伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

4Aは認定された

2022年02月11日 | 羽生結弦
HDDに報道番組を沢山録画をしたまま放ったらかしなので
これから整理をしなければならない。
所々抜けている部分があるのが残念だけれど…。
これからが大変だ



そしてスポーツ新聞も。。
平昌前まではスポーツ新聞を買う習慣はなかったが、
今回は毎日、スポーツ紙をコンビニへ買いに行くようになった。



羽生結弦選手がオリンピックで4位となりメダルに届かなかったので
2月11日のスポーツ新聞は台乗りした選手の記事ばかりかなと思いつつ、
コンビニへ行ったら全部のスポーツ紙の1面が羽生結弦選手ばかりだったので
つい買ってしまった。



本来ならば、オリンピックで表彰台に乗った日本人選手を扱うはずなのに
ポスターまで全面に掲載されていたのは羽生選手だった。
中には2面を使ってまで…。




羽生選手がスター選手だからだろうか、
どのスポーツ紙も羽生選手を前面に出していたのは
羽生選手を大きく掲載すると売れるからなのだろうか?

買いながら若干の違和感を持ちながら
今さらながら羽生選手のスター性に思いを馳せた。

羽生選手が何位であれ、メダルが取れずとも
彼は大スターなのだな、と。。



それがいいのか良くないのかは分からないが、、
どんな順位であれ羽生選手はスーパースターとして君臨しているのだと。


今回は4回転アクセルへの挑戦を明言してのオリンピックでもあったから
日本、そして世界中の話題となったこともある。

話題を集めたことでは今北京オリンピック大会での
一番だったかもしれない。








そして羽生選手の挑戦した4回転アクセルは
アンダーローテーションでの転倒だったが、ISUにおいて認定された。
それも話題の一つだった。


ただ羽生選手は台乗りを逃した。
そこに悔しさがなかったはずはない。


テレビ朝日の番組にて松岡修造さんにインタビューを受ける際、
言葉に詰まり、涙を流していた映像を見た。

報道ステーションはなぜか録画をしそこねていたが、
HDDの整理をしていて別の番組で見たのだ。


そこには松岡さんを前に、後ろを向いてしまい、「悔しい…」と、
言葉を失い、一瞬涙を拭う羽生選手の姿があった。

胸が詰まった。。







演技直後は冷静な応対をしていたかに見えた羽生選手だが、
長い付き合いの修造さんの顔を見て、感情が溢れたらしい。。


悔しいだろう…それは、と思った。
いつも勝負にかけて来た人だったから。

いつも勝ちを求め、勝ちをもぎ取ることが好きな選手だ。
悔しくないわけがない、と。

見ていて切なくなった。いや…。こちらも思わず泣きそうになった。

修造さんを前にしていたからこそ本音が溢れたのかなと思った。


4回転アクセルばかりが話題の中心だったが、
羽生選手にとってはそれは北京で勝つために装備した武器となるはずだった。
北京でも勝ちに行く。
4Aで勝ちに行く。
それが羽生選手の目標だったのだろう。


松岡修造さんに背中を向けて涙を見せまいとする羽生選手に
4位だったことがどれほど辛いことか…。
それが痛いほど分かった。







ゆづ★マミさん
https://twitter.com/yzkyun_4A_mami/status/1491765995928956932









「努力って報われないなって思いました。
「僕はオリンピックで金メダルを取るために
そして4回転半を決めきるための正しい努力をしてこられたと
思ってます。」




「でも…正直ショートのあの感じで何でだろう?ってすごく思って
一日ずっと苦しんでましたし
だったら4回転半、何とか決めてやる、って思ったけど
しめきったらまた足首やっちまったって思って

今回かなりいろんな処置をしていただいて
なんとかゴーサインを出していただいて
滑ることが出来ましたけど…

でも自分の中では一番いい、一番近いアクセルが跳べたと思っているので
その点に関しては満足しています」



試合直後のグリーンルームなどでは元気に手を振ったり、
愛嬌を振りまいていたが、心は泣いていたのかと思うと…。
悔しかったのだろうな。。
すごく大変な思いをしてあのフリーに臨んだのかと思うと…。


