伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

祇園祭のテレビ中継

2007年07月18日 | 祇園祭
祇園祭が終わり、
テレビのVTRで巡行を見ているが、去年の中継はひどかった。

お稚児さんの稚児舞の真っ最中でカメラが切り替わるわ、
辻回しの最中でへんな女アナのレポートが入って台無しになるわ、
くじ改めの所での綾傘鉾の棒振り踊りが、
人が邪魔して全然見えないわ、
…まあ豪雨の中での中継だったから、
カメラ位置も大変だったのだろう。

それに比べれば今年の中継はよほどマシで、
良かった良かった。
稚児舞もたっぷり、辻回しも丁寧に、
くじ改めも最後の後ずさりまでちゃんと写していた。


ただ、去年良かったのはゲストの榎木孝明で、
彼は水彩を嗜んでいるとかで
鉾の絵を描きながら巡行を見ていたのだが、
まず第一声が、巡行が始まる前、
四条通の信号機が折りたたまれるのを見て、
「これって祭りありきの町づくりですよね。こ
んな町、ほかにないですよね」
と感心していた。

そのあとも、
鉾は巡行を終えるとしばらくあのまま飾ってあるのか、
それともすぐに片付けられるのかと聞いたり、
鉾一基で値段がいくらするのかと聞いたり、
なかなかツボをついた質問をしていて、こちらが感心した。
そのせいか、今年も当番して今回は32基の山鉾全部を描いた。

もう一人のゲスト池坊ゆきは意外と大人しくて、
あまり喋らないのが良かった。
いつぞやのゲストはべらべら喋りすぎて
テレビ画面の鉾巡行とまったく噛み合わず、
いらいらさせられたものだ。
それに比べれば、よほど素晴らしい。

こういう中継の時はあまり喋らないのが一番なのだと思った。
でも、まったく喋らないのも良くない。
鉾の後ろを飾る「見送り」は全てを紹介して欲しかった。

私の好きな放下鉾の「見送り」は
皆川泰蔵氏の「バクダッド」なのだが完全スルー…。
悲しかった。
鶏鉾や鯉山の見送りについてもひとことくらい触れてくれ…
とやきもきした。
でもこんな文句は贅沢というものだろう。


あと、平野とかいう女性アナが
場の空気が読めないのが気になったところだ。
いい所で無遠慮にレポートを挟み、
質問の意味も理解出来ない。


私はKBS京都での放送を見ているのだが、
山鉾巡行はこのKBSとBSフジ、
スカイパーフェクTVの京都チャンネルでそれぞれ放送がある。
BSフジは11時まで、KBS京都は12時まで、
京都チャンネルが一番長く、
12時半まで放送する(開始はそれぞれ8時半から)。
京都チャンネルでは、
KBSでは放送されない新町通の巡行のようすが放送されるらしい。

どうしてだ!
KBSはなぜ30分少ないのだ。
30分少ないのに、
その分放送する別の番組はどうでもいいつまらない番組なんだぜ。
そんなの放送するくらいなら、
もう30分写してくれたって良いじゃないか。
という魂の叫びを私は叫びたいのであった。



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