今度こそ、新しい時代へ!  井上ちあきblog

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加西市の事業仕分け

2010-11-12 | Weblog
11/20には加西市でも3回目の事業仕分けが行われる。

もともと、市でやることを提唱した張本人としては、

継続して行われることは、良いことなのだが、

今回の事業仕分けは、その取り上げられているのが「助成金、補助金」

であるようだ。

それはそれで、必要なものかどうか議論をすることは必要だと思うのだが、

どうも、助成金・補助金をカットする「理由」を作るための「事業仕分け」

になってしまわないのか?それとも杞憂なのか?

行政の?ありがちな手法とは、「市の意向とはいわないんだが、

審議会や事業仕分けで決まったから・・・・」という「理由づくり」。

今回の議論がアリバイづくりではなく、実態を反映したものであってもらいたい。

本来「事業仕分け」で、最も力点をおくことは、行政の仕事の有り様にある。

何のために、血税を予算として使い、その効果を上げることができているかを

前例主義がまかり通る行政の仕事の有り様を見直すということ。

つまり、所期の目的 を 果たすために具体的な事業を考えて予算を使うが、
   
    所期の目的 = 事業の結果(効果)という発想が不十分なので

    具体的な事業を行っても 、所期の効果を生み出せない。

   さらに、悪いことには、その結果を反省して次に活かすということを
   
   やらないので、無駄遣いの連鎖が起きてしまう。

   (勿論、全部ではないですよ)

こうした、行政内にありがちな、仕事のやり方を見直すきっかけにするのが

「事業仕分け」であるべき。


・・・と考えると・・・加西市の事業仕分けが

税金の無駄遣いを見直す →  事業仕分けをやろう → 予算カットの理由ができた。

これくらいの流れにしかならないとするならば、

本来の目的(税の無駄遣いをなくす) = 目的・事業・効果・効果のフィードバックの流れの見直し

を達成できないままであれば、事業仕分けの効果は不十分なものになってしまわないだろうか?

こうならないことを期待して傍聴に皆で行きましょう。



取り戻せ!加西の未来
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井上ちあき