高の英語の成績は1~2f(^_^;)

英語なんて全然話せないのに「度胸と愛嬌でなんとかなるさ!」英国の地に立ったのでした。

「I need more Compost」すら言えなかった英語力。

それでも園芸短大で鍛えられた基本的な園芸作業技術は、各ファームでとても評価してもらえていました。

イギリス、ドイツ、スペイン。

「技術と愛嬌と体力」はいつもでも、どこでも、誰にでもほめてもらえ、過去に自分に自信を持った事がなかったいとえに自信が満ちあふれた1年なのでした。

そして、UKの田舎のオーガニックファームでの生活。

いっぱい色々考えた時期でもありました。

人生に真剣に向き合う自分。

人生で始めて真面目に母に手紙を書いたのもこの旅の途中だった気がします。

 

 

2009年25歳の誕生日はだんだか、センチメンタルだったようです。

*2009年 の日記*

たくさんの出会い

 

色んな人が胸の中に居る

 

それは全て私が勝手に抱いているイメージの「その人」

 

 

高校時代、CHさんが

「自殺はしないでください。あなたの中の私はあなたの中にしかいないのです。あなた一人が居なくなると沢山の人が居なくなります。」

こんな内容の感話を話していたのを思い出した。

 

 

25歳の今日まで、色んな人に出会ってきました。

 

色んな人の中に、色んな“いとえ”が居るんでしょうね。

 

 

ちょっと、いとえ土壌をきちんと見直そうかと。

 

果たしてこの土壌では何が育ち、なにを実らせることが出きるのか。

 

土壌に合わない植物を植えても枯らしてしまうだけ。

 

闇雲に植えれば良いってものではない。

 

例え、土地が余っていても、根っこが鉢底から出ちゃってても、合わない土・環境に植えて枯れちゃったら、それは優しさでもなんでもない。

 

苦しい環境での生き地獄。

 

 

咲かせてみたくても、無責任なことはしちゃいけない。

 

 

土壌改良は可能。

 

 

今まで育たなかった植物に合った土壌への改良は可能。

 

それをしたら今まで育ってきた子達が枯れてしまうかもしれないというリスク。

 

今、胸張って花咲かせている子達にさようならを言う覚悟。

 

その覚悟がなければ大きな土壌改良もしてはいけないし、

新しい植物を植えることもしないほうがいい。

 

 

向き、不向きをきちんと標示するのが誠意かと。

 

 

 

 

他人は変えられないけど、自分自身は変えられる。

 

 

変えられるけど、

変えられない部分も多々ある。

 

 

育った環境や、教育環境。

それによって成人以前に身に付けた教養・価値観・思考回路。

 

これらはやはり変わらない。

(※教養:暗記したもの全てを忘れた後に残るもの)

 

家を建てる以前の土台

定植以前の土壌

 

そんなようなもの。

 

 

そこはやっぱりごまかせない。

 

合わない土台に合わない家が建っても震度3でも崩れちゃう。

 

崩れる位なら建てない方が良い。

 

 

 

 

 

いつかくる。

 

この土壌に野生化する位合う種が。

 

いつか建つ。

 

この土台にぴったりのデザインの家が。

~以下略~

****

この時のいとえが、今を見たらどう思うのだろう?

今は土壌改良中なんだろうか、それとも栽培中・建築中なんだろうか?

 

これはきっと2020年くらいのいとえが判断してくれるんでしょうね。

2011年のUK滞在は「○○中だったよ」って。

 

この2年は、なんだか真面目にいっぱい考えてますね。いとえ。

 

そして、去年。26歳の誕生日。

*2010の日記*

 

どうやら、誕生日らしい。

 

全く実感ないのだけれど、

おめでとうメールに返信していて、

やっと「誕生日やんねぇ。」と思えてきた。

 

この26歳になるまでに…

仕事が充実してきた。

メンタルが強くなった≒繊細さが失われた。

開き直りかたを覚えた。

飲みに行く頻度が限りなくUP。

飲兵衛仲間が増えた。

痩せられない。。。。

 

~以下略~

***

去年の誕生日は、神田のいつものお店で常連さんたちと飲んだくれていました。

 

料理長がサービスでだしてくれたデザートプレート。

キャンドルの火を吹き消す勢い余ってキレイに飾られたミントや粉糖をカウンターにまき散らし、デコレーションと共に記憶も吹っ飛ばしていました。

 

