たねまきびより ~いとえのバイオダイナミック農場日記~

小さな1つぶのたねから
ぐんぐん伸びていくその姿
ずっとながめていたくなる

脱都会!いとえ、英国の農場へ行く!

バイオダイナミック農業セミナー2011年度 第4回

2012年01月15日 | バイオダイナミック農法

1月12日 木曜日 ~ 15日日曜日

バイオダイナミック農業セミナー2011年度 第4回~Nutrition(栄養学)~@Botton Village(いとえの住む村)

バイオダイナミックってなにもの?この"いとえ"って人なにやってんの?というかたは、

こちらをご覧くださいませ☆

今までのバイオダイナミック関係の日記

6月に書いた振り返り

今回のテーマ「栄養学」

シュタイナーの「アントロポゾフィー(人智学)」視点からの栄養学のセミナーです。

プログラム内容は、

・自覚、意識のプロセス(導入として、シュタイナー的思考を学ぶ)

・思考(?)のエクササイズ

・消化及び身体への作用

・味の比較

・炭水化物、タンパク質、脂質、ミネラル、ビタミン(各グループによるプレゼンテーション方式)

・BottonVillage内のベーカリー&クリーマリー見学

 

今回の栄養学への理解を深めるために提示された参考書籍。

いとえの英語読解力では全てには目は通せません(>_<)

このうち2冊をちょこっとだけかじりました。

 

シュタイナーはとてもスピリチュアル的視点でモノを考える人なのですね。

そして、土・植物・動物・ヒト・地球・月・天体・宇宙の全てがつながりを持っていて、つながりがあることを強調しています。

 

今回のセミナーで最も大切だったと言えるポイントがこれ。

ヒト(動物)の身体と、植物&大地の働きを以下のように例えています。

「ヒトの身体は、植物&大地関係を上下逆さまにしたようなものである。」

 

はて??どういうことでしょう??(笑)

 

1年草の植物は主に根、茎、葉、花、実の部分にわけることができますよね。

そして、ヒトの頭部は根に、胸部は茎や葉に、下腹部は花や実と関連づけることができるというのがシュタイナー的視点。

植物は発芽する時、根から生長する。そして大きくなると地中からミネラル分などを吸収し、植物体に行き届かせる働きをする。植物の中で、「根」はとても大事(基盤)なところ。

ヒトは成長する時、胎児から乳児期にかけて頭部を中心に成長する。そして頭部を働かせるためには塩分、ミネラルなどが必要。ヒトの中で、「頭部」はとても大事なところ。

植物の中で呼吸をし、そして水分や栄養分をリズムを持ちつつ全体に栄養をおくっているのが葉や茎。

ヒトの身体で呼吸に大事な役割を果たしているのが肺、そしてリズムを持ちつつ全体に血液を送っているのが心臓。

植物の中で最も温度に敏感に左右されるのが花、種子形成。

ヒトの身体で暖かさが大切なのが腸(身体全体大切だけど、それは植物も一緒)

シュタイナーは、触れていないけれど、タネや実をつくるのは花で、人間のBabyができるのも下腹部だな~と。

 

こんな、植物と人間の上下逆さまの関係性を受け入れることができるかできないか、、、

ここがきっと「シュタイナーの農法なんてインチキだ!」って思うか

「ん~~。なんだか興味深いぞ?!」って思うかの境界線な気がします。

 

シュタイナーの提示するアントロポゾフィーの食に体する考えや農業はこの上下逆さまの定義が大前提!

根菜は頭のはたらきに大切ですよ。

葉菜は肺や心臓のはたらきに大切ですよ。

花、果実、ナッツは下腹部のはたらきに大切ですよ。

ともなるわけです。

 

不思議なお話はこの位にしていきましょう。

食べ比べ!!

今回の食べ比べはニンジン!!

この村で育った(バイオダイナミック)ニンジンと、スーパーで買ったおそらくF1品種であろうと思われるキレイに形の揃ったニンジン。

↑どっちがどっちでしょう????↑

 

まず、左の色の濃いニンジンをパクリ。

パリッ!鮮度の保たれたみずみずしい食感!

ニンジン特有の甘さや香りを期待してよくよく噛む。

、、、、、、。味が、、、、薄い!!!ってか、むしろない!!!!

 

続いて右側のニンジンをパクリ。

一噛み。口に広がるミネラルたっぷりの味!濃い味に唾液がたくさん溢れ出す。

噛むたびにその断面からニンジンの甘みと旨みが口に広がるのです。

 

バイオダイナミック農法の講師たちは

「質の悪い食べ物は身体のためになんにもならない。 ただのカロリー摂取にすぎない。

 バイオダイナミックの作物(オーガニックも悪くない)は、きちんと身体の働きに影響するものを持っている」

とよく言います。

なんとなく、このニンジンの食べ比べで言いたい事がちょっとわかった気がしました。

唾液がたくさん出るってことは、口内の酵素がたくさん出てはたらいていることになります。

脳みそが「なんか、分解すべきモノが身体に入って来たぞ~。身体働け~!酵素だせ~!消化しろ~!」って、身体全体が活性化されているんですよね。

でも、素材の味のないものであったり、シンプルなもう分解不要な状態(化学調味料やグルコース)で体内に入って来たら、身体のなかはあまり働かないのです。

きっと、そういうことです。彼らの言いたいことは。たぶんね。

 

続いての味比べは水。

この村の水道水と、この妙な形の容器で撹拌させた水。

この特別な容器で撹拌させると、なんと水に影響が出て味がかわるんだとか。

2つを飲み比べると、確かに味違う!!!!!

すごいじゃんこれ!!!

ってよく聞くと、

この撹拌させた方の水は講師の暮らす地域のわき水だそうで、

「そりゃ味ちがうでしょうに!」って(笑)

この撹拌効果を提示したいなら同じ出所のお水で味比べしなきゃ、意味ないですよね?f(^_^;)

時間が押し気味だったので、とりあえず、わき水と水道水の味の違いがわかったってことでいとえは消化しました。

(この点は、セミナーの最後の振り返りのときに講師につっこんでおきました。)

 

エクササイズは、いろ~んなことをしました。

・想像のしやすいモノ、しにくいモノがあることを理解する。

・モノを客観的にとらえてみる。(ex ジャガイモ、リンゴ)

 

・第三の眼、チャクラを意識する。

などなどなどなど、、、、。

この、第三の眼のエクササイズ!!!! ちょっとびっくりな体験でした。

これは、ちょっと帰国したら色んな人たちと試してみたいので、ナイショです!!

「確かに我々は第六感的なモノをもっているんだ~!!眼に見えないなんかって、あるんだ~!!」って確信した出来事でした。(シュタイナー的には第三の眼で見えているとか言うのかしら??)

(“あやし~。あやし~。いとえが変な団体に飲み込まれていく~”って心配されていそうだわね(笑))

 

各栄養素(炭水化物、タンパク質、脂質、ミネラル、ビタミン)への理解。

これは、各グループ6人程度でプレゼンテーション形式で学びを深めました。

いとえの居るBottonグループは「炭水化物」担当。

そしていとえは化学的視点の担当。

単糖類がどうとか、多糖類がどうとか、スクロース=グルコース+フルクトース、ラクトース=グルコース+ガラクトース、マルトース=グルコース+グルコースだとか、全部実はC6H12O6とか、インスリンがどうとかこうとか、そんな話しをしました。

これはとあるグループのプレゼン↓。

構造式をみんなの身体を使って説明していました。

発想が豊かで面白いです。

 

今回の栄養学のセミナー、なんだかお腹いっぱいなセミナーでした。

クリーマリーを見学し、

乳製品加工の行程を聞き、4種のチーズの試食。

 

ベーカリーで、小麦の入手先や、パンの種類、イーストの種類などの説明を聞き、

パンの試食(バンズまるまる1個)。

見学を終えて、座学をしているライブラリーにもどり、

若干お話を聞いて、ティーブレイク。

既製品と、みんなが手作りで持ち寄ったスイーツとの食べ比べ。

 

そして、毎食美味しいランチ。

 

みんなの手作りのフーマス(ひよこマメのペースト)や、ジャム、チャツネ、バター、サラダなどを持ち寄った夕食。

バイオダイナミックプロデュースの美味しいものた~~~っくさんの今回の栄養学のセミナー。

授業中、アントロポゾフィーの講師はず~っと「どれも、“ほんの少しずつ” が身体にいいんだよ!」って言っていたけれど、

美味し過ぎて、みんなでお腹いっぱい!!(笑)

食いしん坊なバイオダイナミックの研修生たちはアントロポゾフィー(人智学)的な食生活はできなさそうですf(^_^;)

 

最後に、食いしん坊研修生の集合写真☆

 


バイオダイナミック 三賢者プレパレーション

2012年01月06日 | バイオダイナミック農法

2011年クリスマス、みなさんどのように過ごされましたか?

