
Elgar
Complete Music for
Wind Quintet,
Volume 1
Athena Ensemble
(CHANDOS)
オーケストラ曲やオペラの愛好者は数多くいても、これが室内楽となると、ぐっと少なくなるようです。
理由についての分析はしませんが、ベートーヴェンの後期の弦楽四重奏曲を持ち上げた過去の音楽評論家に責任なしとは言えないように思います。
重厚長大にして、かつ晦渋、深刻、といったイメージが、そのためできてしまったのね。
ですから、誰の室内楽も、そんなもんだろう、ということで、敬遠されてしまうとわけです。
ところが、室内楽の面白さというのは、そんなところにはないのです。
むしろ、各楽器が丁々発止とやり合う「競奏」や、旋律楽器を他の楽器がふんわりと受けとめたり、下支えをしたりする「協奏」が、はっきりと分るから面白いのね。もちろん、それらはオーケストラでも行なわれていることですが、あれだけ多種多様な楽器が出てきてしまうと、なかなか聴き取るのが難しい。
それが明瞭に分るし、かつ「共奏」のインティメイトな雰囲気も味わえる。それが室内楽ではないでしょうか。
インティメイトな室内楽といえば、何といっても、友人同士が寄り集まって演奏するために作られた、シューベルトの弦楽四重奏曲が一つの典型でしょう。しかし、これに関しては、多くの人が触れていますので、ここではちょっとパスをして、あまり取り扱われることのない、英国の室内楽を御紹介します。
曲は、エルガー作曲、木管五重奏曲のための『アンダンテと変奏曲』です。
これも、シューベルトの大部分の弦楽四重奏曲と同じように、友人同士が、楽器を持ち寄り演奏するために作られた曲。
この曲については、かつて触れたことがありますので、その文章を引きます。
といった曲です。
おそらく音源は、これしか入手できないのではないでしょうか。
アテナ・アンサンブルの演奏、シャンドス・レーベルのCD。
とげとげしい心が、つるつるになるような心地よい曲と演奏です。
ぜひ、御試聴ください。
Complete Music for
Wind Quintet,
Volume 1
Athena Ensemble
(CHANDOS)
オーケストラ曲やオペラの愛好者は数多くいても、これが室内楽となると、ぐっと少なくなるようです。
理由についての分析はしませんが、ベートーヴェンの後期の弦楽四重奏曲を持ち上げた過去の音楽評論家に責任なしとは言えないように思います。
重厚長大にして、かつ晦渋、深刻、といったイメージが、そのためできてしまったのね。
ですから、誰の室内楽も、そんなもんだろう、ということで、敬遠されてしまうとわけです。
ところが、室内楽の面白さというのは、そんなところにはないのです。
むしろ、各楽器が丁々発止とやり合う「競奏」や、旋律楽器を他の楽器がふんわりと受けとめたり、下支えをしたりする「協奏」が、はっきりと分るから面白いのね。もちろん、それらはオーケストラでも行なわれていることですが、あれだけ多種多様な楽器が出てきてしまうと、なかなか聴き取るのが難しい。
それが明瞭に分るし、かつ「共奏」のインティメイトな雰囲気も味わえる。それが室内楽ではないでしょうか。
インティメイトな室内楽といえば、何といっても、友人同士が寄り集まって演奏するために作られた、シューベルトの弦楽四重奏曲が一つの典型でしょう。しかし、これに関しては、多くの人が触れていますので、ここではちょっとパスをして、あまり取り扱われることのない、英国の室内楽を御紹介します。
曲は、エルガー作曲、木管五重奏曲のための『アンダンテと変奏曲』です。
これも、シューベルトの大部分の弦楽四重奏曲と同じように、友人同士が、楽器を持ち寄り演奏するために作られた曲。
この曲については、かつて触れたことがありますので、その文章を引きます。
「フルートが2本、オーボエ、クラリネット,バスーンという、妙な取り合わせ。でも、理由は実に簡単。これらの曲が、エルガーと弟、友人たちで集まって演奏するために作曲されたから。
オーボエはエルガーの弟、ファゴットはエルガー自身、他は友だちが演奏しました。ですから、演奏の難易度も、それぞれの演奏者の技量に合わせている。フルート2本は、玄人の域に達している友人のために若干難しく、クラリネットはまだあまり巧くない友だちのためにシンプルに、という具合。
ちなみに、エルガーのファゴットは独学だそうで、どの程度の腕だったのかは、実際に曲を聴いて判断してみてください。
副題の"Noah's Ark(ノアの箱船)"、"Mrs and Miss Howell(ミセス・ミス・ハウウェル)"、"Mrs Winslow's Soothing Syrup(ミセス・ウィンズローの鎮静剤)"なんていうのも、何だか謎めいているけれど、実は内々ではすぐに分る冗談やら、ちょっとした符丁だったんでしょう。『エニグマ変奏曲』も、そういった内輪の冗談めかした副題ですよね(いかにも英国風のユーモア!)。」
といった曲です。
おそらく音源は、これしか入手できないのではないでしょうか。
アテナ・アンサンブルの演奏、シャンドス・レーベルのCD。
とげとげしい心が、つるつるになるような心地よい曲と演奏です。
ぜひ、御試聴ください。
平成21年2月15日(日) ピアノ愛好家コンクール第2回上位入賞記念演奏会
ノクティー2大ホール 入場料900円
開場:11時00分 開演:11時30分
JR南武線「武蔵溝の口」・東急田園都市線「溝の口」下車すぐ
『ピアノ愛好家コンクール』専門的な方の部門や趣味で習っている方も参加出来て
入賞率60%以上のスタディー部門も登場。幼児の部は、参加者全員に金メダルを授与し上位の方には、賞状あり。
『音楽愛好家試奏会』では、各種楽器での発表の場としてご利用下さい。合奏も出来ます。
関東各地で開催!HPにて随時会場をご紹介中!
教育委員会・財団後援歴多数!
「審査中のご見学は、無料です 今年の予定」
ピアノ愛好家コンクール・音楽愛好家試奏会から名称を変更した企画です。
幼児~PF専門課程まで多彩な部門あり 幼児の部では、全員に舞台上にて金メダルを授与し上位の方には、賞状あり。
審査員は、音楽大学大学院などの教授・准教授などです。
各地の教育委員会・文化財団の後援あり
4/24福生市民会館
7/31平塚市中央公民館 大ホール
9/25杜のホールはしもと
11/20逗子文化ぷらざ さざなみホール
「審査中のご見学は、無料」
幼児~PF専門課程まで多彩な部門。室内楽や連弾や2台ピアノもあります。
きっと 勉強になる部門がありますのでHPご覧下さい
教育委員会・文化財団の後援あり
平成25年2月17日(日)ノクティー2 大ホール
上位入賞記念演奏会