本当に飲んで飲んで飲みまくっていた1年でした。

 

そして、2011年。

去年の12月はまさか、また英国に滞在することになるなんて予想だにしてませんでした。

27歳。

普段、日本では年上の方々と過ごす時間が長いいとえは「27歳なんてまだ若い♡」と思っているのですが、ここのボランティアワーカー達は平均20歳。

 

20歳のころ、六本木の花屋時代、その花屋の店長は27歳でした。

母は27歳で兄を出産していました。

 

ワークショップのボスが、このコミュニティーに来たのは26歳のときだというし。

そろそろ本当に自分の人生の道筋をたてなければならないんだな。

そんな現実に顔を手で覆いながら、指の隙間からその現実をチラ見している。

明日は、そんな27歳の誕生日です。


カボチャを鉈(なた)で割る。そして、母の血。

2011年12月08日 | シードワークショップ

12月8日 木曜日

シードワークショップのお仕事はタネのクリーニング、パッキング、カタログの発送。

 

カタログの発送先にはバッキンガム宮殿のガーデナーや、TVのガーデニングプログラムのディレクター宛など、ちょっとビックリな宛先がチラホラ。

ヴィレジャーたちも「わぉ!こんな人まで!!」とはしゃぎながら封筒にカタログ封入していました。

 

インゲン、エンドウの選別作業。

これ、すっごい地味な時間のかかる作業なんです。

このシードワークショップにある機械では選別しきれないので、手作業なのです。

色、形を見てダメな子を取り除いていくのです。

 

ちょっと、飽きてくるので

いとえ「ねぇ!残りの品種のカボチャのタネはいつするの?」とボスに質問。

ボス「あ~。やんなきゃね。やっといて!」

やったね☆ 

マメたちの地味な作業からいとえは解放されたのであります☆

本日のカボチャ。

"Blue Ballet"

このカボチャたちは、先日の品種(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/91c212ae0b23dfdf8a2a3e25a074dde9)ように簡単にはナイフで切れません。

そこで登場するのが鉈(なた)!!!そして、鑿(のみ)!!!

もうさ、食べ物を扱っているとは思えないこの写真、、、f(^_^;)

よく切れる中華包丁みたいのがあれば良いんですけどね。イギリスの包丁&ナイフったら切れないこと切れないこと。

薪割り気分で ザクッ! メキッ! 

タネを取り出し、Jack o' Lanterのとき同様水洗い&ドライヤーで乾燥させました。

 

この、なかなか切れないカボチャ。これは水分少なめででんぷん質な証拠。

我々日本人が求める「くりかぼちゃ」の質感ということなのですよ!!!!

これは、持ち帰るしかない!!!!!

 

お持ち帰りをし、夜にお夜食作成☆

カボチャ&高野豆腐で煮物♪

 

母に煮物を教わった記憶は無い。

特に計量もせずに感覚で調理。

だのに、母の味になるのはなぜだろう、、、、。

やっぱり母は母である。。。

 

先日の母のブログに

「高校時代、なりたかったのは専業主婦で手工芸作家。

 誰かに守られながら、優しい部分だけで生きたかった。」

とか書いてあった。

いとえはたまに、

「主婦しながら、家庭菜園して、おいしいご飯作って、大好きなダーリンと子供(たまに遊びにくる孫)達に"おかえりなさい☆"って♪ そんな生活できたら超幸せなのに♡」とか夢見ちゃんなことを思ったりしている。

「やばいなぁ。なんか、やっぱり思考回路が一緒なんだよなぁ。。。」と、、、。f(^_^;)

 

遺伝なんだか、環境なんだかの影響を感じずにはいられない。。。

11月にも日本食を作ったのです。

ひじき、キャベツの浅漬け、胡麻豆腐、おこわ。

このときのひじきもすっかり母とおんなじ味。

ひじきを一度に炊きすぎるとこまで母と一緒。。。。

 

見た目は90%父親なんですどねf(^_^;)


☆St. Nicholas Day☆

2011年12月06日 | シードワークショップ

12月6日 火曜日

 

12月6日は“聖 ニコラスの日”です。

聖ニコラスは、ローマ帝国に生まれたキリスト教の司教で、サンタクロースの起源ともされている人です。

12月5日の夜、靴をドアの前においておく。

その子が良い子だったら&靴がキレイだったら、翌朝その靴の中にプレゼントが届くというもの。

 

5日の夜、ヴィレジャーたちはセッセと靴磨きをし、部屋の前に靴をおいていました。

そして、朝、、、、、。

靴の中になにかが届いてる!!