日本のクリスマス。

ハロウィン商戦が終わったら、すぐにクリスマス仕様に模様替え。

街中にはクリスマスソングが流れ、クリスマスにはカップル達が肩を寄せあって歩き、

居酒屋には「恋人なんておらんわ~!忘年会でしょ!」なグループが杯を交わす。

そして、25日の夕方にはクリスマスムードは薄れ始め、夜にはお正月仕様へのどんでん返し。

いとえも六本木の花屋で働いていた頃、お店の前を歩くデート中のカップルに申し訳ない気持ちを抱きつつ、夕方にはクリスマスツリーを片付けていたのを覚えています。

 

キリスト教文化根強い国では、クリスマスは1月6日まで続きます。

なぜ1月6日なのか。

クリスマスから12日目のこの日、3人の博士(賢者)が馬小屋で生まれたイエスキリストを訪れた日とされているのです。

東方に居たこの博士達は夢の中で天使からのお告げを受け、星の導きによってベツレヘムの馬小屋へたどり着いたのです。

3人の賢者たちはそれぞれイエスへの贈り物を用意していました。

「黄金」「乳香」「没薬」。

黄金:現世の英知、王権の象徴

乳香:神への信仰の捧げもの、神性の象徴

没役:死への勝利、受難&復活の象徴

 

バイオダイナミック農法では、この1月6日に3つの捧げものをフィールドにスプレーします。

この三賢者プレパレーションは、ルドルフシュタイナーが提唱したものではなく、ドイツのHugo Erbe (1885-1965)というファーマーが、経験と研究によって提唱したものです。

大地のスピリチュアル的な力を強くし、天体との結びつきをも回復させるのに有益なんだそうな。

今ではバイオダイナミック協会もこのプレパレーションを推奨しています。

 

キリスト教文化の薄い日本人には、なにがなんやら意味不明ですよね(笑)

いとえは中高短大とキリスト教教育の学校を卒業し、中学入学以降は教会にも通っていた(友人とトランプゲームをするのが主目的w)ので「黄金、乳香、没薬(もつやく)」のことは知っていました。

でも、金以外、実際に目にして手にするのは初めて!!ちょっと感動!!!

これ、乳香↓ カンラン科の常緑高木の樹脂

これ、没薬もつやく↓ コミフェラ(カンラン科の低木)の樹脂

これ、黄金↓ 、、、、。

この粉の中に、ゴールドが含まれているですって!

研修生達と共に、

「本当に??本当に入ってんのこれ??w」

「入ってなかったら、意味ないじゃんね~」とか言いながら作業開始!!

 

黄金(が含まれているという)パウダー、乳香、没薬をそれぞれ同量づつを合わせて、乳鉢に入れます。

これを、1時間ひたっすら擦り合わせ、細やかな粉末にします。

1時間もかけて混ぜ合わせると、こんなに↓細かくなるのです!

 

この作業は12月31日の23:30~1月1日0:30にかけて行うのが理想とされていますが、

この村のコミュニティライフ的に、不可能だったので、1月4日に行いました。

 

そして、1月6日の三賢者の日に人肌温度の水で1時間かき混ぜた後、フィールドにスプレーするのですが、、、、。

いとえ氏、風邪でダウンし、軟禁されていたので参加&写真撮影できませんでした、、、(;_;)

 

悲しいかな、、、。

 

効くのかな~??

 

ん~~~。スピリチュアルな農法だから、気持ちが大事なのかな~???

 

なぞ♡


バイオダイナミック 508番スギナ調合剤

2011年12月10日 | バイオダイナミック農法

12月10日 土曜日

昨日金曜日は1日タネのパッキングをしながらも、主な仕事はマメの選別作業。

ザラ~ァ、ザラ~ァ、、と、音をたてながら映画「ラヂオの時間」を思い出す。

あ~。波の音に、、、うんうん♪ 聞こえる♪♪

たまにみつける♡マークのマメ。

そんなことにホッコリしながら、金曜日の日が暮れる、、、。

金曜日の仕事を終えた帰り道。

月がとってもまぶしくて、まん丸でキレイ☆(17:45の東の空)

そういえば、日本では土曜日に皆既月食が見れるんだっけ、、、。

そんなことを思いながら誇らしげに光る月、そして地面にくっきりうつるムーンシャドウ。

ライト要らずの月明かり。凍えるような寒さも少し和らぐような気がするのです。

 

翌朝ミルキングに向かう早朝5:20の西の空。

月がやっぱりとっても明るくて、空の色が若干青く見えるほど。

月って明るいんだなぁって、東京生活では気づけない空の魅力。

 

そんな土曜日、

バイオダイナミック調合剤のスプレーをしました。

通称508番調合剤。スギナ茶です。

スギナにはミネラルがとっても豊富に含まれていて、利尿作用、むくみ解消、自律神経などに効能があるハーブティーとしても利用されます。

このスギナ茶。

バイオダイナミック的な利用法は、植物の病気の抑制のためにスプレーします。

濃縮茶をつくり、利用する際にその都度希釈して散布するのです。

300gの乾燥したスギナを

5リットルの熱湯で1時間煮だします。

この煮だしたスギナ茶を、利用する際に5倍に希釈して散布するのです。

ここのファームで、主に散布するのは温室、ビニールハウス、ビニールトンネル内。

このスプレーは主に多湿などが原因で起こりやすいカビ系の病気に効果があるんだそうな。

満月の時、潮が満ちて海の水位があがるのはご存知ですよね。

月の力は水を引き上げる力。

それは海だけでなく、大地にも働いていて、大地は月の力が働くとき、活性化されているそうです。

その力は下方から上方に押し上げる力だそうで、昔日本でも満月前や満月に種まきをすると良いとされていたのに通じるものがある気がします。

しかし、その月の力が大地に強く働きすぎてしまっている場合、その力が植物体にも通じて影響し、大地としての働きが植物体に押し上げられてしまう。

すると、植物体が他の生物に対して土壌化し、菌や、寄生植物がその土壌(植物体)に繁殖してしまう。

その強くなりすぎた月の力を、スギナ茶は弱めることができるんだそうな。

 

この天体との関わりを通じての理論はちょっと理解に時間がかかりますが、

とにかくミネラル豊富なお茶はきっと植物に良いに違いない♪♪♪

冬の冷たい空気に、太陽のひかりがまぶしく光る中、

「不思議だな~。効くのかな~?きっと効くに違いない。Somehow~♪」とスプレーをした土曜日のお昼前なのでした。

 

土曜日も発見した♡の形のマメ♡

ホッコリを与えてくれる大事な瞬間♪


バイオダイナミック農業セミナー2011年度 第3回

2011年10月30日 | バイオダイナミック農法

10月28日 金曜日~30日 日曜日

(日記終盤にお気に入り集合写真あり☆)

バイオダイナミック農業セミナー2011年度 第3回

Farm Organism @ Sutton Bonnington, Nr Loughborough

ファームの有機的生体 @ 英国の真ん中辺りのバイオダイナミックファーム

プログラム内容

・ファームウォーク

・イベント"Sowing Future"への参加 

・製粉場、ベイカリー、小学校訪問

・歌

・各研修生による各ファームのプレゼン

・農業講座 byシュタイナー についてのディスカッション

 

 

イギリスの右上に位置するノースヨークシャーから真ん中に位置するノッティンガム界隈での講習への参加。

片道4時間強かかるので、前泊させてもらいました。

講習1日目の朝。

深夜の小雨が朝日に照らされてキラキラ。

とっても清々しい講習のはじまりでした。

 

今回、講習の主な舞台となったのはノッティンガムとレスターの間に位置する大きなバイオダイナミックファーム。

そこでは、牛、ニワトリ、七面鳥、ブタ、野菜、麦などが育てられていました。

 

・ファームウォーク

やっぱり、各地方&ファームによって土質が全然違うのね。

ここのファームの土は若干砂っぽくて柔らかい土。

そして、まるで水辺のような丸っこい石ころがあちこちにたくさん混ざっていました。

外で自由に歩き回る七面鳥

そしてニワトリ

鳥たちはとても健康そう!!みんなキラキラの目で元気に地面をつついていました。

ここの七面鳥たちは、もちろんクリスマス用で、一部はいとえの居る村にも出荷されるそうな。

"You have to say HELLO to them when they come to chrismas table!"って、、、、

なんだかシュールよね、、、f(^_^;)

 

ここのファームのバイオダイナミック調合剤の保存庫も拝見。

カモミールが詰められた腸。

ん~~。ソーセイジ食べたくなってしまう、、、(笑)

 

バイオダイナミック調合剤散布用のタンク。

チューブの部分はプラスチック製。

 

バイオダイナミック調合剤撹拌用の貯水タンク。

大きな倉庫の屋根に設置され雨水をためられる仕組み。

これはとっても便利!ポンプもなんもなくても水の出&止ができる仕組みになっているのです。

これはとってもImpressive!!

 

農場の説明を受けていると、横で牛たちの行列。

彼らの向かった先には水飲み場。

そして、帰りも行列をなしてくるからおもしろい(笑)

 

今回の各地訪問の基本的な目標は農産物の流れを知る!という感じでした。

"Sowing the future"のイベントで

麦の種を2ヘクタールの土地に手まきし、

(仕上げはトラクターで覆土)

風車の製粉場見学をし、

ベーカリー見学&ピザ作りをしました。

  

そして、この農場から野菜を、ベーカリーからパンを買っているノッティンガムの真ん中にあるシュタイナー教育の小学校も訪れました。

ノッティンガムの街中にありながら大きな庭、緑が広がる敷地で、ここの児童たちはラッキー☆

小規模ながら菜園もあり、妙なカボチャも発見!

青空に、黄色い葉っぱが西日に照らされキラキラ輝いていました。

広いお庭の雑木林の真ん中辺りに建てられた舞台。

シュタイナー的建築を学んだ学生の作品らしいです。

 

この講座の中では一般農家(Not organic, Not Biodynamic)を訪ね、そこのファーマーのお話も聞きました。

一般的な農業に携わる方のお話もきかないと☆

大きな大きな土地を持っているのに、ファーマーはたったの5人。

そして、100頭以上の肉牛。200頭以上のヒツジ。。。。

近頃の小麦価格の高騰もあり、商売繁盛らしいです。

とってもリッチなファームらしく、お家が美術館のよう!!

