新!編集人の独り言

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かぐや姫の物語を観てきました。

2013-12-01 15:17:43 | Weblog
映像が凄いのなんの。

http://kaguyahime-monogatari.jp/

物語はまんま『竹取物語』なので、詳しい内容云々はナシで。
とにかく映像は凄いの一言。
アニメって風景とか人物とか色々組み合わせて撮影している関係で、時に人物だけが動いているような感じになる事があるじゃないですか。

この作品、そういう場面が一切なかったんです。
水墨画タッチの絵だからですかね?
つか、これ仮に従来の重ね重ねでやったらどんだけ重ねて撮ってるんだろうと。
描写が細かすぎて、物理的にムリじゃないかと。
だとしたら一枚一枚全部フルで作成したか・・・・

いや、そんな事したら時間がいくらあっても足りやしない。

そのくらい・・・いや、言葉では表現しづらい位凄いなあと。

さて、かぐや姫。
絵が従来と違った手書きっぽさがあるので、最初は「ん?まんが日本むかしばなし?」って錯覚に襲われます。
が、話が進むにつれてこの違和感が全く気にならなくなります。
その位かぐや姫が魅力的に描かれています。

そうだよなぁ、もともと農民階級の娘で育ったんだからやんちゃだよなぁ、とか。
さらに都で英才教育をいやいや受ける様なんざ
「あ、ハイジとロッテンマイヤー先生そのものじゃん」なんて思ったり。

この中で徹底的な悪役って言うのがいないんですよね。
ただ、ボタンの掛け違いというか、そんなのが重なった悲劇と申しますか・・・

かなり長い作品ではありますが、退屈はしませんね。
皆が知っている話だけに、それをどうやって表現しているか?
人それぞれ角度を変えて観ると楽しめる作品なんじゃないかなあと。

そんな感じです。
コメント (2)
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