靴を外に出すのを忘れてしまったお部屋の前にも、きちんと小さな包みが届いています。

 

中をのぞくと、、、

ナッツ、手作りクッキー、トリュフ、オレンジ、コインチョコ。

いとえの部屋の前にも届いておりました☆☆☆

 

シードワークショップに着き、サラともその話。

いとえ「ニコラス来た??」

サラ「来た。来た。なんか朝5時前にガサガサとニコラスが来る音が聞こえたよ(笑)」

サラのお家のニコラスは、きっとその後ミルキングに行ったのでしょうね☆

 

シードワークショップの仕事はタネのクリーニング&パッキング作業が続きます。

ヤグルマソウのタネ。

チャードのタネ。

 

そして、パッキングしていくにあたり、パッケージの写真撮影も行っています。

日本でなじみのうすい野菜のパースニップを紹介☆

こんなニンジンみたいな根菜です。

 

洗うと、、、

白肌美人☆ 大根みたい♪

クリスマス前なので、柊と共演させてみたりして、、、(笑)

このパースニップたち、ちょっと離れたファームで育っていたので、車で撮影用に収穫に行ったのです。

 

そのパースニップの育つファームの横にはキャンドルワークショップがあります。

夏の間はしまっているのですが、毎年11月になるとオープン。

今まで立ち入ったことのなかったワークショップだったので、ついついお邪魔しちゃいました☆

 

中に入ると、ロウの香り。

丁寧にディップしながらキャンドルを作っていました。

なかには、こんなカラフルなキャンドルも☆

 

お仕事時間に長居するわけにもいかず、おとなしくシードワークショップに戻ってパッキングの続き。

ここのタネを店頭販売しているショップからの発注。

計3000パック以上!!!

地道なパッキング作業が続きます。。。。。


バイオダイナミック スタディグループ

2011年11月30日 | シードワークショップ

11月28日 月曜日~30日 水曜日

シードワークショップのお仕事は室内作業。

タネのクリーニング。

発芽率テスト。

パッキング。

カタログの発送。

他のガーデンは冬になるとアル程度時間に余裕が出てくるそうですが、シードワークショップは例外。

冬もやることがたくさんでございます。。。

 

Poachedegg flowerのタネのクリーニング中に妙な子発見!!

これ。

乾燥したムシ。タネとサイズが一緒だったのね。

最後の最後の手作業での分別のときまでタネにまぎれていらっしゃいました。

ちょっと“ロビン”に見えません??

 

あ。ロビンって↓です。

ロビン=ヨーロッパコマドリ

彼らは庭しごとをしている人の周りを一定距離を保ちながらチョコチョコと飛び回るかわいい小鳥です。

群れをなさず、単体で行動し、”ピチピチピーチチ”と、細い高い声で鳴きます。

英国人はみんなロビンが大好き。

ガーデナーズショップに行くと必ずロビンをモチーフにした何かしらが売っているほどです。

私もすっかりロビンファン♡

遠目に見るとロビンに見えるこの乾燥したムシくんにちょっと嬉しくなってしまったいとえなのです。

 

 

発芽率テスト。

ボラジがプックリ発芽しました。

丸みを帯びたこの発芽♪♪

ん~~。やっぱり、発芽ってすてき♡

 

大量のパッキング作業も続きます。

 

そして、カタログの発送!

村(コミュニティー)のオフィスで発送処理をします。

こんな機械が村にあったなんて(>_<)!!

ビックリ!!

