6位

　「自由課題」　　　　　6位

　「仰ぎ見る」　　　　　柴田　直美（石岡）



ほぼ真上の方向に魚眼レンズを向ける、柴田さん得意のフレーミングで紅梅と白梅との画面を構成しました。
太陽もいいところに入って、空にも変化がつきました。
梅の花一輪一輪は小さくなっていますが、この作品も課題部門の入賞作品同様ワイドレンズの特徴を良く生かしていますから、大きくプリントすると持ち前の良さを発揮する事でしょう。

7位

　「自由課題」　　　　7位

　「闇にひっそりと」　　　　小松崎　登（笠間）



暗くなってからフラッシュで撮ったこと（主役達以外は闇で余計なものが見えない）、たくさん咲いている花の美人達の部分を主役にしたこと、縦位置で高さがうまく表現出来たこと、そして何よりもタイトルでこの場の雰囲気をうま～く伝えたこと・・・結果は、素敵な作品になりました。　　

8位

　「自由課題」　　　8位

　「三人三様」　　　　　菅井　浩（笠間）



見た瞬間に、鳥取の写真家・植田正治の作品を思い出しました。
スナップではなく、人物を思い通りに配して演出してなんとなくシュールな人物群像を得意とした写真家でした。
ここでは、この３人の関係が不思議で面白い雰囲気を作っています。

9位

　「自由課題」　　　　9位

　「瀑音が聞こえる」　　　　　　高和　純子（常陸太田）



素敵な構図でピタリと決めた「袋田の滝とカップル」の図、というところでしょうか。
カップルの顔は見えませんが、二人のポーズから楽しそうな会話のやりとりが感じられます。
トンネル構図風になっていますが、滝の大きさと二人の位置関係、左右の壁と外灯のバランス、が良く気持ちのいい構図（フレーミング）に仕上がりました。

自由課題 べスト10

　今日から、自由課題のベスト10を順に発表して行きます。
写真展が中止に追い込まれてしまい、現在はなんとなく気が抜けてしまった様な気分の私ですが、気を取り直し頑張って解説をして行きますのでメンバー諸兄も・・・小松崎さんがいいことを書いてくれましたね～・・・コメントをよろしくお願いします。
「ベスト10」に入った自分の作品にコメントしてもらった時は気分が良いでしょう？・・・そしたら、他に人にもコメントしてあげて下さいな。

「自由課題」　　　　10位

　「春の香り」　　　　　飛田　清（大洗）



美人の主役を見つけて、素敵に見せてくれましたがこれは、花を撮影する時の大切な心掛けです。
さらに脇役達と背景とを主役がより良く見える様にセッティングできた事（カメラポジション、絞りの設定、背景への配慮）が Good でした。