写真日記

隕石がカザフスタンの近くに落ちてきたという
ニュース映像を
The Voice of Russiaで観て
かなりビックリしました

なぜなら
最近毎日
東京で空ばかり観ているので
あの雲は衝撃的でした

TVをつけたら
夕方のニュースでもやっているので
僕の愛読している
The Voice of Russiaが
一気にメジャーになるかな
もうすでになってるか
でもそしたらまた
ダメになるなら困るけど

それにしても
すごい衝撃的でした

先々週撮影した
Microsoft Japanの
msnのライフスタイルのページに
写真が掲載されていました
一応、宣伝ということで

MSNライフスタイル

今日は朝から代官山で撮影でした

お昼すぎに撮影が終わって
久しぶりに時間ができたので
新宿まで散歩しました

途中
渋谷原宿千駄ヶ谷で
幾人かの友人と
バッタリ久しぶりに出会いました

それから夜に恵比寿で
毎年伺っている
カメラマンさんたちの
写真展を観に行って
写真の話を聴いてきました

更に水道橋に移動して
新しい仕事の打ち合わせをして
また歩いて帰りました

なんだか
足腰を鍛えると
どこまででも歩けるようです笑

今日は表参道で撮影でした

インターネット用の撮影で
とても素敵なモデルさんでした

外は
北風が強く吹いていました

そういえば
数日前に夜
20km走ろうとした時
左足ふくらはぎを痛めたので
ここ数日走れていません
というか走るどころか歩くのも痛かったくらいで
結論を言えば
健康じゃないと走ることも写真を撮ることも
旅することも仕事することもできないっということ
そんなの当たり前だけど
当たり前をすっかり忘れるくらいの日々なのでした

それにしても
三島由紀夫の古いインタビューを
iphoneに入れてヘッドフォンで聴きながら
半蔵門線に乗っている人って
僕の他に今
いるんだろうか
考えたらちょっと怖いけど
まあいいか

もうすこし頭が賢かったらいいのになと
バカみたいに思いました

今日は原宿で撮影でした

ビルディングの屋上で
モデルさんを撮影しました
気温が低くて
雪でも降りそうな空模様でした

まだまだ冬は続きそうです

昨晩聴いていた三島由紀夫のインタビューのことを
考えながらキャットストリートを歩いていました

今日は丸の内で撮影でした

ビルの隙間の青白い光の中
冷たい風が仲通りを吹き抜けていきました

モデルの皆さんも
寒い中頑張ってくれました
僕も途中で耳が痛くなってきて
右耳の感覚がなくなってきましたが
かなりいい写真が撮れたと思います
たぶん雑誌ページの巻頭にくるかな

それにしても
東京駅周辺は観光客が増えてしまって
雰囲気悪くなっちゃったので
またいい場所を探さないと
東京はほんとに日々開発されて
居場所がなくなるので困ります

今日は早朝から
原宿で撮影でした

一日中、望遠レンズで
動きの速い被写体の瞬間を
切り撮っていました

昼休みに外を散歩したら
ほんとに気持ちのいい空でした
アスファルトに寝転がって
遠くを眺めていました

夕方に撮影が終わって
今日はさらにもう一つ
夜に別の撮影があるので
照明機材をとりに帰ってきて
また原宿へ

それにしても
僕には禅は向いていないようだ
今日一日中考えていたけど
ただの欲の塊なのだ

解決しない問題も
他の欲で補おうとするくらい
笑えてきたので
早足で道を歩く

昼間
原宿の歩道橋の上で
物乞いをしているスーツの人を見た
半蔵門線の車両の中で
車掌のように術祖を唱える女の人を見た

殴り合い戦い合う人たちも見た
彼らを見ながらわかったことは
ヒントはファーストコンタクトに
そしてそこにすべてがあるような気がした

ここにいると
次第に使い果たされていく自分に
抜け殻のようになって
やがで
ここではないどこかに
逃げ出したくなるという
制御不能になりそうで
それでも感情を殺していきていく
昔誰かも言っていたけど
そんなことをしていたら
人はゆがんでいくのだ
繰り返し繰り返し
それにしても
癒しすらないなら
こんな繰り返しの日々に耐えられるだろうか
僕にはとても難しいのだ
フレーフレーと誰が応援してくれるのだろうか
矛盾した自分を笑い飛ばせるだろうか
そしてやがて消えてなくなる
石鹸のように
そして泡は下水道に流されていく
どうでもいいとはちがうが
どうにでもなれということだろうか
ゴールを目指して突き進んでいたら
その先になにもなかったら
もう僕はどこに進むのだろうか
また進むのだろうか
まあいいか
目標ゴールテーマなにもないんだ自分
だから毎日がなにもないんだ
それこそ
カント的な人は僕だろうか？
ならば破らねばならない
しかし
それはこの社会にいたら破られないのだ
僕はそれを知っている
縛られているのを知っていて
その縄を解くこともできないとも知っていて
それなのに逃げ出したいと必死にもがき苦しみ続けるんだろうか
いっそのこと
世界が終ればいいんだ
言葉にはさようなら
写真にもさようなら
自分にもさようなら
すべては幻想にありました
写真、写心、写身、捨身
この世界に僕が生まれる瞬間
そして誰にも届かずに
無辺空間を漂い続けている
まあべつに僕のことなど誰も知らないし見てないから
マル
事実は無名の中にあるとすれば
そして
他人は決して
自分とは違う
ということを知る
そして
期待は裏切られる
動けば疲れる
考えれば疲れる
決まってもまた変わる
命をかけてもやりたいことがあるだろうか
そんなのわかんないの
そろそろ自分が空っぽになるのだと
知りながらもまだ走り続けるの
禅問答
ほんねとたてまえ
うそとほんと
集団の中にいる自分
部屋の隅っこに隠れている自分
意味のない誰かの質問に
マジメに答える自分を
まだ誰かが笑っているだろうか
煮詰まっちゃった味噌汁みたいな日

今日は朝から
表参道、青山、原宿で撮影でした

夕方一旦仮眠をとって
さらに夜に渋谷で撮影

そろそろ
自分を使い果して
抜け殻のような感じなんだろうなと
土曜日の渋谷の雑踏を
歩きながら思いました

写真？写心？
いや捨身

今日は西新宿で撮影でした

朝から夜まで
たくさんの人を撮影しましたが
なんとも懐かしい人や
新しい楽しい出会いがありました

だいたいいつでも写真が導いてくれます
そして時は流れていきます

私はいったいどこに行くのかな

ただ昨日走って痛めた
左足ふくらはぎの痛みだけが
僕の存在をここに気がつかせてくれるだけ

モノクロームの写真の中に
消えていく私