たねまきびより ~いとえのバイオダイナミック農場日記~

小さな1つぶのたねから
ぐんぐん伸びていくその姿
ずっとながめていたくなる

脱都会!いとえ、英国の農場へ行く!

出発。

2012年05月16日 | 村からの脱出

5月16日 水曜日

 

本日、ここBotton Villageを離れます。

 

帰国の飛行機は5月の30日発なので、2週間程英国内の友人、農場を訪ねてから帰国します。

 

ご報告までに。

 

帰国したら、ちょっとまたブログUPします。


ファーマーになりたい。

2012年05月02日 | コミュニティーライフ

只今、いとえの滞在しているところは、
「キャンプヒルコミュニティー」という、学習障害者の方々と暮らすコミュニティー。

このコミュニティーが英国全土に今はあるのだけれど、その1番最初はスコットランドだったのです。

そのスコットランドにできた施設に一番最初に入った学習障害者(ヴィレジャー)の男性がいます。

その彼は今、私のいるノースヨークシャーのこの村に住んでいるのです。

その彼、今朝、亡くなりました。

「ファーマーになりたい」が口癖だった83歳の彼。

 

仲良しの日本人女性が住んでいるお家のヴィレジャーさん。

 

たまにおうちに遊びに行くと、ウロチョロっと姿を見せてくれる彼。

 

普段はGood nightとか言わなかったらしいのに、たまたま私がお邪魔した時、ご機嫌だったらしく

「Good night! sleep well!」と言ったら、「Good night!」と返してくれた彼。

 

天国で幸せにファーマーできるかな。

来世でファーマーするのかな。

 

今夜の礼拝で、年配のヴィレジャーさんが一生懸命彼の話しをしたがっていたのが印象的でした。
why we can not talk about him?!と、、、、、。

礼拝中だったのでね、隣に座っていたボランティアの若いコが一生懸命「シー!シー!」ってしてたけど、、、。

いっぱい思い出あるんだろうなぁ。。。。

いっぱいいっぱい彼の事、みんなに伝えたかったんだろうなぁ、、、、。

長~い間、一緒にこの村で暮らしてきたんだもんね。。。。

 

彼の体調や健康状態からみて

「彼は長生きしたよ」 とか、

「いっぱい身体に不調抱えてたから楽になったよ」と言う人がほとんど。

 

「死」=「悲しみ」ではない。わかってる。

 

だけど、やっぱり、今、ここで「I want to be farmer」って、他にもいっぱい彼の口癖があって、、、

わたしは一緒に住んではいなかったから、知らない事の方が多いけど、、、、、、

 

やっぱり、ちょっと、、、悲しい、、、、、。

 

今夜は、もう少し、彼に思いを寄せて、、、、、

 

 

 

 

彼が、いつか、必ず、幸せなファーマーになれますように、、、、、。