諏訪神社といえば長野県諏訪湖の南北に「上社」「下社」をおく諏訪大社が有名ですが、この京の地にも同じ祭神を持つ「諏訪神社」が有ります。
諏訪神社も「征夷大将軍・坂上田村麻呂」が東北を無事平定したことで、延暦20年(801年)諏訪大社から祭神(建御名神・たけみなかたのかみ・上社と八重言代主神・やえことしろのぬしのかみ・下社)を勧請して創建したと言う由来をもちます。
その後、荒廃と再建を繰り返しますが、文治2年(1185年)の「源義経」や室町期には「足利義満」が復興に尽くしました。それは、諏訪信仰の神はもともとは狩猟神・農耕神で有りましたが、武家時代に入ると武神となり、のちに日本第一大軍神として崇められました。武田氏や徳川氏の守護神ともなったからです。
今は、ビルの間に挟まれて、あまり参拝する人も無くひっそりとたたずむ、由緒正しい神社、何か物哀しい気持ちでした。(誰もいない、古びた社務所の軒下で若いOLさんが昼食をしていたのが心に残ります)
下京区諏訪町通五条下ル下諏訪町351
(たわごと)
先日、電子書籍見本市がが有り、各メーカーから多種多様な電子書籍が発表されました。今回発売する「楽天」のタブレットは8000円弱、これで2000冊分の書籍が収納できるといいます。アメリカでシェアNo1のアマゾンも近く日本に乗りこんでくるらしいです。(アメリカから直接ソフトを買えば消費税は不要となります)
確かに電子書籍は端末を一台買えば、多くのソフトをダウンロード出来て便利と思いますが、最近、とみに思うのは書店の少なくなった事。電子書籍は良いとして、やはり本屋で立ち読みして、インクの香りを「ぷーん」と臭うのも良いものです。(年寄ですから)
電子書籍が益々普及すると、本屋が少なくなり、出版社も少なくなり、印刷所も少なくなり、製紙業界の需要も少なくなります。益々景気が悪くなり、就職難やデフレに追い打ちをかけるのか?