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激安ジーンズと負のスパイラル

2009-10-19 09:56:33 | Weblog
真面目な話

昨今はスーパーで「激安のジーンズ」が発売されてましてね。
自分も持ってますけど、意外と履きやすい。
この履き心地で1000円以下なら「アリ」ですね。

元々はユニクロが限定本数で作成したのが始まりなんだけど、いつの間にか限定が消え、そこら辺でも売り始めている訳で。
自分らの感覚から言えば2000円台でも十分激安でしたから、この990円ジーンズが出た時に感じたのは

「安かろう悪かろう」

この一点。

ところがいざ買ってみると前述したとおり、思ったよりも履きやすい訳で、じゃあ今までの価格は何だったんだよと。

そこからイオンだヨーカドーだ西友だ、激安ジーンズの戦争が始まっている訳ですが・・・

今まで安いジーンズを売っていたジーンスメイトとかが結構「閉店セール」みたいなことをやってるんですよねえ。店内改装とは謳っているけど、実際はどうだかなあと。
多分今後はジーンズも二極化に分かれるんじゃないかなあ。
自分みたいな「履ければいいや」って言う奴と「あくまでブランド」にこだわる奴と。

ただ、相当ブランドも危機感がある訳で、廉価版のジーンズを出しているメーカーは本当に打撃らしいですわ。
メーカーさんは「国内」で生産しているのに対し、激安ジーンズは「中国産」。
人件費が違うからどうしても価格に差が出てしまうんですよねえ。

まあ、激安ジーンズを履いている身からすれば、こんな事言うのはどうなんだろうねぇとは思うけど、激安ジーンズはお客さんは喜ぶけど、生産側からすれば迷惑な存在なんでしょうなあ。
何せ中国に生産を委託している訳だから、当然国内で生産はしない。
という事はメーカーその生産規模を縮小する事になり、そうなると人件費を抑えないと成り立たない。
そうなるとどうしてもリストラの問題が発生する訳で、街中に失業者が増える。
自分もそうだけど、食べるのが精一杯だから洋服代なんかは切り詰めていくから、激安物に手が伸びる・・・このスパイラルですよね。

今の日本の構図がまさにこれなんですよね。

そう考えると自民の「企業を元気にさせる」と言う考え方はあっているんだけど、その企業が海外に生産拠点を置いているから、結果的に国民に還元できていないし、じゃあ民主の言っている様に「国民にお金をバラまく」のではみんな貯蓄に回しちゃうからこれもイマイチな訳で。

要は現状の流通の仕組み自体を変えないと根本の問題は解決しない訳ですわ。

とはいえ、今は辛抱の時期なんでしょうなあ。
とにかくどれだけ我慢できるか。体力勝負というか、体力が無いところは淘汰されていく状態になるんでしょう。

いやはや、厳しい時代です。

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