なぜか最近、またバッハに凝っています。
昔々に買いためた音源を、何度となく聞き返しているのですが、一番回数が多いのは、『ロ短調ミサ』ということになりました。
ちなみに、手許には、
◯ピリオド楽器の演奏
ブリュッヘン指揮18世紀オーケストラ
ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
パロット指揮タヴァナー・コンソート&プレイヤーズ
アーノンクール指揮コンツェントゥス・ムジクス・ウィーン
◯近代楽器の演奏
マリナー指揮アカデミー・オヴ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
コルボ指揮ローザンヌ室内オーケストラ
リヒター指揮ミュンヘン・バッハ・オーケストラ
の7種類があります。
この内、ピリオド楽器の演奏に関しては、また別途扱うとして、ここでは近代楽器の演奏で対照的なコルボ盤とリヒター盤の比較をしたいのね。
ただし、考えがまだまとまっていないので、ここではエスキースのみ。
リヒター盤を聴いて、小生がまず感じるのは、その緊迫感。
出だしの「キリエ」からして、何が起こるのか分らない、けれどもきっと飛んでもないことが起るんじゃないか、と思わせる緊張があります。
この緊張あるいは緊迫感は、盤を通して一貫してあるものです。
一方、コルボ盤は、その演奏の(あるいは音の)美しさに惹かれます。
殊に合唱の見事さは、特筆大書すべきでしょう。
また、近代楽器ですので、管楽器の輝かしさも、忘れてはならないでしょう。
以上の2つの演奏を、一言で表すなら、リヒター盤の「宗教性」とコルボ盤の「審美性」ということになりそう。
その依って立つ由縁については、改めて論じたいと思います。
昔々に買いためた音源を、何度となく聞き返しているのですが、一番回数が多いのは、『ロ短調ミサ』ということになりました。
ちなみに、手許には、
◯ピリオド楽器の演奏
ブリュッヘン指揮18世紀オーケストラ
ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
パロット指揮タヴァナー・コンソート&プレイヤーズ
アーノンクール指揮コンツェントゥス・ムジクス・ウィーン
◯近代楽器の演奏
マリナー指揮アカデミー・オヴ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
コルボ指揮ローザンヌ室内オーケストラ
リヒター指揮ミュンヘン・バッハ・オーケストラ
の7種類があります。
この内、ピリオド楽器の演奏に関しては、また別途扱うとして、ここでは近代楽器の演奏で対照的なコルボ盤とリヒター盤の比較をしたいのね。
ただし、考えがまだまとまっていないので、ここではエスキースのみ。
リヒター盤を聴いて、小生がまず感じるのは、その緊迫感。
出だしの「キリエ」からして、何が起こるのか分らない、けれどもきっと飛んでもないことが起るんじゃないか、と思わせる緊張があります。
この緊張あるいは緊迫感は、盤を通して一貫してあるものです。
一方、コルボ盤は、その演奏の(あるいは音の)美しさに惹かれます。
殊に合唱の見事さは、特筆大書すべきでしょう。
また、近代楽器ですので、管楽器の輝かしさも、忘れてはならないでしょう。
以上の2つの演奏を、一言で表すなら、リヒター盤の「宗教性」とコルボ盤の「審美性」ということになりそう。
その依って立つ由縁については、改めて論じたいと思います。