稲田写真塾*ギャラリー*

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金賞

2020年10月21日 16時59分00秒 | ノンジャンル
「厳しい残暑」  金賞

 「ひと時の涼」  植木 繁行(常陸太田)



裏磐梯・秋元湖の朝です。
薄い雲に覆われた朝の太陽が霧に包まれた周りの山々を照らし、暖色系の美しい画面を作りました。朝陽が湖面に反射して眩しく、逆光の島々はシルエットになって画面を引き締めています。
レンズの選択、フレーミング、露出、全て文句なしの作品です。

銀賞

2020年10月20日 16時49分00秒 | ノンジャンル
 「厳しい残暑」    銀賞  

 「ご苦労様でした」  盛田 守(城里)



光の所為(せい)か、ポーズの所為か、それともこの場の空気の所為か、案山子と分かっていても、どこか生身の人間のような匂いを感じます。
黄金色に光る逆光の稲田に立つ案山子のこの写真は「ご苦労様でした」だけでは片付けられない不思議な雰囲気を持った作品になりました。

銅賞

2020年10月19日 19時29分00秒 | ノンジャンル
 「厳しい残暑」   銅賞  

 「けだるい海」  野上 弘子(水戸)



晴とも曇とも、どちらともつかない天候のなかで背景のサーファー達は波乗りを楽しんでいるようですが、やや首を傾けてチェアに座る女性はどこか気怠るそうに見えます。
カラフルなパラソルの下、彼女がどんな表情で海を眺めているのか、想像を逞ましくさせてくれる作品です。

4位

2020年10月18日 15時47分00秒 | ノンジャンル
 「厳しい残暑」   4位

 「我一人憶う」    山口 克治(笠間)



この季節、色といい、形といい、文句なしの組み合わせになりました。
補色関係にある赤と緑は、決まればこんなに強烈に印象付ける組み合わせになります。
カエルさんと曼珠沙華のピントも気持ちの良いほどピタリで、一人憶う姿が素敵です。

5位

2020年10月17日 20時55分00秒 | ノンジャンル
 「厳しい残暑」    5位

 「夏から秋へ」   加倉井 克巳(水戸)



花だけを見れば夏の様な華やかさですが、空には見事な鱗雲が湧いて文句なしに秋の雰囲気が感じられます。
白、青、赤、緑、がキレの良いコントラストで表現されて、画面の隅々まで初秋の澄み切った空気が満ち満ちていますね。