岸壁の母

都から出ている児童扶養手当の今年度の証書が届いた。
前年度より更に減額・・・。

一生懸命働いて収入が増えれば、その分翌年の手当ては減額され
結局ちっとも生活は楽にならない。
いっそタラタラ適当に仕事して貰える最大限の手当てを入手して
やって行くのが良いのかもしれないが、それでは仕事に対する
モチベーションは全く上がらないし、職場での自分自身への評価も
下がる。

理不尽な事や納得の行かない事ばかりで、それでもその中でどうにか
やって行くしかなくて、正しく真面目にやっていれば神様は見ていて
くれる・・なんて絶対嘘だと思う。
要領の良い狡賢い奴だけが安穏と暮らす。
それでも私はそういう人になりたくないし、そんな存在を否定はしないが
軽蔑する。

職場でのストレスは嵩む一方で、昨日はデスクをひっくり返して帰りたく
なった。（実際は重くてとてもひっくり返らないんだけど。）
急に泣きたくなってきて私の人生ってずっと崖っぷちだなぁ・・なんて
思っていたら、頭の中に2時間ドラマに出てくるような断崖絶壁に佇む
自分の姿が浮かんできて、岸壁の母がBGMとして流れてきた（笑）
（あの歌自体は全然今の私と違う状況ですが。）

爆発しそうになった時によく思い出す、姉の友人の話。

今の私と同じく仕事でストレスの溜まりまくっていた彼女。
ある時思わず「チクショウ！」と呟いたのを上司に聞かれ、「なんだ
その言葉遣いは！もっと上品な言い方をしろ。」と言われこう叫んだ。
「おチクショウ！！」

「おビール」という言い方はどうにも認められない私（笑）
おチクショウ精神で今後もやって行くしかないのだよな。