6位

　「自由課題」　　　6位

　「朱の椅子」　　　　伊藤　勇二（笠間）



偕楽園、何かイベントの匂いがします。
芝生や萩など、画面の大半を占める「緑」の中に、「真っ赤」な布で覆ったベンチが二つあって異彩を放っています。
この２色は補色関係にありますが、特に赤と緑はお互いを引き立てるのが上手く、「課題・厳しい残暑」の山口さんの作品同様、素敵な結果を招きます。

7位

　「自由課題」　　　7位

　「暑さにも負けず」　　　　小松崎　登（笠間）



酔芙蓉（すいふよう）という花と聞きました。
午前中は元気が良いのですが、午後から夕方にかけてだんだんと酔っ払って行って、夜にはグタグタになってしまうそうです。
この写真は午前中の可憐で爽やかな時でしょう。
アップの重なり合った若いピンクのトーンが青空をバックにとても綺麗に表現されました。

8位

　「自由課題」　　8位

　「祈！コロナ退散」　　　鈴木　明光（那珂）



何処かの「阿吽像」のアップでしょうか？　
思い切った切り取り（撮影時のトリミング）が素晴らしく、眼光の鋭さに迫力を与えています。
肌の色彩、キッと結んだ口元も印象的で、これならばコロナもスゴスゴと退散することでしょう。

9位

　「自由課題」　　　　9位

「五色沼にて」　　　　高和　純子（常陸太田）


裏磐梯・五色沼の秋はもう始まっていた様です。
毘沙門沼の様ですがエメラルドグリーンの水面とススキの枯れた色との対比が綺麗です。
高原の湖面を渡る、ちょっと冷たい風が画面から感じられます。

「自由課題」ベスト10

　今日から、「自由課題」の ベスト10 を順に発表して行きます。
課題とは一味違った、晩夏及び初秋の雰囲気が感じられるところをご覧下さい。

　自由課題　　　　10位

　「記念写真」　　　太田　典男（笠間）



「月待ちの滝」で自撮りの記念写真撮影風景の様ですが、この二人に左側から柔らかい、優しい光が当たっています。
落ちる滝の水と対比するこの光でお母さんの子を思う優しい心が感じられます。
光の質で、硬い、柔らかい、冷たい、温かい、等々その場の雰囲気は変わるものです。