ちょと、これにはみんな目が点でした。

 

 

 

さて、、、

 

"Sowing the Future"

これはスイスから始まった運動。

穀類の種まきを一般市民の方々にもしてもらい、収穫も一緒にするというもの。

日本の田植え参加&お米の収穫参加と似たような感覚ですね☆

宿舎に帰ってから隣に座った子がいとえのフードにたくさんの麦が入っていることに気づき、

「Oh dear, まだ入ってるよ!みんないとえにむかって種まきしたんでしょ?!Oh poor Itoe~!!」と言いながら

みんなでお腹抱えて笑いました。

カメラもって写真を撮っていたから、みんないとえに向かって種まきしたのよね。

でも、おかげで素敵なみんなの写真がいっぱいなのよん♪ 満足☆

せっかくだから、麦で遊んでみたりして☆

たねまき後の集合写真

数人がヘイベールの上で休んでいたから

「写真とろ~!!!集まって~!!あなたも登れる?

 もうちょっと登ってください。ここ来て。ここに立って。はい帽子!」

なんてお願いごとしてたら

「なんだか、結婚式の写真撮影みたいだね~Hahaha~」なんて言われちゃいましたf(^_^;)

でも、素敵でしょ♪♪♪♪ 一生涯にそうそうないです。ヘイベールのピラミットの上での集合写真!!

 

各研修生による各ファームのプレゼンは、みんなの働いているファームの事が見えて良かった。

そして、なによりみんなが各自分の場所を愛している事が伝わってきて最高でした。

みんな自分のファームを誇りに思い、一緒に働く人たちを愛し、ファームを愛し、日々の仕事を一生懸命している。

みんなの話す表情からそれが全部伝わってきたの。

みんな所定時間オーバーしながら、キラキラ語ってくれました♪♪

 

今回の総括。

Farm organismの答えを学んだというよりも、それを理解するうえでのスタートラインに運んでもらったような、そんな感覚でした。

ファームは、農場にある"もの"のみで形成されているものではなく、そこで働いているヒト

そこを出入りする農産物、取引先、全てのつながりをみないといけないこと。

バイオダイナミック的視点でファームを成立させたい場合、基本的にファームで必要なもの(堆肥など)はファーム内でまかなえる事が理想。

その他、アントロポゾフィー的ファームの解析も(これはいとえの中でも消化中~~)語り合いました。

 

今回のこの土台を大切に、自分のいる農場を新たな視点で見つめながら生活していこうと、そんな気持ちになった講座なのでした。

 

みんなでPUBに行って帰ってきたところ。

ちょっぴりほろ酔いのMAXピース☆☆☆

(段ボールはお持ち帰りしたピザの箱)


バイオダイナミック的害虫対策  

2011年10月26日 | バイオダイナミック農法

10月26日 水曜日

きた~~!!!

魔の水曜日!!!

火曜日の夕食後&水曜日の午前中は10月頭から始まったこの村生活1年目のボランティアワーカーの講習の日。

水曜日の午前中に行われる講習の最初の3回は魔のプログラム、、、。

18,19の子たちとまじダッシュをせねばならないのですよ。

先週もしんどかった、、、、(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/cbbfaa8c1ada5567448f43bd6dfddc6b)

今週もしんどくて、ゲームの最中につい日本語で「もう、かんべんして~~」って言ってしまったf(^_^;)

でも、このしんどいゲームプログラムも今週で終わり!!来週からは平和になりそうなので一安心(*´ο`*)=3 

 

ゲームのあとは、昨夜お世話になったナースからの講座。

ケア、健康、安全、衛生の指導。

講座の前に昨夜しあげた書類をナースに見せ、無事に受け取っていただけたので、後日メディケイショントレーニングの修了書がもらえます☆

 

午後は月曜日から続くテーブルビートの収穫☆

妙な形の子を発見!!!

目をつけて、帽子をかぶせてみました☆

ハロウィンも近いし☆ 素敵に不気味にかわいく仕上がってお気に入り♪♪

 

夕食後は村内の有志のファーマー&ガーデナーが集まるバイオダイナミック農業の勉強会。

今夜のテーマは天然素材を利用した病害虫対策。

日本で「有機でも使える農薬!」として聞いた事のある成分の名前があがりました。

うん。うん。知ってるぞ!!

糖。油脂。大豆の発酵菌。

もちろんカエル、てんとう虫、クモなども有効。

 

大事なのはここから。そう。バイオダイナミック的な害虫対策。

正直、いとえにはまだまだワケワカメでございますが、ザラッとご紹介。

即効性のあるものではありません。

 

畑に退治したい害虫が居ます。

その害虫を集めます。

その集めた害虫を太陽が牡牛座の方向にあるときに薪の炎で焼きます。

その灰を集め、畑に蒔きます。

4年ほどこれを繰り返すと効果がその害虫が畑から居なくなるのだそうです。

なぜ、「この時」に「燃やす」のかというと、

「火」には生産力を絶滅させる力がある→燃やす。

太陽はみずがめ座~かに座を通る過程で昆虫界と関連する諸力を放射する→太陽がおうし座の方向にある時。

というのが理論です。

これ以上は聞かないで!!!(>_<) いとえ氏、バイオダイナミックの勉強初めてまだ数ヶ月!!!!

そして、学んで「理解」できるかは別問題!!!ヾ(;´▽`A``

バイオダイナミック、やっぱりまだまだ謎だらけでございます。。。。。。

 

 

今夜も隣の隣のお部屋からベッドの上でドシドシ飛び跳ねる音が聞こえてきます(笑)

*このお家は2階建て。

 2階の部屋にハウスペアレンツ、息子、ボランティアワーカー、Villager1人。

 1階の部屋にVillager3人、いとえがいます。

 隣の隣のお部屋に住む彼は、ベッドの上で飛び跳ねるのが好きなのです。

 いっぱい食べても太らない彼の秘訣なのかもしれません☆


Trust ~信頼~

2011年10月14日 | バイオダイナミック農法

10月14日 金曜日

すっかり寒い日が続いてます。

今日、初めてセーター着ました。日本から持ってきた黒いタートルネック。

お家の匂いがしました。

「あ~。うちってこんな匂いだったわぁ。」なんてちょっとしっとり思い出して

ちょっぴりホームシック、、、、、、、、って残念ながら ならないのが "いとえ"(笑)

その場その場の現状を100%楽しみながら満喫しているので、ホームシックってならないのよねf(^_^;)

いきつけの飲み屋から「楽しんでます!」連絡が来ると恋しくなるんだけどもね、、、。

飲ん兵衛だからしかたない。。。

 

さて、お仕事のお話しましょうね。

午前中の作業。

朝いちで、昨日でクリーニング&分別を終えたレタスのタネたちの発芽率テストのセッティング。

シャーレの上にろ紙をセットしてそれぞれ100粒づつ播種し、発芽率を見て行きます。

 

レタスの播種が終わったら

ナスタチウムのタネの収穫。

そこで発見このつぶつぶ。

透明の小さな小さなつぶつぶたち。

きれ~ぇい♪♪♪

さぁて、なんでしょう???

 

答えは後回しにして、ナスタチウムのタネの収穫。

覆い茂るナスタチウムをめくり上げ、地面に落ちているタネを拾い集めて収穫して行きます。

近頃シットリなお天気が続いているものだから、タネは泥だらけ、、、。

なので、水洗いしました。

ザラザラザラザラ。

バシャバシャバシャバシャ。

これらは、シードワークショップの2階のラックに広げて乾燥させます。

 

そして、午後。

バイオダイナミックプレパレーション500のスプレーをしました。

夏にも村全体のイベント的にスプレーし、(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/863a40993edfaf55bebd22e1853eeb08)

先日、来年用に作成した(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/23538de09b5fdd9c6b181dfcb2822d29) (http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/aab815c8630a126c9d7da783d9e1bacd)

牛糞をメス牛の角に詰めて地中に一冬埋めて作成する調合剤です。

その一冬地中で越してフカフカになっている牛糞を一握り、樽にためた水に加え

1時間撹拌していきます。

一定方向にかき混ぜ、竜巻状の渦をつくる。

そして、逆方向に力を加え、水の中に"混沌"をつくる。

そして、また一定方向にかき混ぜた竜巻状の渦をつくる。

これを1時間繰り返すのです。

そしてタンクにその水をつめ

フィールドにスプレーして回るのです。

ボス、サラ、いとえ。

3人いるとやっぱり2人でやるより がぜん早い♪♪♪♪

「効くのかなぁ???まだいとえは理解が足りないんだよな~ぁ」なんて思いながらも、

“崖の上のポニョ”のフジモトになった気分でキコキコしながらスプレーするのはちょっと楽しいのです♪♪♪

 

仕事後、久しぶりにボスとパブに行きました。

ボス&サラ&いとえ&Eurythmyの生徒4人。

ここでボスのホリデーの話に。

「ず~~っとず~~っとホリデーに行ってなかったんだよね?

 だけど、今回ホリデー行くって決めたのって、私たちの事信頼出来るって思ったってことぉ??o(^_^)o」

って聞いたら

「もちろん。」って答えてくれて、サラと2人で顔を見合わせて『やったね♪♪』のスマイル☆☆☆

 

 

たったの5日間だけど、、、。

それでも、村のみんながビックリする出来事なのです。

「え?!彼がホリデー?!ず~っととってなかったのにね!!」って☆

ルンルン♪♪♪

信頼してまかせてもらえるって、なんて誇りなことなんでしょう☆☆☆☆☆

 

冒頭の透明のつぶつぶ。

わかりましたでしょうか??

正解は、ナメクジのたまご!!