自動で封をし、スタンプを押してくれる優れもの♪

この機械を通ったものは、Royal Mailの収集用袋に詰めて集荷所まで持っていきます。

なんだか、郵便局員になったような気分☆

サラは学生時代、Royal Mailでアルバイトしていたことがあるらしく、「この袋とか!懐かしい♪」って言ってます(^_^)

このカタログ発送作業はしばらく続きそう。

村には“プレス”と呼ばれる印刷&製本をしてくれるワークショップがあり、カタログはそのプレスで作成してもらっています。

プレスは、シードカタログの大量発注により、テンテコマイらしいです。

普段はプレスで働いていない人までもプレスに派遣されているほど、、、f(^_^;)

数百部づつ、納品されるカタログに、シードワークショップでオーダー表をはさみ、封筒に入れる。

フラワースクール併設の花屋で働いていた頃を思い出す作業です。

スクールのパンフレットが納品されて、チラシを挟み、封筒に入れる、、、。

懐かしい♪

クリスマスのアレンジメントや、クリスマスの特別講座がとっても人気の花屋&スクールです。

興味のあるかたは是非!Chech it out♡ Click!!(http://roppongi.keisen.jp/shop/)Click!!

ウェブサイトはちょっと地味&古風だけど、商品はとってもステキ!!

予算や色合いなども気軽に相談にのってくれるとってもアットホームなお店なので、クリスマスの装飾品を購入したい方、また自分で手作りしたい方は是非お電話を♡

東京都港区六本木のCold Stoneの目の前なので、六本木にお立寄りの際もぜひ♡

お正月のアレンジメントも素敵ですよ♪♪

ん???まわしもんか?!って???

えぇ。まわしもんですよ。だって、古巣ですから♪ 応援したいじゃないの♡

本当に素敵だから、だまされたと思って一度ぜひご注文あれ☆

クリスマスプレゼント、お歳暮、お年賀、お中元。バレンタイン、誕生日、送別、母の日、父の日、敬老の日など、なんでも!

質の高さにビックリ&リピート間違いなし☆☆☆

都内一部区域はお店から直接配達! そして、全国宅配便での発送承ります♪♪

 

、、、、、、、、、f(^_^;)

っと、、、、、、。そろそろしつこいわね。

 

 

話を今の生活に戻しましょう。ね。

そうそう水曜日のお話。

水曜日はほぼ毎週、夕食後にバイオダイナミックのスタディグループが行われています。

この村から1時間圏内の3つのファームの共同開催。

スタディグループ参加者が順番にプレゼンテーション担当をし、学びを深めていくのです。

今回30日のスタディグループのテーマは「農業の歴史」そして、シードワークショップがプレゼンテーション担当、、、、。

およよよよ~~ぉ。いとえの語学力、プレゼンテーションには足りてませんから~~!!!(>_<)

そこで、主な進行トークは英国人のサラに委ねました(笑)

この “逃げ” がいとえの英語が今ひとつ上達しない☆大事なポイント(*^o^)v☆

いとえはというと、主な世界史&自然問題関係の出来事、農業の歴史、シュタイナーの略歴の3つを合わせて年表作成をしました。

色々合わせて見ると、「あ~。こんなときに、これが起きたのか~!!」って時代背景をイメージしやすいのです。

ex)タイタニック沈没の年に、シュタイナーの「人智学」が形作られた。 とか(笑)

冗談はさておき、、英語での書類(年表)作成には苦労しました。

久しぶりにPCにかじりついて、寝不足(>_<)

 

今回のスタディグループは、村から1時間離れた所にあるファームでの開催。

大きなキレイなクリスマスツリーが迎えてくれました♪♪♪

癒し~♡ 

ここのファームの研修生たちが美味しいスープとサラダとパンをお夕飯に用意してくれていて、これもまた癒し♡

夕食後、スタディグループ開始!!

年表を配り、サラが農業の歴史のトークをし、一通りの流れを終え、

質疑応答、ディスカッションになったら、結局サラよりしゃべってるいとえ、、、f(^_^;)

なぁんだ、みんないとえのつたない英語も根気よく聞いてくれるじゃないの♪♪♪

なんとか、一山超えました♪♪♪

 

そして、11月、おわり、、、、。

11月30日は、おじぃちゃんの91歳の誕生日♡

今でも元気に区民農園で野菜育ててるおじぃちゃん♪♪

おじぃちゃん!!!!お誕生日おめでとう!!

