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恐山リベンジ(新幹線編)

2007-10-10 06:19:28 | Weblog
新幹線の中では当然の事ながら車内販売がありまして、ビールやジュース、お弁当の他に各地の名物も売ってたりします。
帰省する人の為なんでしょうね。
んで、その車内放送が車内に流れた訳ですが・・・

「郡山名物、薄皮まんじゅう」
アタシは条件反射で首を横に振りかぶりを振ります。
だぁって、あんこ嫌いなんだもぉん。
するとそれと同じに相方の首は大きく頷いています。
こんにゃろうはあんこ大好き。

「ほら、名物は食べないと」
「よく言うだろぉ、名物にうまいものはないんだよ」
「俺たちは大間の名物であるマグロを食べにいくんだよぉ。大間のマグロがまずいとでも」
「君は何かい?大間のマグロと薄皮まんじゅうごときを同列に並べるのかい?」
「いや、別物ではあるけどね」
「君は大間のまぐろです、って薄皮まんじゅうが出てきたら怒るだろう」
「怒るねぇ」
「だから、その比較は間違っているんだよ」
「いや、その例えがよくわからんのだがね(笑)」

この会話、堂々と喋っています。
この会話が聞こえた他の乗客は「こいつら何バカな会話してるんだろうなぁ」と思ってるんでしょうなぁ。

さらに・・・
ナナメ前方に外人の兄ちゃん(本が明らかに英語だからアメリカ人かその類)がとなりのおっちゃんと温泉話をしている。
「おいおい、外人が温泉話をしているよ」
「ディビッドは温泉が好きなんだよ」
「何だよ、そのディビッドっていうのは」
「彼の名前だよ」
「聞いたのかよ」
「いや、顔が“でぇびっどぉ”って顔なんだよ」
「じゃじゃじゃあ、あそこの外人は?」

相方の目線にはちょっと禿げた外人さんが・・・

「あれはスティーブだろぉ」
「なぜスティーブなんだよ」
「頭が禿げてるから」
「ひっでえなぁ。それが理由か」
「ちなみに黒人だとボブって感じだよな」
「黒人はみんなボブかよ」
「いや、スミスっていうのもいるな」

うーん、妄想しまくっています。

あ、今回の旅行はこういう車内での妄想話が至るところで出てきます。
バカのバカ発言だと思って聞き流してください(笑)

ディビッド、盛岡で下車。となりの男性は降りません
「えっ?一緒じゃなかったんだ」
「つか、ディビッドは盛岡に何しに降りたんだ」
「ディビッドは多分冷麺を食べにきたんだよ」
「それは俺たちだろう」
「じゃあ、かっぱを見にきたんだよ」
「遠野へか?」
「そう、彼は大のかっぱ好きなんだよ」

うーん・・・妄想が暴走しているぞ。
多分周りのお客さんは「バカじゃねえか?こいつら」と思っているんだろうなぁ(笑)

まぁ、こんな会話をしながら新幹線は八戸に到着しました。

次回に続く。


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