見つけてもあまり嬉しくないものなのでした、、、f(^_^;)


角型ピーマン。牛糞のつまった角。

2011年10月10日 | バイオダイナミック農法

10月10日 月曜日

早起きしてミルキングに行っても、日の出を見る事ができなくなってしまい、悲しいいとえです。

朝はめっきり冷えこむようになり、しっとりなお天気が目立つようになってきました。

イギリスは、冬が近づいています。

Foxgloveのミルクをバケツに絞り出すと湯気がたつのです。

ミルクの香りの湯気、そして彼女のおっぱいの暖かさに癒されます。

 

さて、シードワークショップ。

すでに過去に2度ほどピーマンの収穫&タネとり作業はしていますが、写真が少ないのでいまいちど☆

"Corno Di Toro"という品種。

イタリア語で「バッファローの角」と言う意味。

ヘタの周りまで真っ赤に熟したもののみを収穫します。

ヘタのところを切り落とし、

縦に切るとキレイにタネが並んでいるのがわかります。

どんなふうにくっついているのかしら、、、と中心部分も合わせて半分に!!

フカフカベッドにお行儀よく並んだタネたち。

いったい、この子たちはこのフカフカベッドのどこから栄養吸収しているのかしら、、、

そこで、発見!!栄養成分の通り道!!

おおきなメインロードしかわからないけど、フカフカベッドの中にきちんと栄養の通り道があるのがわかって満足♪♪

このタネたちが並んでいるフカフカベッド。

熟しすぎたナスのフカフカと似たような質感。

そういえば、ピーマンもナス科でしたね♪♪♪

さてさて、角型ピーマンのお話のあとは、本物の角のお話。

先日バイオダイナミック調合剤作りの日(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/23538de09b5fdd9c6b181dfcb2822d29)に牛糞を詰めた角たち。

これを地中に埋める作業をしました。

雨が降りそうな空模様。

雨が降る前に終わらせるべく、ザク!ザク!!ザク!!!ザク!!!!

1層に、そして角の付け根の部分を雨水などが入らないように下向きにして並べて

土をかぶせて埋めて行きます。

妙だわ。妙だわ。大量の牛の角、、、。

これが、500番と呼ばれるバイオダイナミック調合剤になるのです。

 

 

午後はClimbing French Beans の根っこの引き抜き作業をしました。

身がふくれ、完熟間近の"Trebona"たち。

根っこを地面からひきぬき、そのままその場所で乾燥させます。

 

Beansの引き抜き作業後は、温室の片付け、バーンで乾燥させていたカリフラワー&カレンデュラのタネをワークショップロフトに移動させて終了。

温室の片付け時、どうしてもレーキが使いたくて、申し訳ないけれど先日のレーキ(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/504d16f141157cc89ca8cbbdc4795eba)、誰も行き来していないのが確認できていたので動かさせていただきました。

中をのぞくと、、、、。

た!たまご!!!!!

しかし、ざんねんながら、軽い乾燥したたまごでした。

この中に「新しい生命」はいらっしゃいませんでした、、、、、。

 

鳥の巣って、芸術だわね。

感動してしまいました。


バイオダイナミック農業セミナー2011年度 第2回

2011年10月07日 | バイオダイナミック農法

10月3日 月曜日 から7日 金曜日

バイオダイナミック農業セミナー2011年度 第2回 

Plant Block Course @ Botton(いとえ滞在中のコミュニティー)

とある項目で、涙がこぼれてとまらなくなってしまった今回のセミナー。

5日間のことを無理矢理書き込んでいるので、長いです!!

 

 

もらったプログラム内容は

・タネ、茎&葉、根、花

・ファーム、ガーデン、フォレスト ウォーク

・輪作、繁殖

・果樹剪定

・雑草レポート報告

・"Man as Symphony of the Word"を読む

・ランドスケープ

・Eurythmy ユーリズミー(オイリュトミー)

(順不同)

前回のセミナーは片道7時間の遠方。

今回はココ♪♪ 大移動なしの楽ちんプレイス♪♪

そのぶん、他の受講生たちは遠方からはるばるやってくるわけです。

月曜日のお昼にでくわした子。

 

、、、、さて、セミナー内容のお話。

一応園芸科卒のいとえは植物の部位の名前や働きなどは一通り学んでいるので、英語で意味がわからないところがあっても、なんとかフォローできたのが救いです。

 

毎朝、ミコモスソング(Michaelmas Song)を歌って1日の授業がはじまります。

 

まずはこの村(コミュイ二ティー)内を歩いてファーム、ガーデンなどの説明。

 

この村のことを改めて知れてよかったです。

1つ、この村の(谷)の中心にあるハーブワークショップに隣接しているガーデンは、他のガーデンやファームと比較して年間平均気温が2~3℃高く、土も肥沃だということ。

1つ、この村の食料は75%自給できるシステムになっているということ。

 

その他、村内の各ファームの土壌、気候の特徴 など など。

 

今までじっくり見た事のなかった場所も☆

村の一角にあるバイオダイナミックプレパレーション用の貯蔵庫。

バークの敷き詰められた木箱の中に調合剤が保管されています。

 

村のセンターにあるガーデンのコンポスト(堆肥)エリア。

作成7ヶ月目のコンポスト。

この堆肥の中から発見されたのがこれ。

この茶色いコロンとした形のもの、なんだかわかりますか??

たまごなんです。

正確には卵包というらしいのですが、なんのたまごでしょう???

コンポスト(堆肥)=○○●

そう。

この子たちのたまごです。ミミズ。

コンポストの山に咲くカレンデュラ☆

 

 

おおざっぱに「Seed」と書かれていたプログラム。

1人5種類タネ持参の指示があり、みんなが持ち寄ったタネを観察します。

タネってどんな色?

タネってどんな形?

タネってどんな質感?

この小さな小さな茶色い粒。同じような砂粒の中にまざっていたら探し出せる?

違いはなんだろう。

ただただ「胚」「子葉」「種皮」などの名称を学んでいくのではなく、

よく観察し、肌で感じ、タネへの興味を深めてくれる授業でした。

 

そして、茎&葉の授業。

茎には葉っぱがくっついていて、葉っぱは節につく芽から出てきますよね。

芽は、茎にある程度のパターンをなして配列されていて、葉っぱを葉柄の付け根からキレイに取ると三日月型をしています。

園芸学の担当の先生が「この三日月の部分を"Eye"と呼ぶ事があるのよ」と教えてくれました。

"目"、、、、、。確か日本語で節から出てくる新しい緑のこと 、"め"って言いましたよね?????

何か関係あるのかしら、、、。

め。め。め。め。目。芽。眼。芽。

なんだか、日本語、奥が深いぞ?!?!?!

そして、ジャガイモ登場。

ジャガイモが"茎"なのはご存知でしょうか?

ジャガイモは"塊茎"とよばれる"茎"なのです。

そのジャガイモの"芽(節)"。

枝の節と比べても同じ、ちゃんと三日月しておるぞ!!

 

つづいて根&成長点のお話。

双葉の真ん中に小さな小さな小さな芽があって、そこから本葉が出てくるのです。

三つ葉の生長の過程、、、。

まずは根が出て、帽子が取れて、双葉が開いて、本葉の登場。

やばい!! ズキュン!!!

やっぱり、発芽&芽の生長は素敵すぎます!!!!

 

根っこのどこを栄養が通っているかのお勉強もして(表皮だとか、維管束だとか、師管部だとかそういうお話)

 

植物の繁殖のお話をして(ランナー、球根、タネ、取木などなど)

接ぎ木の練習。

いとえ氏20人の中でたった一人、指導者より「パーフェクト!」をいただきました♪♪♪

 

果樹の剪定のお話。

これは、花芽と葉芽のちがいがわかるようにならないとお話にならないので、よくよく理解を深めます。

実際にお庭に出てリンゴの木で実物を目にします。

(剪定には時期が早いのでCutはしません(>_<))

リンゴの木に枝に化けながら居座るムシ発見!!!

 

そして、いとえが涙を流してしまった項目。

1人1本ずつお花を渡されました。

その葉を1まいずつ茎から取り除き、順番にならべていきます。

それをよく観察し、何に気づきますか??

葉の大きさ、質感、形、色。

下葉は小さく、中心部に近づくにつれ大きくなり、上部はまた小さくなる。

下葉は丸みを帯びていて、上部になるにつれ先が尖っている。

下葉は枯死しはじめており、上部は柔らかい繊細な葉。

下葉は葉柄がはっきりとしているが、上部は茎を抱きかかえるように葉がまきついている。

これらが時を経てどう変化していくのか、、、、、。

 

これらを通して見えてくるのが、植物の生長のリズム。

この中の葉を2枚、入れ替えて眺めてみる。

この植物のリズムが失われたことに違和感を感じ、もやもやしてきます。

植物。時間の流れ。生長。リズム。。。。。。。。

ここでいとえは東北被災者の方の言葉を思い出したのです。

「3月11日以降、避難所生活をしていて、毎日同じものを見続けていて"時"がとまっていた。

 植物の花が咲いたのをみたとき、ようやく"時"が動き出したようなきがした。」

 

植物が運ぶ季節感ももちろんあると思う。

だけど、それを超えたなにか"リズム""パワー"があるんだろうな。って強く思ったのです。

うまく言葉で説明できないけど、

「やっぱり、植物って私たちの生活にとっても大事なものなんだ!!!」ってなんだか、そんなことを考えていたら涙が止まらなくなってしまっていました。

その園芸学の先生の押し花作品たち。

植物のリズムってすばらしすぎる。

美しすぎると思いませんか???

