9日(月)に開幕する第103回全国高校野球選手権。対戦組合せも決まり、段々と近付いて来ました。オリンピックの閉会と入れ替わるように始まります。
各地区の勝ち上がり、今回は近畿を見てみたいと思います。
昨年の大会が行われなかったのですが、2011年以降の優勝校は関東と近畿からしか出ていません。近畿は厳密に言うと大阪から優勝校が出たのみであり、大阪の4度の全国制覇の内、一昨年の履正社を除き3度の優勝は大阪桐蔭です。
近畿と言っても、大阪桐蔭の黄金時代の中に動いてきた10年と言えそうです。
とは言え、大会の常に中心に居続けた近畿ですから、注目校が多いのも確かです。
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それでは近畿地区の各府県の勝ち上がりです。
【滋賀】
▽準々決勝
綾羽 9-2 草津
立命館守山 10-3 伊香
近江 7-1 水口東
彦根翔西館 4-3 滋賀学園
▽準決勝
近江 19-0 綾羽
立命館守山 9-2 彦根翔西館
▽決勝
立命館守山
000 000 000│0
000 312 00X│6
近 江
(立)北村・信次-白樫
(近)山田・岩佐-島滝
※近江は3大会連続15回目の出場
【京都】
▽準々決勝
京都国際 4-0 塔南
東山 10-2 西城陽
乙訓 5-4 鳥羽
京都外大西 2-1 京都成章
▽準決勝
京都外大西 4-1 乙訓
京都国際 11-8 東山
▽決勝
京都外大西
040 000 000│4
111 210 00X│6
京都国際
(外)星野烈・ワトリー・西村-花井
(国)平野・森下-中川
※京都国際は初出場
【大阪】
▽準々決勝
興国 3-0 八尾
大阪桐蔭 5-3 金光大阪
履正社 3-2 清教学園
関大北陽 7-1 大阪電通大
▽準決勝
興国 5-4 履正社
大阪桐蔭 12-10 関大北陽
▽決勝
興 国
000 001 002│3
003 000 001x│4
大阪桐蔭
(興)田坂・入西・大江-山下
(桐)松浦-松尾
※大阪桐蔭は3年ぶり11回目の出場
【兵庫】
▽準々決勝
関西学院 10-5 兵庫工
神戸国際大附 9-0 東洋大姫路
報徳学園 2-1 東播磨
社 5-0 滝川二
▽準決勝
関西学院 4-3 社
神戸国際大附 6-2 報徳学園
▽決勝
関 西 学 院
011 010 000│3
013 030 00X│7
神戸国際大附
(学)山岡・森津・榎田-堀之内
(神)楠本・岡田・中辻・阪上-西川
※神戸国際大附は4年ぶり3回目の出場
【奈良】
▽準々決勝
高田商 3-2 郡山
天理 5-0 法隆寺国際
奈良大附 11-0 五條
智弁学園 10-0 一条
▽準決勝
高田商 7-6 天理
智弁学園 10-3 奈良大附
▽決勝
高 田 商
100 001 101│4
600 000 00X│6
智弁学園
(高)安井・合木-田中
(智)小畠・西村-植垣
※智弁学園は2大会連続20回目の出場
【和歌山】
▽準々決勝
高野山 6-4 日高
和歌山東 3-1 粉河
智弁和歌山 3-2 初芝橋本
市和歌山 11-0 耐久
▽準決勝
市和歌山 10-0 高野山
智弁和歌山 7-1 和歌山東
▽決勝
市和歌山
000 000 100│1
000 001 21X│4
智弁和歌山
(市)小園-松川
(智)伊藤・中西-渡部
※智弁和歌山は4大会連続25回目の出場
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京都国際も今春の選抜に出場しており、6校ともまずまず甲子園では馴染みの学校ですね。大阪桐蔭も大阪大会では苦戦していますが、甲子園では力を発揮しますから注目しないといけません。話題性も含めて近畿代表はやはり中心だと思います。
次回は中国地区の予定です。
よろしくお願いします。
県内に甲子園常連校が1校、ないし2校いる地域は甲子園での戦績が良くなるし言うのは、データを見ても間違いなさそうです。
近畿はこの常連校が中心の地区大会が続いているので、結果的に成績が高くなってきていると思います。対戦相手を甘く見るようなことがなければ、かなりのところまでは勝ち抜きそうですね。
なお、各地区の「常連校」の比率は以下の通りです。
南北北海道:1/2
東北:2/6
関東(山梨含む):5/7
東西東京:2/2
東海(三重含む):4/4
北信越:4/5
近畿:5/6
中国:4/5
四国:2/4
九州:4/8
こう考えると今年の夏は東海地区が最強となるのでしょうか?(本題からずれてしまいますが………)