伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

ファンタジー・オン・アイス神戸2

2018年06月20日 | ファンタジー・オン・アイス

ファンタジー・オン・アイス神戸2




…FaOIのつづきです


疲れ果てたところで、大トリに羽生選手。


羽生結弦 ユーミン「春よ来い」 ピアノ清塚信也
振り付けはデヴィッド・ウィルソンと紹介(ノッテ・ステラータの振付師)
原曲からはかなりアレンジしてある。


衣装は目が悪いこともあり、真っ白に見えた。
(噂ではピンクで、テレビ録画を見たら桜色の差し色ありだが、
自分の目では終始真っ白だった)


袖がヒラヒラ、ビラビラのすごいボリューム。
いかにも羽生選手らしい。
曲に合わせてだろうけれど、あえてこれを着こなすという、
他の誰にも着られない衣装。
この衣装で中央に佇んでいるだけでも眩しかったです…
何かと超越していたです


「春よ来い」には悪いけど思い入れはまったくないのだ。
昔ウッチャンナンチャンの番組でウッチャンがピアノの練習をしていて、
最後に松任谷由実のコンサートでバックでピアノを弾いた。
それくらいしか思い浮かばない。
ごめんね羽生君。

歌詞にも特別の思いはないし、覚えようとも思わない。
文語的な所と口語が入り混じって不自然だなというくらい。
ごめんね羽生君。

要するに松任谷由実はどうでもいいの。
演技を感じただけで…
しかしピアノは素晴らしかった。









初日・2日目へ行った人たちのツイートで天女とか羽衣とか言われていたが、
確かに納得した。そのとおりでした。
もう何かを超越したところにいらっしゃる感じ。


印象はあっという間。短い。物足りない。もう少し長く滑って欲しい。
もしくは2プロ滑って欲しい(リハビリあけだから無理言ってるよね)
幻のように終わってしまった…。
しっかり見ようと思っていたのに、一瞬の幻でした…
現実感がないままでした…





以下漠然とした印象

直前のプルシェンコが重厚な重戦車のような滑りだったこともあったためか、
まったく違うフワフワな感じで、
いっそう儚げで幻想的な雰囲気になっていたように思えた。

…それどころか、これまでに出ていたどの女子スケーターよりも、
いや女子スケーターの方が逞しく、よっぽど力強い感じ。
不思議な個性だ…今にも消え入りそうで。

やっぱり華奢、めっちゃ華奢。細い、分かってはいたが細い!からかな?

触れたら壊れそうな、ガラス細工のような、
風が吹けば倒れそうな儚い雰囲気。
男子とか女子とかを超えていた。

決して弱々しいわけではない、ちゃんとステップを踏んでいるのだが
ただ力みがないからか、
ジャンプにも力みがないからフワフワした感じ。


スピードは緩急があり、ピアノに合わせて自由自在にコントロール、
ジャンプは3ループ(完璧)と大きなディレイドアクセル(シングルアクセル)のみ。
ハイドロは長く、長く、顔が氷に着くくらいの深さ、
レイバックイナはため息が出るような艶やかさ。
スピンは変形からの相変わらずのすばやいポジション変化。
手の動きは花びらの舞い散るさまを表すように、衣装が効果的にひらひら感を出していて…
エレガント

他の人と同じような感想になってしまうが、
桜の妖精か人ならぬ精霊のようでした
ただの美しさではなく、雨の中の桜吹雪のような凄惨な美。


レクイエムやホプレガ路線なのかな?花になれ、花は咲くの路線か?
儚げ・艶やか・消え入りそう、をスケートのテクニックで演出、表現しているのだろう。
驚くべきことだ。

いたずらっ子のようなオープニングの元気良さとはまったく違う。
いろんな面を持ち、その世界に入り込む、それが羽生結弦
もう好きなように自分の世界を追求していってください。

2日目のテレビ録画を見て、改めて細部を見て、
やっとどんなことをやっていたか、録画で確認する
生で見ていた時は、あっという間の幻だったから
しばらくは浸っていようか…
浸りすぎるのも危険な気がするが…