やっぱり、植物ってすばらしい。

 

自然の流れに背を向けず、そこにすっぽり馴染むように生活するのが自然なことなんですよね。

それを重視したランドスケープのお話。

何かを設計する前に、その場所に立って東西南北をよくよく眺めて、観察し、その方向が持つ"オーラ"を感じることが大切とのこと。

北からは冷たい風がくるなぁ。

南からは暖かい日差しがくるなぁ。

西の空には曇り空が見えるなぁ。

東からは乾いた風が吹くなぁ。

そんなことでいいのです。

その方向をながめ、スケッチし、オーラも色付けて描いてみる。

そうすると、その環境の中にすっぽりあてはまる自然なものを仕上げることができるんだそうです。

 

そして、、、

いとえ初体験の「オイリュトミー(ユーリズミー、Eurythmy)」

Eurythmyは、ルドルフシュタイナーの人智学に基づく運動表現芸術の一つです。

言葉、音、音階を身体で表現するものなのです。

この村にはEurythmyを学ぶための専門のコースがあるうえ、この村自体がルドルフシュタイナーの考えに基づく村なので、頻繁にEurythmyには出くわします。

しかし、いとえにとっては「謎」でしかなく、

人にはなかなか言えないけれど、「なんで、Eurythmyのなにが魅力なんだべな??」と『???』だらけなのです。

 

そんないとえの私情はさておき、今回の植物学のセミナーの中で1日45分×4日、

植物の生長に必要な4つの要素の表現をEurythmyで学んだのです。

土、水、風(空気)、火(日光、熱)。

身体で何かを表現する。

小学校の学芸会のときに戻ったようで、

なんだか、ひさしぶりなことで、妙なこっ恥ずかしさをおぼえましたが、そんなのはかき捨てて身体を動かします。

 

なりきることが大事!!!うむうむ。考えない考えない。。。。。

 

、、、、、、と。。。。。

土を表現する動きをしたとき、身体は重さを感じ

水を表現する動きをしたとき、身体は流れを感じ

風を表現する動きをしたとき、身体は空気を感じ

火を表現する動きをしたとき、身体は熱を感じました。

 

なんだか、妙ですがEurythmyの生徒たちがEurythmyに夢中なのが、ちょっとだけ理解できたような、そんな気がします。

 

お花のお勉強。

各名称(花弁、萼片、柱頭、葯などなど)を学びながら4大要素のお話も。

タネ、要素は土。

茎葉、要素は水。

 花 、要素は風。

果実、要素は火。

 

なんだろう。

化学ってとっても大事。

だけど、あの6角形とアルファベットと数字だけでは表現することのできないなにかがあるよね。この世の中。

それを体感しながら学んだ"植物学"だった気がします。

もともと「化学脳」を持ち合わせていない「感覚脳」ないとえなので、しっくりくるのかもしれません。

それでもやっぱり「プレパレーション」などはとっても謎ですが、

植物がもっと身近に、より一層ファミリアな感覚になった、そんな5日間でした。

もちろん、もっともっと色々したのですが、書ききれないのでここまでに☆☆☆

今回のセミナーの参考図書たち。

うん。たくさん。。。。。

 

最終日の前夜木曜日は、ちょっと皆でビールやワインを飲んでワイワイ☆

この村に来て、初めて酔っぱらった夜でした。

とっても疲れた5日間。

だけど、充実満足あっという間の5日間。

はたして、いとえは1年間のこの生活でシュタイナー&バイオダイナミックの世界を理解することができるのでしょうか。

いとえの今後はいかに、、、。 


バイオダイナミック調合剤づくり☆

2011年10月01日 | バイオダイナミック農法

10 月1日 土曜日

今日は5日ぶりのミルキング☆

やっぱり、Foxgloveの温もりすてき♪♪♪

ミルキングが終わったとき、子牛たちにミルクをあげにいこうとしたらボスに

「今週半ばからミルクは夕方だけにしたんだ」とのこと。

たしかにね。

子牛たち、大きくなってきてるなぁという感覚ありましたもの。

もう葉っぱもモシャモシャ食べているので、離乳期なんでしょうね☆☆☆

 

っとまだ6時過ぎなのにトラクターの音が!!

 

シードワークショップのボス!!!

「な~んでこんな早くから耕してるの?!」って聞いたら、

「月曜日にはこのトラクターを他のファームが使うんだ。それに、来週はイトエもサラも居ないでしょ?やりたいことが終わらないんだよ」とのこと。

、、、、、。

ごめんね。ボス。でもね、セミナーに参加させてくれてありがとう(>_<)。

 

さて、午前中の作業。

ワイルドトマトの収穫をして、タネとり作業。

 

そして、そして、スコップを持って養蜂箱の裏へ。

ザクザクザクザク

宝探し。

出てきたのは、、、、

ん??なんでしょう??

 

そうそう!!!

バイオダイナミック農法には必須の牛の角~~!!!!

中にはなにかが詰まってる、、、。

入り口に見えるは粘土。

粘土を取ると、、、、

見えるは白いもの。

これはシリカ(二酸化ケイ素)の粉。

春に地中に埋めて一夏すごさせたもの。

 

これを片手に、向かうはこの村(コミュニティー)内の別のファーム。

気持ち良さそうにお昼寝しているブタ&ブタ。

そこには、すでにたくさんの人が!!

なにごとかと申しますと、今日は村のファーマー&ガーデナーが総結集して、バイオダイナミック農業に必要な調合剤作成をする日なのです。

先日調合剤の講習に参加してきたトレーニング2年目の青年の話にみんなで耳をかたむけ、それぞれの作業開始!!!

 

牛糞の周りを素足の若者たちがとりかこむ、、、、。

 

たまごの殻をすりつぶす人。

 

 

牛の腸間膜を広げ、

乾燥したタンポポの花を詰め込み、

ヒモで結びつける人。

 

牛糞を牛の角に詰める人たち。

 

 

そして、たまごの殻がパウダー状になったものを混ぜながら、、、、

(>_<)

うぎゃ~~~~!!!!!!!!!

この牛糞は空気を含ませながら交ぜるのがコツだそうで、普通はスコップなどでするのだそうですが、ここ数年、若者たちのFUNのためにこのような方法でしているんだそうな。

“FUN”ね~~~ぇ、、、、、。

残念ながらいとえ氏にここまでの勇気はなく、、、

「スコップでええやん」とか思いながらそれを横目に牛糞を牛の角に詰める作業はしましたが、

踏み踏みは、、、、さすがにできませんでしたf(^_^;)

 

あ~~。遠く日本から聞こえてくる疑問符の数々。

なんで?

なにすんの?

なんのためにこんなことしてんの???

ってか、調合剤ってなによ?!

そもそも「バイオダイナミック」って謎なんすけどぉ~。

 

 

うん。わかるよ。その疑問。わかるわかる。

いとえも現在、理解を深めるためにセミナーに参加させてもらっています。

だって、全然チンプンカンプンなんだもの。

 

いとえのわかる範囲は過去の日記をご覧くださいませ。

バイオダイナミック農業の歴史。

http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/7ea4214aad5e37142530988e7fde4914

バイオダイナミックの○●の日。

http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/131d8e98951ef839231cb18d459ddaa1

 

ここでは、さらっとこれらの調合剤の説明にとどめます。

 

まず、腸間膜にタンポポをつめていた作業。

これは、バイオダイナミック調合剤506と番号がつけられています。

占星術などで、木星に対応するお花は「タンポポ」とという記述が多く見られます。

そして、このバイオダイナミック農法でも

「木星がタンポポを通して大地に強く作用する」とされているのです。

そして、そのタンポポの「媒体」としての能力が腸間膜に包まれ、土の中にうめられることにより高まるんだそうな。

(は?なんで?!とか、聞かないで!(>_<)答えられないから!(笑))

このタンポポは秋に土の中に埋め、翌春地中から取り出し、乾燥させます。

この乾燥タンポポが506調合剤で、バイオダイナミック農法で堆肥を作る際の隠し調味料の*6つのうちの1つになるのです。

このタンポポ調合剤は、植物が光合成を行う際の光の吸収能力を高めてくれるんだそうです。

(だから、なんで?!とか、聞かないで!(>_<)答えられないんだってば!(笑))

 

そして、牛の角につめこんでいた牛糞。

これは、調合剤500番とされています。

これは6月23日(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/863a40993edfaf55bebd22e1853eeb08)に村のみんなで撹拌し、スプレーした調合剤。

これは、フィールド(大地)のアルカリ塩(ミネラル)を元気に活性化する力のある調合剤なのだそうです。

詳細は6月23日に書いてあるので興味のある方はどうぞ↑☆

 

土の中から掘り起こした中にシリカの入っていた牛の角は501番。

6月初旬(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/28be40e44b6dd777f6555e4402229eaa)&7月中旬(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/1969630a39a21182add7e8d2feb37f12)にスプレーしたものです。

 

 

そして、最後に、、、。

みんなが踏み踏みしていた牛糞。

これは、CPP(Cow Pad Pit)と呼ばれるプレパレーション。

手っ取り早いバイオダイナミックのプレパレーション剤といったところでしょうか。

一般農家からバイオダイナミック農法の農家に転換したい時などにも使われるもので、

2年ほど使うと、化学肥料成分、農薬成分がキレイに無くなるんだそうです。

そして、転換したい時だけでなくても、500番調合剤や501番調合剤の効果もUPするということです。

フレッシュな牛糞にたまごの殻、玄武岩を細かく粉にしたものをまぜて1時間、空気をよく含むようにかき混ぜます。

そして、堆肥の隠し調味料6つを混ぜて、地中にうめるのだそうです。

 

この村のそれぞれのファームで担当調剤があり、シードワークショップは501番。

隣のミルキングファームは500番。

etc....

