写真日記

排気ガスでくすんだ蒼い紫陽花
だけど綺麗だ
涙の水を浴げようと思っていたら
急に雨が降ってきた
梅雨になったのだ

白い馬に乗って
風になって走りたいのだ

昨日の撮影の
ラストカットを眺めながら
今日の撮影場所で
なんとなくボーっとしていた
とにかく手が痛いので
いらいらしてしまう
腕が捥げたら写真も撮れないので
なんとか治したいのだ
ヨガバームを神頼みのように
指に摺り込んでいるけど

自分にとっても
大切な場所がまた
なくなるというので
最後の写真を撮影しにいった
なんとなくここにくると
自分の心が休まり癒されるのだけど

雲よ
僕はもし
君に出会ってなければ
どこの空を
彷徨っていたのだろう？

雲南の石窟から
戻ってきたとき
永遠の別れを思っただろうか？

今日は
原宿の交差点から
誰も眺めていない空を眺めている

なにを思うというのだろう？

先週末、
久しぶりに新宿の小肥羊で
火鍋を食べて
帰りがけにカラオケに行った

ジンバック一杯飲んで
ブルーハーツの青空を歌ったら
なんとなく気持ちがよかった

というのを
さっきTVを聴きながら思い出した

奇兵隊と騎兵隊は
違うのね

なんとなく
今年こそハワイに行ってみようと
よくわからないけど思っている

最近新しく買った50mmf1.2を
5Dmark2につけて歩いていたら
なんとなく気分が高まったけど
ひたすら重たい鉄の塊って感じ

ピントは甘い位で丁度いい

というか
修理に出していたカメラが
治って帰ってきたと思ったら
また違う場所が壊れていて
変な気持ちになった

さすがに朝一の撮影から
カメラがオカシイと
ちょっと一日中変な気持ちで
撮影終わってからも
深夜眠らずに机に向かって仕事をしてしまっている

AM2:22

とにかくいろいろ
壊れる季節みたいだ

久しぶりに
土のグラウンドで
サッカーボールを蹴った

やはり
ものすごく大切なことで
ストレスが一気になくなる

さすがに
小学生のころから
同じ様なことを繰り返しているっていうのに
やはり
これはとても重要なことなのだ

というか
小学生から基本的に
あまり変わってないということを
確認することができました

LOUIS VUITTONの広告
さすがに足を止めてしまう
ペレ、ジダン、マラドーナが
マドリードのあるカフェで
サッカーゲームの前で語るというテーマ

いやはや、なかなか贅沢な写真

LOUIS VUITTONって
モノ買ったことないけど
広告の写真はなかなか素敵で面白い
嫌いじゃないけど
モノグラムの財布とかバッグとかは
イヤーな感じがしていらないな
トランクケースはいいかもしれない
確か、昔の写真で見たような気がするのだけど
車の後ろにトランクケースを結びつけて
使っていたみたいなのだ
あれはカッコいい使い方

でもトランクケースといえば
寅さんですね

こんな広告どうだろう
寅さんがLOUIS VUITTONのトランクケースを持って
汽車に乗って
五島列島あたりまで行商していって
どこかの縁日かなんかで
モノグラムのトランクケースを無造作に床に置いて
ガマの油かなんかを口上しながら売りさばいてくの

すげー粋でカッコいいかもね

あっでも間違っても
さくらが出てきて三越あたりで
モノグラムのハンドバックを買うようなシーンは
興ざめでいらないなー

さぼうる２の
ナポリタン

世界中から
石を売りに来る人たちが
集まったイベントが
新宿のビルディングの中で
密かに行われているというので
見に行ってきました

ものすごく混み合った会場に
ものすごいたくさんの種類の石があって
不思議な空間だったけど
とてもいい石との出会いもありました

オパールが綺麗に輝いていました
あとアンモナイトが渦を巻いて
虫が入っている瑪瑙、
紫外線で光る蛍石、
トランスしそうなビスマス、
宇宙を感じるようなラピスラゼリ

ちょっと高くて買えなかったけど

やりたいことがありすぎて
時間が足りなくて困る
自分が３人くらいいると
とても助かるのだけど
そういうわけにもいかず
寝る時間を削っても
１日が２４時間しかないので
まったくもって足りない
どうすりゃいいんだろうって
悩んでいるだけでも時が流れていく
やりたいことに加えて
やらなくちゃいけないことも
たくさんあったりなんかして
もうどうにでもしてって感じにもなるけど
どんどん過ぎ去っていく

本当にやらなくちゃいけないことは
自分を集約していって
一つの箱の中に入れることなのだと
わかっている
わかっているのだけど
実際はどんどん膨れ上がり
余計なものを身につけ
散らかったままの状態で収集がつかないくらい
もしこのまま
不慮の事故でも起こって
死ぬことになってしまっても
死んでも死にきれないので
生霊となってこの世を徘徊しそうな気がして
それもそれで怖い
だから僕らは生きているうちに
ひとつの箱に入らなくてはならないのだ

どこから僕はその膨張を抑えられなくなってしまったのか
たぶん花よさようならからなのだ
と、
さっき天井を見上げながら思沈していた
だから僕はそれをひとつの箱に入れておかなければならない
それにふと気がついてしまった
いや、７年くらい
忘れたフリをしていただけかもしれないけど

実世界では日々が
明日に向かって流れていくのだけど
己世界では日々が
過去に向かって戻っていくようだ

そうだとすると
とても恐ろしくて
外なんか歩けたもんじゃないけど

それでも明日になる

どうだろう？