ただの偶然なのですか

私のお気に入りと日々の感想  

オレンジ

2011年06月22日 | お気に入り
SMAPの曲にはたくさんの名曲がありますが、その中でも「オレンジ」という曲はシングルのカップリング(B面)の曲であるにもかかわらず名曲として人気が高く、私の周りにもこの歌が大好きだと言う人がたくさんいます。
でも私は「オレンジ」を聴いても、この曲に描かれている心情というか光景がまったく理解できないんです…。
お互いに好きなのに何で別れちゃったの?って感じで、そのシチュエーションが思い浮かばないというか想像ができなくて、心の琴線にかすりもしないって感じです。
たぶん音楽って、聴く人の人生経験や思い出によって脚色される部分があって、私には人生経験に何か欠落している部分があるんじゃないかと思ってしまうほどです。

でも同じSMAPの曲のなかでも、「夜空ノムコウ」という曲は大好きで、私の中ではバラードでは一番の名曲だと思います。
好きなのに離れてしまった昔の恋人のことを想う歌詞は、たぶんシチュエーションとしては「オレンジ」と同じ感じなのかなと思いますが、この2曲の違いがどこにあるのか自分でもわかりません。
私には「夜空ノムコウ」みたいな実体験があるわけではないですし、忘れられない恋人とか思い出すような人もいません。
でも、この曲を聴くとなぜか草くんへの想いがあふれてきて、恋愛だけには生きられないくらい大人になった自分とか、それなのに思いどおりにならない人生とか、いろいろな切ない感情がこみあげてきて涙をこらえるのが大変なときがあります。


まあ他にもにSMAPの曲の中には好きな曲がたくさんあって、どの曲が一番好きかなんて決められないほどですが、8月17日に発売されるSMAPのアルバムはファンの投票で収録曲が決まるそうです。
ということで、私は「ありがとう」という曲に投票しました。
「ありがとう」は草くんの主演ドラマ「僕の歩く道」の主題歌ですが、私の息子のこととかもあって、この曲を聴くとドラマを見ていたときの気持ちとか、2年前の復帰のときのこととか、いろいろなことが思い出されて、私の中ではリアルな感情と結びついている曲なんです。
日々の生活の中にある小さな幸せのありがたさや大切さを思い出させてくれて、聴いていると大きな愛情に包まれているような気分になって、何があっても大丈夫かもしれない…この世界を信じて生きてみようという気持ちになってきます。





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