イスラボンの競馬食べ放題

愛馬についてのあれこれを記録する日記です

ウムちゃん、引退

2018-06-16 16:36:18 |  ウムブルフ
浅屈腱炎を発症してしまい、社台ファームに戻っていたウムブルフですが、一昨日、公式サイトで引退が発表されました。
繋部分の屈腱炎と聞いた時から、これは現役続行は厳しいだろうなとは思っていましたが、やはりそうなりました。
先週、社台ツアーに行った時に、スタッフの方にお話を伺った感じから、そうなるだろうなと覚悟はしていたのですが。
でも、実際に発表されると、本当に寂しいです。

ウムブルフは、カタログ発表前に字面だけで見た時から気になる1頭でした。
そして、イスラボニータの皐月賞祝勝会で、同じテーブルにいらした早来ファームの方に「良い馬ですよ」と言われ、ますます出資したい気持ちが高まった馬でした。

その後、公開されたカタログとDVDも、ディープインパクト産駒らしい品のある馬体で、家庭内ドラフト会議でも、「今年はこの馬で!」とすんなり第1希望に決まったのを覚えています。
今なら、我々の実績では、出資できたかどうか分からないのですが、幸運にも出資できた時は、本当に嬉しかったです。

色んな思い出がありますが、やっぱり、1番思い出深いのは、アクシデントがあって、ギリギリ、パドックに間に合った日刊スポーツ杯でしょうか。
普段、競馬場ではお会いできない育成担当の方や、牧場でウムブルフを一緒に見学させていただいた出資者の方とお会いできたのが嬉しかったですし、何より、ウムブルフが持てる能力の全てを爆発させたかのような、強い勝ち方を見せてくれたのが、最高に嬉しかったです。

そういえば、ウムブルフが菊花賞に出走してくれたおかげで、初めて、ヤエノムテキさんにもお会いすることができたんですよね。
そういう意味では、ウムブルフは、競走馬として我々を楽しませてくれただけではなく、人とのご縁も繋いでくれたんだなぁと思います。

我々の手元には、ウムブルフが優勝してくれた時の小さなメダルと、ゼッケンがあります。
引退時に1600万下の馬ということで、競馬の歴史の中に名前が残ることはないでしょうけど、我々にとっては、大切な思い出をたくさん残してくれた愛馬です。

ウムブルフ、お疲れ様でした。
今まで、ありがとう。


ウムブルフ、屈腱炎発症

2018-06-01 09:57:14 |  ウムブルフ
今週末の阪神で出走予定だったウムブルフですが、調教後に右前脚に腫れが見られたということで、検査をしたところ、浅屈腱炎との診断が下ったとのことです。
本当に残念です…。

中間の公式サイトのコメントは、いつも辛口の堀先生にしては、割と自信がありそうな感じで、「これは相当出来が良いのかもなぁ」と期待していただけに、ショックが大きかったです。
いつになく順調そうだと思っていたら、このお知らせでしたから。まさに好事魔多しですね。

でも、良かったと思ったのは、これがレース中の事故ではなかったこと。
調教のスピードだったので、この程度(損傷率10%)で済みましたが、もし、トップスピードで走っていたら、もっと重症になっていたかもしれません。

予後があまり良くない箇所とのアナウンスがありましたが、オープンクラスに上がれただけの能力があるということで、復帰を目指して、北海道の社台Fでリハビリに入るようです。
屈腱炎からの復帰は、なかなか厳しいとは思いますが、頑張ってほしいです。

そういえば、数年前に、屈腱炎に対する治療として、幹細胞移植という治療法が話題になりましたが、現状の治療成績って、どんな感じなんでしょうね。
治療を選択するかどうかの判断は、金銭的なことと関わってきますから、なかなか臨床例も増えないのかもしれません。

損傷率10%という診断でしたが、怪我をした直後より、少し経ってからの方が、損傷率が上がることもあるようです。
社台Fまでの移動も含めて、これ以上、悪化しないことを祈るばかりです。
夏の間に1回は北海道に牧場見学に行くでしょうし、その時に元気な姿を見られることを願っています。

ウムちゃん、阪神へ

2018-05-28 21:16:40 |  ウムブルフ
当初は、目黒記念を目指していたウムブルフですが、1600万の身では除外対象ということで、予定を切り替えて、3日の阪神グリーンステークスに向かうことになりました。
この日は、元々は、オーバーハングのデビュー戦を見に東京競馬場に行くつもりだったのですが、デビューが前倒しになったおかげで、ウムちゃんを見に行こうと思えば行ける状況に。
実際に行くかどうかは、体調等のこともあって(アラフィフになると、なかなか疲れが抜けなくて…)不透明ですが、とりあえず、行く方向で準備を進めています。

それにしても、目黒記念は、ウムブルフと一緒に戦っていたノーブルマーズが2着ということで、ちょっと寂しい気持ちでレースを見ていました。
ウムブルフ、ちょっと前までは、ノーブルマーズと差のない競馬をしていたのになぁ。ちぇっ。