お隣のミルキングファームが500番の牛の角の埋め込み作業をする時は、一緒に作業させてもらうつもりでいます☆

 

不思議なバイオダイナミックの調合剤作成日でした☆

 

あ。ちなみに、みんなが牛の角に詰めていた牛糞!!

いとえがミルキング担当しているFoxgloveちゃんのです♪♪♪

 

*6つの隠し調味料;6つの堆肥調合剤。

502番:ノコギリソウ(金星)

504番:イラクサ(火星)

507番:カノコソウ(土星)

506番:タンポポ(木星)

503番:カモミール(水星)

505番:バーク(ナラの木の樹皮)(月)

詳細はまた、そのうち堆肥を作成する日がくるはずなので、そのときに☆

 

 


バイオダイナミック農業セミナー2011年度 第1回 3日目

2011年09月18日 | バイオダイナミック農法

9月18日 日曜日

バイオダイナミックアグリカルチャートレーニングの2泊3日のセミナー3日目。

雨模様の朝。

ちょっぴり濡れたテントの夜。

イギリス人の女の子が言いました。

「濡れなきゃそんなのイングリッシュキャンプじゃないよ!HAHAHA」

なるほどね。うん。どうやらいとえはきちんと英国式キャンプを楽しんだようです。

 

さて、今日のプログラム。

・世界の農業における課題。

・野菜の収穫&ランチクッキング。

・振り返り

 

・世界の農業における課題

各3~4人のグループに分かれて、

課題は?問題は??

そして、希望は?解決策は??といった内容で話をしながら紙に書き上げていきました。

昨夜観た「WE FEED THE WORLD」がみんなの頭に激しく残っていて、そのことから問題提起をしていったグループが多かったです。

  

 

総括すると、ローカルフードが世界の農業を救うんではなかろうかということ。

工業化された農業の大量生産は見た目には多くの食料を生み出し、良いように見えるが環境汚染や地域の小規模農家の衰退。大企業の小さな歯車の中に組み込まれ、連作しまくり、ハイブリット品種のみの生産、そして薬剤必須。

貧困国から先進国に大量出荷され、安価の支払い。。。。。。負のサイクル、、、、。

 

輸出入は避けられない世の中だから、フェアトレードも大事。

技術の伝承。そして「We feed ourselves」にするのが理想だよね。

まずは、この世界の現状をみんなが知ることが大切だよね。

他にも細かく色々と出てきたけれど、簡単にわかりやすいものをまとめると、こんなところです。

 

・野菜の収穫&ランチクッキング

2人に1枚ずつ写真が配られました。

野菜のクローズアップ写真。

このそれぞれの写真の裏に

「*束」「*コ」「*枚」「*本」などの数量指定があり、それぞれの野菜をフィールドから見つけ出して収穫するのです。

ルッコラなのに、水菜を収穫しちゃったり、コリアンダーなのにイタリアンパセリを収穫しちゃったり。

間違えちゃった人もいたけど、わいわい楽しく「え~。わかんない~!!」「みつかんないんだけど!!」

「あっちにあったよ~」「ここではないんじゃない???」などなど。

Such FUN!!!!

こんなイベントを将来自分の庭でできたら、、、、、、、。

なんて妄想が、、、f(^_^;)(誰か土地恵んで~~!!!!)

 

私はセロリ2株でした☆

無事に収穫し終えて

キッチンでみんなでお料理☆☆☆

人手がたくさんあるものだから、

大きさバラバラ(笑)  個性があってそれも良し☆

美味しいパスタとサラダができました♪♪

 

ランチのあとは振り返り。

この第1回目はあまり「バイオダイナミック農業」について大きく触れたわけではありませんでした。

みんなのトレーニング生活の導入の要素が高かったように思います。

2年間のトレーニングプログラム。

いとえは英国には1年間の滞在の予定&ボランティアが主体の目的で来ているので本格的にトレーニングを受ける事はできません。

VISAって、じれったいです。

今期のメンバーは本当に良いメンバーなのです。

勉強って、環境もすっごく大切だと思うのです。

良い仲間が居ると、深まるし、意欲も変わる。

このメンバーと2年間学び、修了証を一緒に手にする事ができたらいいのになぁって、、、、

かなわぬ願望(>_<)

 

ともあれ、素敵な素敵な週末でした☆☆☆

 

7時間の車の旅を経て、ノースヨークシャーの村にたどり着いたのは22時半。

明日も朝からミルキング☆☆☆

 

おやすみなさいまし。。。。


バイオダイナミック農業セミナー2011年度 第1回 2日目

2011年09月17日 | バイオダイナミック農法

9月17日 土曜日

バイオダイナミックアグリカルチャートレーニングの2泊3日のセミナー2日目。

今日のプログラム。

・描写&特性

・アントロポゾフィー(≒人智学)導入

・ファーム見学

・研修生トレーニング単位等説明

・映画

 

朝食は8時~のプログラムなのですが、やはりミルキングの習慣で早起きないとえ。

コッツウォルズの朝日。

あの川はブリストル海峡に繋がるセヴァン川なのかしら、、、とボンヤリながめる朝の景色。

美術館のような大きな立派な建物がより輝いて見え

秋色のカエデにつつまれるその姿は、まるでおとぎ話の世界のよう。

寒くなるのはちょっといやだけど、やっぱり赤い葉っぱってきれい♪♪

 

たわわに実るクワの実のつまみぐい♪

やっぱり、農場の早朝散歩のつまみ食いは最高です☆

モシャモシャ食べていたら、この子、、、。

ジ~~~~~~~~。

 

朝日に背を伸ばす芳しいバラの花。

大木のふもとに広がるワイルドシクラメン。

シクラメンの隣に横たわり、見上げるそこには雄大に広がる大木の枝。

その大木にぶら下がる3種のブランコ。

まだみんなが寝ているテントたち。

 

さて、朝のお散歩&朝食を終えプログラム開始。

・描写&特性(Drowing & individuality)

4つの質問が与えられ、それに対する答えを白い紙に自由に書(描)き上げていく。

Q.なにが自分をこの場所に導いたか。

Q.自分はなにを達成したいか。

Q.自分にとってなにが大切な理想、目標か。

Q.なにが自分の人生において重要な出来事か。

 

みんなで30分それぞれで紙に向かいながら筆をはしらせました。

いとえが描いたのはこれ。

発芽したタネ・新芽・根。

太陽・月・星。

タネ各種。

ヒマワリ。

「Even it is cloudy, rainy, or stormy still there is Sunshine abouve the clouds」。

A.タネでしょう。シードワークショップでしょう。

A.バイオダイナミック農業への理解でしょう。

A.それぞれが生まれ持つ個性。それぞれが生み出す結果の個性を受容できるようになる。

A.明るい家庭、孫が欲しい。

「曇りでも、雨でも、嵐でも、雲の上は晴天なり。」By誰か、、、忘れました。

 

みんなそれぞれ色々で、文字だけの人、カラフルな賑やかな絵の人。DNAを描いた人。詩を書いた人など。

初心の目標、自分自身の過去への振り返り、これから2年間の学びを共にしていく仲間への理解など、

この講座の最初は「なんだか、Aiery Fairyだなぁ」と思っていましたが、 とっても良い時間でした。

今期の研修生、素敵な人たちばかりなのです。

 

・アントロポゾフィー(≒人智学)導入

正直やっぱりまだよくわかりません。

アントロポゾフィーとは、ルドルフ・シュタイナーを理解するうえで避けて通れないもので、

バイオダイナミック農業を知るうえでもアントロポゾフィーは必ずついてくるものなのです。

が、しかし、複雑すぎて脳みそ3kbのいとえにはちょっとまだ無理!!!

霊的なものの存在。大地と動植物と天体とのつながり。

でも、「アントロポゾフィーとは?」の答えは明確には提言されず、

「それへの理解への道。努力。過程」が「アントロポゾフィー」的な???????

この時間内におこなったことは、

バラの美しさはなにからくるのか?&ジャガイモと石ころの違い の答えさがし。

白い紙と色フェルトを使った残像認識。

木製のボールを使ったエクササイズ。

身体を使いながら大地、自分、天を意識するエクササイズ。

うう~~~ぅぅん。アントロポゾフィー。

深過ぎてちょっとした短時間では難し過ぎます、、、。

 

さて、ランチタ~~イム♪♪♪♪

フレッシュグリーンサラダ。ビートルーツサラダ。ベイクドベジ。マッシュポテト。

そして、デザート。

ハニーをたらしてオーブンで焼いたペアとヘーゼルナッツに、ココアクリーム。

ん~~~~~。美味☆☆☆☆☆☆

 

午後のファーム見学。

ここで新しい知識☆

さて、みなさんとも共有。

牛の身体に注目してください。

その身体のとある部分からその牛の今までの出産回数がわかります。さて、どこでしょう???

チクタクチクタク。

 

 

正解は「角」。

角の付け根の部分に注目すると、横縞模様が入っているのです。

その縞の数だけ、牛たちは子供を産んだことになるのです。

いつもいとえがミルキングをしているFoxgloveちゃんの角で例を。

Foxgloveは今まで3頭出産しています。

わかるかしら??

妊娠期間中に子供たちに栄養をあげているので、お母さんの角の成長用の栄養バランスが乱れるからなんですって。

基本的に、牛の角をとってしまう農家が大半なので、牛の角を残して育てる「バイオダイナミック農業」ならではの知識です。

さて、この農場を歩いている時に、昨日の「堆肥」を説明してくれた女性から「待って!!!」との声。

「この堆肥が理想の牛糞堆肥!!!」と見せてくれました。

フカフカの理想の湿度かつ、ミミズがたくさん!

すばらしい!!!!

