京の話題

12000年以上続いた「平安京」の文化・寺社仏閣・お祭り等を紹介します。

京の話題(平安京その295)7月22・23日は弁天祭・長建寺

2012-07-23 00:10:20 | 京の話題

伏見の中書島はかつては島でした。

伏見城の城下町時代「脇坂中務大輔安治」(わきさかなかつかさだいふやすはる)が邸宅を構えていました。脇坂の中務という官職は唐風には「中書」となることから、中書島と言う名前になったと言う事です。

城下町が荒廃した後、元禄時代に「建部内匠頭正宇」(たけべたくみのかみまさゆき)が再開発を行いました。この「建部正宇」にちなむのが「長建寺」

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「建部匠頭正宇」奉納の燈籠。

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「長建寺」は「島の弁天さん」と呼ばれるように、「八臂弁財天」を祀り、「東光山」と号する「真言宗醍醐派」のお寺です。

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深草大亀谷に有った「即成院」の塔頭多聞院をこの地に移し、中書島の復興に貢献した建部の「建」と、氏の長寿を祈願した「長」の字をあわせて「長建寺」という寺名になりました。

「閼伽水」(あかかすい・仏様にお供えする功徳水・平安時代中期に即成院から移したものです)

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山門は下部を紅色に塗った龍宮門です。

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「弁財天」は前記にも数度記載したように、音曲を司り、技芸、知恵と財宝をもたらす「七福神」の一人で、艶やかな神様ですから、このようなお寺にふさわしいです。

伏見区東柳町511

(たわごと) 祇園祭の時は祭りの関係者はきゅうりを食べないのは。

夏真っ盛り、きゅうりは今が一番おいしい時です。きゅうりは今が旬、体の熱を冷まし夏には最適の野菜です。しかし、祇園祭中はきゅうりを食べません。と、言うのは祇園祭の祭礼「八坂神社」の神紋は「三つ巴」と「五瓜に唐花紋」です。ちょうど、きゅうりを輪切りにすると切り口がこの「五瓜に唐花紋」に似ているからです。

ちなみに、八坂神社の祭神(素戔鳴尊)はきゅうりが大好物だったと言われています。

祇園祭も31日の「疫新社夏越祭」まで、あと十日余り、まだ色々な神事が有ります。

「大津市いじめ事件」の加害者の詳細がYouTubeにて掲載されいました。今だ居直り続ける加害者達。主犯格の、父親はPTAの会長(会社経営)、母親は団体役員、祖父は滋賀県警のOBこれで三度も被害者側が警察に被害届を受理してくれなかった図式が分かりました。加害者の母親は、なんと「死んだものはいいが、これから生きていく我々こそ被害者」と支離滅裂なビラを校門前で配っていたと言う事です。以下、少し過激な内容ですが、YouTubeからあえて引用さして頂きました。(これは皆さんが是か非か決めてください)

引用した動画が余りにも、本ブログの趣旨を汚すため削除さして頂きました。