地獄巡りの順路に沿って歩き出した我々。
「こりゃあ、なんか圧倒的な威圧感を感じるなぁ」
「そうだね。なんかこう・・・独特の雰囲気があるね」
「室堂も地獄巡りあるけど、こっちのほうが圧倒的に威圧感感じるし」
「そうだね」
デジカメて撮影しながら歩き出す。
あちらこちらに石が山積みされている。
「これがあれか。一つ積んでは父の為って奴か」
「そういう事だね」
その石の山には風車が刺さっている。
普段は何という事がない風車だけど、こういう所で見る風車はかなり異様。
「みんな気づいてないみたいだけどさ・・・」
「ん?」
「やっぱりここヘンだよ」
「何で」
「あり得ないもん」
相方が指差す方向には山のように積まれた石と大量の風車。
その風車が回っているのである。
「風車だろ。でも風が弱くても回るからなぁ」
「いや、そうじゃなくて。あのさ、なんで横向いている風車と前向いている風車が同じ位の勢いで回っているんだよ」
「あ!」
「風はどっちから吹いてるんだよ」
それだけじゃない。タイミングこそずれているけど、すべての風車が回っているのである。
「あそこにつむじ風でもあるなら別だけどさ」
「うーん・・・」
これも何枚か写真に収める・・・
「にしても・・・ここ珍しいよなぁ」
「何が?」
「石だよ。この短い距離で石の性質が全く変わってる」
「ふむ、そういえばそうだな。確かにこっちの石は白い」
さらに歩く。
カラスが自分の頭上を飛んで、お供え物を食べている。
「カラスにとっちゃ、ここは天国だな」
「こう見ると見事なシチュエーションだよ。室堂に雷鳥、恐山にカラス(笑)」
これも何枚か写真に収める・・・と!
ピピピピピ!
「えっ?」
デジカメからビープ音が。
「あれ?カメラ使えなくなった」
「おいおいおい」
・・・次回に続く・・・
「こりゃあ、なんか圧倒的な威圧感を感じるなぁ」
「そうだね。なんかこう・・・独特の雰囲気があるね」
「室堂も地獄巡りあるけど、こっちのほうが圧倒的に威圧感感じるし」
「そうだね」
デジカメて撮影しながら歩き出す。
あちらこちらに石が山積みされている。
「これがあれか。一つ積んでは父の為って奴か」
「そういう事だね」
その石の山には風車が刺さっている。
普段は何という事がない風車だけど、こういう所で見る風車はかなり異様。
「みんな気づいてないみたいだけどさ・・・」
「ん?」
「やっぱりここヘンだよ」
「何で」
「あり得ないもん」
相方が指差す方向には山のように積まれた石と大量の風車。
その風車が回っているのである。
「風車だろ。でも風が弱くても回るからなぁ」
「いや、そうじゃなくて。あのさ、なんで横向いている風車と前向いている風車が同じ位の勢いで回っているんだよ」
「あ!」
「風はどっちから吹いてるんだよ」
それだけじゃない。タイミングこそずれているけど、すべての風車が回っているのである。
「あそこにつむじ風でもあるなら別だけどさ」
「うーん・・・」
これも何枚か写真に収める・・・
「にしても・・・ここ珍しいよなぁ」
「何が?」
「石だよ。この短い距離で石の性質が全く変わってる」
「ふむ、そういえばそうだな。確かにこっちの石は白い」
さらに歩く。
カラスが自分の頭上を飛んで、お供え物を食べている。
「カラスにとっちゃ、ここは天国だな」
「こう見ると見事なシチュエーションだよ。室堂に雷鳥、恐山にカラス(笑)」
これも何枚か写真に収める・・・と!
ピピピピピ!
「えっ?」
デジカメからビープ音が。
「あれ?カメラ使えなくなった」
「おいおいおい」
・・・次回に続く・・・