 

ファーム見学は続きます。ヒツジを見てブタを見て。

ニワトリが大好きでよく食べる事から名前のついた「Fat Hen=アカザ」。

その Fat Henの中でちょこちょこ生活している、七面鳥の子供たち。

牛の飼料用のビート。

コンポストの山に直接植えられた巨大カボチャ。

グリーンハウスの隅に植えられたチャイブ。

このグリーンハウスの壁沿いにチャイブを植えるのは、ここのガーデナーのおすすめ技術。

彼らに最適な湿度が保たれ、草丈も大きくならず、そして雑草予防にも☆

もうこの場所に5年以上も植えっぱなしにしているそうです。

思いのほか大きな敷地でビックリ!!!

いとえの居る村は谷の中なので、高いところに行けば

「あそこからあのへんまでがこのコミュニティー」と見渡せるのですが、

このコミュニティーは平らな所にあるため、敷地面積の想像がつかなかったのです。

広大なファーム。整ったガーデン。すばらしかったです。

 

そんなこんなで、ファーム見学を終え、単位説明を受け、夕食後に映画を観ました。

WE FEED THE WORLD

[http://video.google.com/videoplay?docid=-7738550412129841717]

これ。ちょっと、世界の食料について、農業について考えさせられるドキュメンタリーです。

大量に捨てられるパンの山。食糧難の国の人たちが育てる飼料用作物。大量の鮮度の悪い魚を出荷する大型漁船。

大型工場化する農家。工場生産される鶏肉。。。。。。。。

目を背けてはならない現実が、そこにあります。

なんとも、どんより重たい空気になってしまった夜。

 

 

皆でここの敷地内にある池のほとりでファイヤー!!

たき火を囲んで歌を歌い、語り合い。

素敵な心地よい暖かさ。

 

真っ暗の中転んでヒザッ小僧をはげしくすりむいたのは、ナイショの話。

なかなかに痛いじゃないのよ、、、、、、、


バイオダイナミック農業セミナー2011年度 第1回 1日目

2011年09月16日 | バイオダイナミック農法

9月16日 金曜日

昨日7時間の車の旅を経て、夜遅くに到着したグロスターシャー。

バイオダイナミックアグリカルチャートレーニングの2泊3日のセミナーに参加するためです。

このバイオダイナミックアグリカルチャートレーニングは2年構成のプログラムで、各研修生はイギリスにある各バイオダイナミック農場で師につき、経験を積みながら学びを深めていきます。

2年を通して約15のセミナーがあり、それぞれはイギリス国内の各地バイオダイナミック農場で行われます。

研修生はその各セミナーに参加するのも研修終了の単位になっているため、そのセミナーに参加するためイギリス国内各地にその都度集まるのです。

今回の農場はとあるコミュニティー内の農場。

この施設もいとえが滞在している村と同じく、キャンプヒルコミュニティーの1つで、学習障害の方々と生活を共にするコミュニティーです。

100人くらいの、いとえの滞在している村(コミュニティー)の約3分の1の大きさです。

 

今期第1回目のセミナーは、「イントロダクション(導入、手引き、入門)」的な要素が強い内容になっています。

 

 

今日1日のプログラムは

・他己紹介、トレーニングプログラム説明

・バイオダイナミック農業の歴史

・農場見学

・ランドスケープ観察

・Make Camp

昨夜、この施設に到着したものの、今期の研修生たちと顔を合わせるのは今朝がはじめて。

毎年5~10人程度の研修生が、今期は15人スタート。

これからまた数人が途中から加わってきます。

今までにない大人数だそうです。

 

バイオダイナミック農業の歴史については日記の最後で触れる事にします。

もちろん、今いとえが向き合っていることだから、みんなにも知って欲しいとは思いますが、歴史って、興味の無い人には全く不要ですもんねf(^_^;)

気が向いたら読んでくださいまし☆

 

さて、写真たっぷりに農場見学のご紹介☆

なんだか、入ったとたんから「アトリエ」のような雰囲気があるこの施設。

案内板の文字。

いとえはこれを「シュタイナーフォント」と名付けています。

どこの何を開いても、たいがいシュタイナー関係の書物のタイトル、施設の看板、団体名など、このフォントなのです。

なぜなのかは、不明です、、、、。

大きなビニールハウスの中で真っ赤に実るトマトたち。

この子たちはメインの茎と、わきから伸びるわき芽を1本残し、2本仕立てになっていました。

節なりキュウリのこの子たちも同じく。

2本仕立て。

農場に大きく広がるフリース(不織布)。

担当の方のお話。

「ウサギ、シカ、ハト。この3つのコンビネーションで農場は空っぽ。それに加えて最近はアナグマがひどい!!!」とのこと。

農業はやはり動物との戦いです。。。

そして、ニンジンフィールド。

 

ちょっ!!!!!!ちょっと!!!!

ニンジンから変なの生えてるんですけど!!!!(笑)

これはシバムギと言う雑草。

土の中で横に根をグングン伸ばし、すばらしい勢いで成長する防除に困るやっかいな奴。

すばらしい勢いすぎて、ニンジン貫通!!!

ちょうど真ん中を通るなんて!やっかいな奴だけど、感動しちゃいますね☆

 

そして、堆肥の説明。

4月末に牛糞の上に麦わらを敷いて、熟させているこの堆肥。

麦わら不足で覆いきれていない部分が、、、。

その覆われていない部分の堆肥(牛糞)がこれ。

もう匂いはしないものの、まだまだしっとりねっとりとした感触。

そして、きちんと覆われていた部分がこれ

ふんわりフカフカ程よい湿度。

堆肥は上を何かで覆って熟させるのがやっぱりミソのようです。

 

農場見学を終え、マグカップで具だくさん野菜スープと自家製パンをいただき、

ランドスケープ観察。

少し移動して他の場所からも。

あ。ちなみにこれは伝統的なコッツウォルズの石壁。

そして、移動した先がここ。

眺めがよくランドスケープ観察にいいのはわかるけど、お墓って、、、、f(^_^;)

新鮮な授業です。

ちょこっと他の農場にも寄り道。

ブタ~。子ブタ~~。

ブヒブヒ。かわゆす。

研修生全員、ブタを眺める後ろ姿☆

 

そして最後のプログラム。

Make Camp。

なんじゃそりゃ?といったところですよね。

この施設にはこの過去最大人数の研修生を泊める部屋はなく、

プログラムの持ち物には

「テント、マット、寝袋」との記載があったのです。

なので、みんなでお庭にテント作り。

実はいとえはテント宿泊人生初(のはず)!!!

 

うきうき♪わくわく♪♪♪

 

テント睡眠初夜でございます☆☆☆

 

さて、最後に。

 

バイオダイナミック農業の歴史をさっくり、ざっくり。

1924年6月にドイツ、コーベルヴィッツで行われたルドルフ・シュタイナーによる「農業講座」がはじまり。

ルドルフ・シュタイナーは、この世界には物質的、物理的なもの、5感で感じる事ができるものだけでなく、精神的なもの、いわゆるスピリチュアル的なものが存在し、なりたっていると考える科学者・哲学者の一人。

その彼の「科学」を彼自身で「人智学」と提唱し、生涯にわたって多くの講義をおこないました。

講義の内容は多岐にわたり、教育、医療、看護、芸術、宗教、建築などがあり、その講義には多くの農業関係者も参加していました。

そのころ(第一次世界大戦後)、ヨーロッパでは多くの化学肥料、殺虫剤が研究開発され、使用されていました。

それに疑問をいだいていた農業関係者の「今後のあるべき農業の新しい見識を!」とのリクエストによって、1924年6月7~16日に8回に分けて「農業講座」は行われたのです。

その翌年にはルドルフ・シュタイナーは亡くなっていますが、この「農業講座」に基づく研究グループが発足し、急速な勢いで広がり、発展し続けています。

1928年:ドイツで「DEMETER」というバイオダイナミック認証団体設立。

1937年:オランダでバイオダイナミック協会設立。

1938年:アメリカでバイオダイナミック農業園芸協会設立。

1944年:イギリスでバイオダイナミック農業協会設立。

1945年:ニュージーランドでバイオダイナミック協会設立。

1950年代:オーストラリアでバイオダイナミック農業協会。

1950年代:カナダでバイオダイナミック農業園芸協会・バイオダイナミック農業協会設立。

などなどヨーロッパ各国のみならず広がりをみせ

1984年:南アフリカでバイオダイナミック協会設立

そして、日本では1984年に初めてバイオダイナミック農法が実践され、

2009年:日本バイオダイナミック協会が設立されています。

 

簡単にはそんな感じ マル

 


バイオダイナミックプレパレーション501&労働力のシェアリング

2011年07月12日 | バイオダイナミック農法

12日火曜日

バイオダイナミックプレパレーション501のスプレーをしました。

今回も朝4時半過ぎからシリカと水を1時間かき混ぜ、ボスと一緒にシードワークショップのフィールドに散布。

シリカのパウダー。

このパウダーをこの大きな樽にサラサラ~とちょっとだけ入れて、1時間かき混ぜるのです。

竜巻状にするのを忘れずに。

そして、この混沌も大事。

早朝、この子牛のフィールドを横切ろうとしたら、、、、

子牛たちが集まってくるではないですか。

どうやら、早朝のミルクと勘違いしたようです。

カワユス♪♪

 

作業が終わったのは710分過ぎくらい。2時間半くらいの早朝の作業。いわゆる「朝飯前!」には、ちょっとしんどいw

 

今朝の発見。

左は普通の虫除け。人間にも悪いんじゃないか的な化学成分バッチシで、効き目も抜群!

そして、右はただの保湿クリーム(化学成分含)しかし、この保湿クリーム、ミジーよけにとっても良いのです!!