ショートでの痛恨のアクシデント。
そして立て直そうと、
4Aの練習に励んでいた2月10日の公式練習で4Aを跳んだ時、
捻挫してしまった…。


足の具合はこちらが思っていたより悪かったらしく、
強い痛み止めを飲みながら(足の感覚がなかったほどだという)
フリーの演技だったという。

(足の状態は言いたくないというからよほど良くなかったのだと思う…)



それでもあれだけの演技が出来たことを思うと、
羽生選手の試合にかける執念の凄まじさが伝わって来る。

あの演技にはそのような背景があったのか、と…。


「すべてを出し切った」と言えるだけの演技、
それを残してくれた羽生選手に感謝をするほかないのだ…。



4回転アクセルは転倒で回転不足だったものの、
ダウングレードとはならず、認定された。

それをインタビューの途中で知らされた時、
一瞬、言葉に詰まり、そして

「ああ…。なんか、ちょっと報われました。やっと」
と。安堵の表情で…。



「努力って報われないなと思いました」と涙をためて語った羽生選手。

「うまくいかなかったことしかないですけど」
と諦めに似た言葉も口にした。

4回転半が認定されたことで、
それが少しでも羽生選手の心に明るい光をもたらしてくれたらいいなと、
今思う。
報われなかったことなんてない。

「すべてを出し切った」と言って納得しようとしても、
メダルを取れなかったことに悔しい思いがあったのだ。


努力は報われない、
とは奇しくも東京オリンピックの時の内村航平選手も口にした。
それに似た心境なのかもしれない。
が、これが終わりではない。
終わりではないと思う。


4Aへの挑戦は続くのかと聞かれ、

「もうちょっと時間をください。ちょっと考えたいです。
それくらい今回やり切っています」と。


オリンピックでの4Aとプログラムにすべてを出し切り、
やり切ったと答えた羽生選手。


次の挑戦を見て、完璧な4回転半を見たいと思っていたが、
素人が考えるほど挑戦は簡単なものではないのだろう。

超高難度技とプログラムの共存は、
たった一度の試合で披露するだけでも、心身ともに消耗し尽くす、
心と体のすべてを一度の試合に賭けた挑戦だったのだろう。
何度も何度も出来るものではないのだ・・・


見事な挑戦だった。
オリンピックという舞台で。。
勝つだけなら4回転半はいらなかった。
あえて入れて勝つ。
その挑戦をやり切った。

戦国武将の戦法にも似て、勝機をきちんと計算をもしつつ
彼は果敢に攻めた。
信念を持って戦ったその挑戦は忘れられないオリンピック大会となった。





羽生選手にはこれ以上無理をして欲しくないという思いはあるが、
まだ見ていたいという気持ちも正直あって。
複雑な気持ちはある・・。


でも今は体を休めて傷も癒して…そして心もじゅうぶんに休め、
メンテナンスをしっかりとしてリフレッシュしてくれたら、
という思いでいっぱいである。。


龍玄とし オフィシャルブログ
https://ameblo.jp/toshl-official/entry-12726273050.html
羽生結弦 様へのエール 〜オリンピック開幕前夜〜


Toshlの熱い言葉─
(1部抜粋)


人の気持ちには優しく寄り添い、ご自身には残忍なほどに厳しい。
血の滲むような努力や輝かしい功績などは一切口にせず、
黙々と己の道を極め続ける。

僕は茶の湯の世界が好きでほんの少しだけ嗜みますが、
まさに羽生さんのお心映えは、茶道の境地なのではと、
畏怖の念を感じずにはいられません。
羽生結弦さんは、僕の人生の恩人中の恩人、
そんな方と出会えたこと、心から感謝いたしております。


Toshlさん…(´;ω;`)
ずっとぶれずに羽生選手をリスペクトしてくれてる。
自分より遥かに年下の青年なのに…




↓画像

毎日新聞写真部より
https://twitter.com/mainichiphoto



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