言葉の爆弾

自分の知り合いが今『腹を括って』います。
事前に自分にも『意見が聞きたい』という事で、内容を読ませていただきました。
内容には本人の怒りと悲しみがダイレクトに伝わるものでした。

結論から言えばこれを他の人に読ませるというのは相当の覚悟だと思います。
上っ面の『やめたほうがいい』なんて言葉は言えないんですよ。

以前同じような事がありまして、その時も同じような相談を受けて、その時は「止めろ」と言ったんだけど、その人は振り切って行動して、その結末は辛いものでした。

今回の内容を公開したら結末はわかりきってますからね、止めるのが当たり前なんですよ。

だから、今回はこの結末も含めた内容を本人に伝えた上でこう言葉を添えました。
「公開するなら相当の覚悟がいる。一度冷静になれ、それでもやるっていうなら自分は止めることはできない。ただオススメはしない」と。
いや、薄情とか他人事みたいだと言われるかもしれませんが、薄っぺらな制止は絶対できませんでした。

多分本人からすれば「ふんぎり」をつけたかったんだと思います。
制止してもらいたいんじゃないんだと思います。
多分制止しても動くだろうし、文面からはその覚悟が感じられましたし。

結果・・・
知り合いは爆弾を投下しました。
冷静に判断して、その結果の決断だと思います。

自分は今ちょっとだけ後悔しています。
ムダかもしれなかったかもしれないけど、傷つく事わかってましたから、制止すべきだったかなあと。
だからこれは自己満足なのかもしれないけど、毎朝他愛の無いメールを1通送る事にしました。
そうやって本人の気持ちが少しだけ和むならそれはありかなあと。

精神的な部分のフォロー(しかも物凄く浅い)しか今の自分はできないのが辛いですね。