いとえの子供を見るまでは長生きしてくださいませ♡

全く予定はないのであしからず、、、(笑)

頑張れ!!おじぃちゃん♡♥♡

近くに居なくて、こんな自由な孫娘でゴメンね!!(>_<)

帰ったら、一緒に美味しいウナギ食べよう!! ね☆☆☆


もうすぐクリスマス。

2011年11月27日 | シードワークショップ

11月 25日 金曜日~27日 日曜日

11月もまもなく終わり。

そんな週の真ん中。

家の目の前にモミの枝の束がドサッと届いていました。

この11月最後の日曜日はアドベントの1週目に突入するのよね。

「アドベントってなにもの??」キリスト教文化に触れた事のないことにはなじみのない言葉ですよね。

あ。そもそもクリスマスがイエス・キリストの誕生日(降誕)だってことはご存知かしら??f(^_^;)

 

アドベントとは、そのクリスマス前の4週間のこと。

イエス・キリストの降誕を静かに待つ期間なのです。

アドベント期間に入ると、各家では4本のキャンドルが用意され、日曜日がくるごとに1本ずつ光が灯されていくのです。

他にも、クリスマス用のクッキーやずっしり重たいケーキを焼いたり。

クリスマスに向けて、様々な準備が始まるのです。

お家の前にドッサリ届いたモミの枝もお家の装飾用のもの。

クリスマス♪ この村のクリスマスがどのようなものなのかワクワク感が高まります♪♪

 

シードワークショップの仕事もすっかり「冬のお仕事」

この冬出荷予定になるタネたちの発芽率テストのセッティング。

12月1週目には各顧客に配送予定のカタログ&オーダー表の準備。

クリスマス後には大量にタネの注文がくるので、それに向けてタネのパッキング作業。
来年の作物を考えるファーマー、ガーデナーのお客さまたち。
そのファーマー、ガーデナーたちの手元にこのタネたちが届くんだなぁ♪って、思うとなんだか嬉しい♪
このタネたちは、どこの土で、どんな人の手で、どんなふうに芽を出し育ち、収穫され、
どこのどんな人にどんなふうに食されるんだろう。
この野菜やハーブや花たちは、その人たちの手元に届いた時、笑顔も一緒に届くかな☆
口に入ったとき笑顔がこぼれるかな♪
そんなことを考え(妄想し)ながら、作業をしている日々です。
牛たちもすっかり冬の生活をしています。
夏場は外で大きなフィールドのんびりお散歩しながら青々と茂る牧草をハムハムしていた彼女たちですが、もう彼女たちのお腹を満たす程の牧草も生えてこないので、今は小屋の中で生活しているのです。
朝のミルキング後にモシャモシャ夢中に干し草を食む彼女たち。
干し草の香りって、やっぱりいい香り♪♪♪
この日曜日はひさびさ、サンデーランチ当番。
アジアンな味が恋しい、最近なのでちょっといつものヨーロピアンなサンデーランチをちょっとだけアジアンにしてみました♪
ローストビーフの味付けを焼き肉風に醤油、砂糖、ニンニク、生姜、胡麻で。
そして、付け合わせのキャベツもハーブではなく生姜で風味づけ。
今回の最もな冒険はデザート!!
「ヨーロッパ人はあまりあんこや羊羹が好きではない。」
この根拠の無かった先入観を確認したくて、、、、。
でも、せっかく作って食べてもらえなくても困る、、、、。
そこで、試してみたのがコレ!!
抹茶のパウンドケーキの真ん中に、こしあん、寒天、ちょこっとミルクで作った羊羹をはさんでみた♪♪
みんな、「なにこれ??なんで緑なの??この真ん中のなに???」って目がまん丸(笑)
おそるおそる口にするみんな。
で、「おいしい!!」って♪♪♪
真ん中のちょっとミルクを加えた羊羹のところなんて、「チョコみたい!」とか言う人まで、、、f(^_^;)
その感想はいかがなものかしら、、、と思ったのはナイショの話ですが、とりあえず、
"外人はあんこ&羊羹は嫌い!"という概念は払拭されたのであります。
日曜日の夜は、アドベント1週目ということで村の真ん中のホールで集まりがありました。
みんなで歌を歌い、ちょっとEURYTHMYをしてアドベントの話に耳を傾ける。
そのみんなの輪の真ん中に飾られていたのがこれ。

星形にモミの枝が並べられ、そこにキャンドルが添えられて、、、、

薄暗い中、キャンドルの灯火がゆれ、歌を歌う、、、。

 

素敵なアドベント1週目の夜でした。

 

お家のテーブルにも♡

 

アドベントキャンドルが飾られています☆☆☆
もうすぐ、クリスマス☆