新!編集人の独り言

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少なくとも「根性」だけで物事は進まない・・・と思う。

2019-04-13 06:21:48 | Weblog
先日、某ミニスーパーで買い物をしてた訳ですよ。
レジにいたのは多分新人さんで、たどたどしく声出しでレジ操作をしてました。
ま、それはそれで微笑ましいんですけど、なんか雰囲気がぎこちない。
それもそのはずで・・・
横にすげー怖い顔をした指導担当の人が睨みをきかせているんですわ。
この人の「間違えるなよ」オーラがすげーのなんの。

自分も新入社員の教育をやってましたけど、この指導担当のやり方はどーなんだろうなと。
多分、新人さんは頭に全く入ってこないんじゃないかなぁ、緊張しすぎて。
そもそも何のための研修指導なんだろうなと。
そこをこの指導担当は理解していない気がするんですよね。

と、この手の教育話をすると、大抵において
「そういう甘やかした教育が今時の若い奴を生み出しているんだ。もっとスパルタでビシバシやって、一度地獄を見せてそこから這い上がる根性を養っていかないとダメだ。頑張る奴は頑張るし、ダメな奴は何をしてもダメなんだから」
なんていう方が現れる訳です。

いや、言いたい事はわかるんですけどね・・・

思うのは、スパルタ式だろうが理論で説明しようが、教える側と教わる側の信頼関係がないとダメだと思うんですよ。
で、教える側は絶対の「自信」と「実績」を持ってないと教わる側に伝わらないですね。
だってそうでしょ?
「治るかどうかわからない」っていう医者と
「大丈夫です治りますよ」っていう医者と
どっちにかかりたいか?って言ったら後者を選ぶでしょ?

さらに言うと
自分はスパルタ式でもいいと思うし、前にも書いた通り体罰アリでもいいと思っているんですよ。
教わる側がその方式で納得しているのであれば・・・ですけどね。
これを外野がどうこう言うのはオカシイって言ってるだけですから。

ただ・・・
人によって教え方って違うと思うんですよ。
スパルタ式で追い込んだほうが成長する奴もいれば、褒めて伸ばす奴もいる。
イメージで把握する奴もいればひたすら反復で理解する奴もいる。
千差万別です。
ゴールはひとつだけど、そこに向かうルートは人それぞれだし、やり方も色々ある訳で・・・
その選択肢をどれだけ持っているのか?それを的確に指導できるのかが指導側の技量って事なんですよね。

だから
根性論では落ちこぼれる奴がいるかもしれないけど、理論立ててひとつひとつ説明したら理解する奴もいるだろうし
授業が難しすぎて落ちこぼれた奴が、実践教育でいきなり開花する事だってあり得る訳です。

最初に戻って・・・
このレジを打ってた新人さん、多分プレッシャーに弱いのか、そういう環境にまだ慣れてないのか
それに対してのスパルタ式っていうのはあまりいい方法とは言えませんね。
最初なんざ緊張して当然だし、むしろプレッシャーから解放させるような指導のほうがこの場合はよかったんじゃないかと思います。

人に教えるってホント大変なんですよ。

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