英国軍人にも「お肌に優しいミジー除け」として人気という噂です。


 

午前中は「ちょっとニンジンの除草が大変だから手伝って!!」というファームに皆でお手伝い。

労働力も村中でシェアリングでございます☆先日もブラックカーラント摘みのために、センターのガーデンから求人案内がありました(現在も絶賛募集中w)。

除草釜片手にフィールドを横切り、ニンジンフィールドへ。

途中でみつけたクローバー☆ちょっとズタボロだけど、大きな四葉♪

たどりつくのに、13分くらい、、、。遠いw

他のファームからも助っ人がぞろぞろときて、中には今まで会った事のない人もちらほら。

 

こっちで独り言。あっちで歌声。むこうから笑い声。そっちではドイツ語。なんだか、みんな地面に向かっているはずなのに、とってもにぎやかな除草時間でした。

ティーブレイク前までかけてのいとえの作業。

こりゃ時間かかるわ。

でもね、こうやってすっきりすると、グンと生長スピードがあがるので、かわゆし!!

ティーブレイクのときに見つけたフクシア☆

そうよ。これよ。いとえの最も大好きなフクシア♪♪♪

可憐でかわゆし♪♪♪

 

 

午後は、自分たちのフィールドに戻り、ビートルーツの除草の続き。このフィールドでは、こんなものが発見できるんです。

きゃ~~~化石~~~♪♪♪

 


バイオダイナミック調合剤500ー牛角牛糞調剤

2011年06月23日 | バイオダイナミック農法

6月23日木曜日

 AM-雨 タネの受注・発送 & タネの分別

 PM-晴 バイオダイナミック調剤500の散布

 

まず、AMのタネのお話からいたしましょう。

今日は初めてタネの受注発送のしかたを教えてもらいました。

注文確認、商品集め、規格外受注の測量、明細の打ち込み etc.....。

花屋時代に、請求書業務を経験していて良かったなぁと、そしてその指導してくれたM瀬さんが几帳面な方で良かったと、感謝☆

複数回のチェックの習慣がついているので、なれない英語明細でもミスが防げます。

 

そして、タネの分別。

ある程度のゴミなどは、機械でフルイにかけたり、風を当てたりして取り除けるのですが、

色の違いなど、人の手で分別していくのです。

 

 

この子たちは、良いタネ。

この子たちは、ダメなタネ。

殻が割れてしまっていたり、奇形だったり、はたまた茶色っぽかったり。

茶色っぽいとどうしてダメなんでしょう?

左が良いタネの色。右が茶色っぽいタネ。

色の違い、わかりますでしょうか??

そして、これの殻を割ってみると、中身はこう違うのです。

左の良いタネは、いわゆるパンプキンシードの緑色をしていますが、

右の茶色っぽかったタネの中身は、カビてしまっているのがわかります。

殻の色、見た目の質感で、中身が予測できるのです。

カビてしまっているタネは発芽しません。

大雨の日や、冬は、こういったタネの仕分け、パッキング、発芽率テストなどを行っていくようです。

 

さて、午後の作業。

バイオダイナミック調剤500-牛角牛糞調剤

きましたよ。

バイオダイナミックの不思議な作業。

これは、土を元気にする調剤らしいです。

以前にご紹介した501調剤は、水晶(二酸化ケイ素)でしたが、今回の500は牛糞です。

500調剤って、こんなもの↓

秋に授乳牛(♀)の角に新鮮な牛糞を詰める。

夜には下が降りるような所かつ、日当りの良い所で排水性の良い土に、尖った先が上になるように埋める。

春に地中から掘り出し、ガラス、木または陶器の器に通気性を保つように軽く蓋をして、それをさらに自然素材の箱に入れて保存する。

その箱の中にはピートモスまたは、完熟堆肥を入れて500調剤を入れた容器を十分に覆えるようにする。

利用する際は、501同様、竜巻状の撹拌を1時間続けながら水とまぜて地表にまく。

地表にまく際はスプレーを使用するか、ブラシや筆、または草木を束ねて調剤水にひたし、大きな円弧を描くように振り回しておこなう。

501調剤は霧状にして散布する必要があるが、500調剤は大粒のスプレーでよい。


 

散布する日は、月曜日または木曜日が良いらしく、かつ湿った日の夕方が理想だそうです。

散布した調剤がじっくり地中に染む込むから。 

土が乾燥していると、調剤と接した所だけで、土にじっくりなじまない。

午前中が雨だったこの木曜日、かねてから予定していた日ではありますが、500調剤を散布するには最高の日となりました。

春と秋、そして、何かを定植する前に行うそうです。だいたい年3~4回。

もちろん、この樽一つでは村全体のフィールドまでには足りないので、それぞれのフィールドはまた必要なときにタイミングをみてしなくてはならないのですが、今年は何年ぶりかに、イベント的に村全体で集まってしたようです。

村にあるホールの前にみんなで集まって、かわりばんこに撹拌したい人が撹拌して、

竜巻状にするのは忘れずに!!

バケツを持った人が、それぞれのお家のお庭や、畑にまくためにそのお水をもらいに行くのです。

ご近所さんグループごとに、それぞれのフィールドやお庭にまきました。

 

6月23日は*St.John's Day Eveなので、夜にまたホールに集まるイベントがありました。

各ご近所グループの理解を深め、村全体の一体感のためですかね、

500プレパレーションのあとのティーブレイクの時に各ご近所グループに質問リストが渡されていました。

Q.自分たちのご近所グループのイメージカラーは?

Q.どうしてその色なんだろう?

Q.自分たちのご近所グループのファームにはなんの動物が居る?

Q.他に、なんの動物が居たらいいだろう?

Q.ファームの今後はどうんなんだろう?

Q.夜、ホールでみんなで歌いたい曲は?

 

以上の質問の答えをまとめて、夜にホールで発表しあいました。

そして、各グループの発表終了ごとに、それぞれの提案曲をみんなで歌いました。

目覚めの曲だったり、St.John's Day の曲だったり、YourMYSunShineだったり。それぞれ。

Stormy Hall で働いて、Stormy Hallに住んでいるいとえは、他のお家や他の人たちと接する機会がなかなか少ないので、とっても興味深かったです。

 

ちょっとずつ、他のお家や、他のワークショップものぞけたら良いなぁって思います☆☆

 

 

500プレパレーションを終え、グラスハウス周りの除草。

なんだか、すっかり手の皮が厚くなったみたい。

Nettle(刺草)を掴んでも、全然平気になってしまった。。。。

 

 

 

*St. Jphn's Day :6月24日。聖ヨハネの日。イエス・キリストに洗礼を施した洗礼者ヨハネの生誕を祝う日。
 夏至の日(一年で一番日の長い日)としばしば重なるので、ヨーロッパではよく夏のお祭りとして盛大に行事が行われる。

バイオダイナミックの「○●の日」/ いとえ=トマト

2011年06月08日 | バイオダイナミック農法

 

6月8日水曜日04:00~9日木曜日10:00

Moon Element Warmth なので、Fruit Day(果菜類or種子の日)

 

午前中は、パンプキンに水やりをしました。

 

ここは長~ぁいホースをひっぱってくるにも遠すぎるので、ため池からジョウロに水をくんで水やりをしました。

 

このジョウロ、なんだか先っぽが妙ですよね?

わかりますでしょうか?

 

そう。スプーンがくっついているんです。

これだと、ジョウロの先を手でおさえる必要がない!!

みんな、色々考えるんですね☆☆☆

(ハスくち(シャワー状にするもの)つけられなくなってしまいますけどね f(^^;)  一長一短)

 

 

さて、最近いとえが日記冒頭に書いている「Moon Element」=「○●の日」

いったいなんなんでしょう。

まだまだ、いとえにはチンプンカンプンなのですが、現段階でわかる範囲。

 

シュタイナーの考えによれば、お月さまは軌道にのって地球を周りながら、

黄道12星座のパワーを地球に届けているそうです。

そして、12星座はそのパワーが影響を与えるものによって4つのグループに分類されています。

牡牛座、乙女座、山羊座

双子座、天秤座、水瓶座 

 蟹座 、 蠍座 、魚座  

牡羊座、獅子座、射手座 

これらは、それぞれ、正三角形を描く位置関係にあるのです。

それぞれのパワーをお月さまが運ぶので「Moon Element」というようです。

その「Moon Element(影響をあたえる対象)がコレ↓。

 

 

牡牛座、乙女座、山羊座 = Earth (地)

双子座、天秤座、水瓶座 = Light(

 蟹座 、 蠍座 、魚座  = Water(水)

牡羊座、獅子座、射手座 = Warmth(熱)


 

この「Earth(地)」「Light(光)」「Water(水)」「Warmth(熱)」が植物の生長にも大きく影響を与えるので、

バイオダイナミックカレンダーの「○●の日」に結びつきます。

結びつけると、こうなります。

 

牡牛座、乙女座、山羊座 = Earth (地)  = Root(根菜)

双子座、天秤座、水瓶座 = Light()    = Flower(花)

 蟹座 、 蠍座 、魚座  = Water(水)  = Leaf(葉菜)

牡羊座、獅子座、射手座 = Warmth(熱)= Fruit/Seed(果菜/種子)

は~ぁい。今回は以上ここまで!!

いとえはこれ以上はまだ説明できませんm(_ _)m

 

ちなみに、いとえは射手座です。

壮行会の時に編集部のみんなからもらった寄せ書きの中で、I野さんが

(いとえ)さんを見ると、いつも夏の真っ赤なトマト(大玉が頭に浮かびます」

 って書いてくださっていたのを思い出しました。

射手座=果菜ですから、納得!ですね

 

 

(いとえはプチやミディにはなれないのね。。。w