馬読書感想文シリーズです。
前作の「馬場のすべて教えます」の出版から、9年経っていたんですね。
その間に京都競馬場の改修もありましたし、まさに満を持しての出版だったのではないでしょうか。
地方競馬の「白い砂」についても触れられていて、前作に続いて読み応え抜群です。
内容が力作なのはもちろんですが、感心するのが、著者の小島友美さんの仕事に対する誠実さです。
10年前も既に「馬場分析といえば小島友美」と言われていましたが、この本を読むと、その後も地道に取材を続けられていたことが分かります。
想像ですが、「馬場のスペシャリスト」であることが、以前よりももっと競馬界に浸透したことが、今回のジョッキー座談会企画につながったんじゃないかなと思いました。
いやだって、某騎手とか、上っ面な質問しかしないインタビュアーに対するいつもの塩対応ぶりとは全然違って、きちんと専門家としてリスペクトしているのが分かりますもん。
全体のページ数も、前作より50ページほど増えて、その分、価格もアップ。
これって、「その値段でも売れる」という判断がないとできないですよね。
そういうことも含めて、仕事ぶりが信頼されていることを感じます。
小島友美さん、ここまで仕事を続けて来られる中で、辛いことや大変なこともたくさんあったと思うんです。
特に、映像メディアの世界では、女性に求められるのは「若さ」ですし(今は、大分、時代は変わってきましたが、それでもそう)。
そんな中、自分の武器となるものを見つけて、業界の中で戦ってこられたことは、本当にすごいことだと思います。
内容的に得るものもたくさんあったのですが、それ以上に、自分ももっと頑張らなくてはと励まされた気になりました(小島友美さん、私と同い年なんです)。
ありがとうございます。
ちなみにこの本には、ちょっとした遊び心を感じさせる仕掛けがあります。
それも、本の製作費に関わってくる部分なので、「コジトモ、著者として大事にされているんだな」と思いました。
前作の「馬場のすべて教えます」の出版から、9年経っていたんですね。
その間に京都競馬場の改修もありましたし、まさに満を持しての出版だったのではないでしょうか。
地方競馬の「白い砂」についても触れられていて、前作に続いて読み応え抜群です。
内容が力作なのはもちろんですが、感心するのが、著者の小島友美さんの仕事に対する誠実さです。
10年前も既に「馬場分析といえば小島友美」と言われていましたが、この本を読むと、その後も地道に取材を続けられていたことが分かります。
想像ですが、「馬場のスペシャリスト」であることが、以前よりももっと競馬界に浸透したことが、今回のジョッキー座談会企画につながったんじゃないかなと思いました。
いやだって、某騎手とか、上っ面な質問しかしないインタビュアーに対するいつもの塩対応ぶりとは全然違って、きちんと専門家としてリスペクトしているのが分かりますもん。
全体のページ数も、前作より50ページほど増えて、その分、価格もアップ。
これって、「その値段でも売れる」という判断がないとできないですよね。
そういうことも含めて、仕事ぶりが信頼されていることを感じます。
小島友美さん、ここまで仕事を続けて来られる中で、辛いことや大変なこともたくさんあったと思うんです。
特に、映像メディアの世界では、女性に求められるのは「若さ」ですし(今は、大分、時代は変わってきましたが、それでもそう)。
そんな中、自分の武器となるものを見つけて、業界の中で戦ってこられたことは、本当にすごいことだと思います。
内容的に得るものもたくさんあったのですが、それ以上に、自分ももっと頑張らなくてはと励まされた気になりました(小島友美さん、私と同い年なんです)。
ありがとうございます。
ちなみにこの本には、ちょっとした遊び心を感じさせる仕掛けがあります。
それも、本の製作費に関わってくる部分なので、「コジトモ、著者として大事にされているんだな」と思いました。