・フィナーレ

エンディングにも振り付けがあったことなどすべて忘れてる…
テレビの2日目の録画を見ても、あれ?こんなのあったかな、で
情けない

オープニングと同じように、羽生選手がトップの位置で皆を率いる。
カッコ良かった。それだけ覚えている
振り付けはウィルソンとブライアン・オーサー(去年と同じ)
オーサーも来日してたのね
両脇に誰かとお手つなぎして万歳していたような気がしたが、
レポによるとハビとプルだったらしい


・一芸大会

ステージ前にスケーターが勢揃いしてからは、完全に羽生選手が仕切っていた。
よく分からなかったが、男子二人が前に出て同時スピン(片方ジェフだったらしい)

ラトデニ君が長い変形イーグル(別名ガニ股イーグル)、上手いっ

サーシャ君と羽生選手、今回は同時に出て来てしかしフリーダムなサーシャ、
キャノンボール(シットスピンで足を前に出したポジションをこう言うらしい)で
下がっていくと、羽生君も真似して同じポーズで滑る
ステージへ向かってサーシャ君今度はヘランジ、羽生君もヘランジして合わせる
サーシャに振り回されっ放し(笑)


・ジャンプ大会

多分ランビ?リンクを対角線上に突っ切って4T!
(レポによるとやっぱりランビだった)
ランビ、今でも4回転飛べるのか!!びっくり!

次ハビ、同じように対角線上に突っ切って4T!と思ったら3Tつけて
連続ジャンプ4T-3T!ひぃぃぃハビ衰えず

最後に羽生、あっという間に4T~3A!超美麗
見た見た見た!あっさり飛んだ!

あのね、ここで冷静になって言うが、羽生選手、やはり助走が短い。
4Tも他の人より半分くらいの距離で飛ぶ。軸が細い。なのに安定してる。



直後のトークショーで言ったというのは、
サーシャ君のために飛んだとのこと。

トップクラスの技術を見せて、覚えておいてもらおうと思ったのだろう。
24時間テレビでも同じように小学生にそんな感じのことを言っていた。
スケート教室の花になれでも4回転を入れて、高難度プロを子供の前でやっていた。

多分、それを見て子供たちのお手本として記憶に残し、やる気になってもらうためだろう。


直前のリハを見た人のレポでは、4T3Aがなかなか決まらず、
何度も何度も練習していたとのこと。

う~~ん…真面目やな…。
最後のお遊び大会にもあらかじめ沢山練習をしてた。
練習と、地道な努力があるからこそ、
いざ本番であのようにごく当然のような美麗な高難度が飛べるのだ、
…と改めて熱心さに感動する。


オリンピックの時、ここで無理したら、もしかしたら選手生命が断たれるかもしれない、
と言っていたし、
最後のルッツを飛んだ時、また足を痛めたのではないかと思っていた。

ここまで戻して来るとは思わなかった。
凄い選手だと思った。(泣)










・周回

プルとサーシャを促して先頭を行かせ、自分(羽生選手)はスケーターの列を待って、
ハビの前に入って周回。
まんべんなくお手振り
はける直前、プル、サーシャ、羽生で記念撮影。
(隣の人、田中さん?とか言う くわしい)
最後は袖口でプルがかけよってがしっとハグ、
ひとりになって生声で大きく恒例のありがとうございました!のあと、
プルのポーズを真似て(ニジンスキー?)笑わせ退場。



ネックレスもプレスもなく…



細い、白い腕


このあとスポンサーのP&Gの非公開のトークショーがあったという。
お疲れ様。お疲れ様!






梨花ちゃん、舞依ちゃん、織田君と



もうあと僅かかもしれない現役



かわいい…



長かったけど、バックヤードで待っていた選手たちも疲れただろう。
疲労困憊したけど、夢のショーをありがとう
(今回は出待ちもほとんどなかった)



かわいいインタ2つめ


プルシェンコのインスタ
https://www.instagram.com/p/BkK1d1zlpwU/?utm_source=ig_twitter_share&igshid=1x1zmv4luqo5h
Thank you my friend Yuzuru Hanyu -
2 times Olympic Champion for support, attention and attitude to my son Sasha




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