あ、でも、個人的にはノーブルマーズのことは応援しています。
この馬、JRAブリーズアップセール出身なんですよね。
調べてはいないんですが、多分、この世代のブリーズアップ出身の馬の中では、最も獲得賞金が多いのでは。
セレクトセール出身の高馬だけでなく、こういう地味なセール出身の馬が頑張っている姿を見ると、やっぱり嬉しいです。
自分の一口の出資スタンスが「皆が欲しがる高い馬がほしい」じゃないから、余計にそう思うのかもしれません。

…まあ、私は高実績者の皆様と違って、お金ないですし、どんなに欲しくても、高い馬に出資することは出来ないんですけどね。
でも、それならそれで、身の丈にあった楽しみ方をすれば良いだけなので、全然問題なしです。

話を戻して、ウムブルフですが、いつもそうなのですが、とにかくイレ込まずに、余計なエネルギーを消耗しない状態で、4コーナーを迎えられるかどうかが鍵になります。
切れる脚はないですけど、スタミナはあるので、坂のある阪神コースの直線で先頭に立てていれば、そこから、他の馬を突き放すことができるのではないでしょうか。

今回は、関西遠征時にパートナーを組んでいた浜中騎手ではなく、藤岡騎手になりました。
浜中騎手、この間のヘヴントゥナイトではお世話になりましたが、ウムブルフでは結果が出ていないので、この乗り替わりは歓迎です。
堀厩舎からの依頼ですし、藤岡騎手も、きっと張り切ってくれているでしょう。

それにしても、ウムちゃん、社台/サンデーの募集でも、「兄のウムブルフは4勝」と名前を出していただけるのが、ありがたい限りです。
ドラフト前にもう1勝して、妹の指名者数に貢献できれば良いですね。

山元トレセン見学(ウムブルフ)

2018-02-08 20:41:45 |  ウムブルフ


山元トレセンに放牧に出ているウムブルフを見学して来ました。
ずいぶん、ふっくらしているので、500kgは超えてますよね?と聞いたところ、520kgだそうです。
放牧に出ると、ふっくらするんですから、堀先生の苦労が分かります。
ウムブルフが、堀先生のことを嫌いな可能性もありますけれど!?



問題のあるところはないそうですが、このふっくら振りでは、出走はずいぶん先になりそうですね。
特に、目標も設定されていないようですから、しばらく休養だと思います。

長距離の1600万下のレースは、ハンデ戦ばかりです。
背負わされるのを覚悟して、出走するしかないかもしれませんね。

最後に、これはウムブルフではありませんが、まるでフェラーリの跳ね馬のようでした…。



詳細は、妻が書いてくれるはずですが、別馬のように変わっているそうですから、次走は期待できそうです。
気性の悪いところを見せなければですけれど!?

ウムブルフ、2着

2018-01-11 14:18:30 |  ウムブルフ
1/8(月)中山競馬10R迎春ステークスに出走したウムブルフは、2着でした。
山元トレセンへの放牧をはさんで、久しぶりの出走で、馬体重は+20kgでした。

本来は、もっと馬体重があっても良い馬だと思っていましたし、太過ぎるようには見えませんでした。
レースを見ても、2着になってしまったのは、この馬体重ではなく、乗り方のせいだと思います。

パドックでは、多少チャカつく程度で落ち着いていました。
この落ち着きも曲者で、これまでのレースも、落ち着いている時は勝っていません。
本当に、難しい馬ですね。
舌は、しばっていませんでした。

道中は、外目の前に勝ったノーブルマーズをマークする形で進みました。
ただ、4コーナーに入るまで、内で控えていましたが、この形はダメですね。
早めに外に持ち出さずに、馬群の中に入ったままだと、無駄にエネルギーを使ってしまいます。

その上、仕掛け所も最悪でした。
切れる脚はありませんから、残り800mから仕掛けて、4コーナーで先頭に並んでいなければ、勝ち目はありません。
800mで上がって行かなかったのを見て、勝ちはないと思ってしまいました。

かかる馬ですが、良馬場で、馬群に入れて折り合えるタイプではありません。
外に出して、早めに上がって行って欲しかったですが、レースは全く違いました。
バシシュー騎手、何とかならなかったんでしょうか…。

良く覚えていないのですが、競馬が終わった後の新年会では、バシシュー、バシシューと、悪態をついていたようです。
一緒にいた方が、バシシューは、その前のレースでかかりまくってたし、またかかるのが怖かったのではないかと、優しく教えてくれました…。

天下の堀厩舎ですから、結果が出なかった古馬は、厩舎にずっとは置いてもらえません。
一旦、山元トレセンに出して、次走を考えるようです。

半弟のウムラオフは、当初、今週の土曜に出走を予定していました。
中山ならバシシュー騎手、中京ならデムーロ騎手を確保していましたが、馬体重が戻り切らず、中京遠征はあきらめたようです。
その後、結局、デムーロ騎手が確保できている来週1/21(日)に、出走が延期になりました。

あのバシシュー騎手の騎乗を見たら、ウムラオフを任せられないでしょう。
今週、走るのを楽しみにしていたのですが、来週で良かったと思います。